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ホンダ プレリュードの復活を願って

はじめに

免許を取得して以来、ホンダ車に乗り続けています。

初めてのクルマは中古で購入した初代プレリュード XRでした。その後、中古の2代目アコードハッチバックを経て、初めて新車で購入したのは3代目プレリュード 2.0 Si-TCVで11年間乗り続けました。

ちょうど、プレリュードを手放した頃、最後となる5代目プレリュードが生産終了となり、残念ながら 5代続いた歴史に幕を閉じたのでした。

プレリュードは様々な日本初・世界初となる装備や技術を搭載してきたことでも知られています。もし今、プレリュードが復活したならば、きっと私の購入意欲を刺激し、購入するに違いないと思います。

そこで今日は、プレリュードが復活するならば、こんなことをやって欲しいという妄想をまとめてみたいと思います。

日本発・世界初

大ヒットした 2代目・3代目からデートカーとしてのイメージも高いプレリュードですが、走る・曲がる・止まるの基本性能も優れ、日本初・世界初の技術や装備も忘れることができません。

まず、初代は日本初電動ガラスサンルーフの標準装備です。クルマのサイズに比べて大きなガラスで非常に開放感がありました。

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2代目は今では当たり前となった日本発4輪アンチロックブレーキです。当時、ホンダは ABSではなく 4W-A.L.B.と称してました。

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3代目と言えば、世界初機械式4WSですね。ステアリングを少し切った時は後輪が前輪と同じ方向に少しだけ切れることで車線変更をスムーズにし、大きく切れば後輪は逆に切れることで小回りがききました。個人的な経験としては、切れすぎるがゆえにバックの駐車で真っ直ぐ停めるのが慣れが必要だった思い出があります。

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復活プレリュードに望むこと

歴代プレリュードからわかることは、特に曲がる・止まるにはこだわっていように思います。そして、デザインと快適装備でしょうか。そして何より日本初・世界初など独自あるいは当たり前になる技術に挑戦が期待されます。

EV・電気自動車 + 発電エンジン
走りの基本である動力の EV化は重要でしょう。もともと、ホンダのエンジンはモーターのように回ると言われてきましたので、EV化はポジティブと考えられます。ただ、少し当たり前すぎるので、発電用の小型エンジンを搭載するのはどうでしょう。充電の不安が解消されます。ホンダはPHEVでモーター主、エンジン従のシステムを提供していますが、こちらは動力とは関係なしの発電専用エンジンにしてシンプルに。

伝統のサンルーフ + 太陽光発電
昨今、重量の関係からか採用があまりされないサンルーフですが、これは伝統として期待します。プラスアルファとしては、シースルーガラスタイプの太陽光発電はどうでしょう。EVになった時は、電装品のバッテリーを動かすためのサポートになるかもしれません。
それ以外にも、例えば B777で有名な液晶式サンシェードもいいですね。

4WS + VGS
S2000搭載の VGSを組み合わせて、前輪VGS+後輪4WSとします。前輪は車速に合わせて操舵角を変え、後輪も同様に。よりクイックな操舵を実現できるかも。ステアリングの形状も S2000のものを進めて、円形でないものもいいですね。
あと、雪道などの滑りやすい路面でリアが流れた時にカウンターをあてますが、そのカウンターの角度も速度や路面状況を見て、適切な角度にリアルタイムに調整してくれるといいですね。

ブレーキシステム
最近は多くの新型車に自動ブレーキが装備されていますが、それ以外に少し考えてみたいと思います。
まず、自動ブレーキ等で停止するとき、前方車両への追突が不可避な場合や後続車が停止できないことも考えられます。そんな時、前方のクルマに対しては自動警告クラクション、後続車に対してはリアブレーキランプを高速点滅するなどして警告することが考えられます。同様に停車時に前方のクルマが不用意にバックしてきたときも自動クラクションで警告可能です。

EVブレーキシステム
EVのモーター逆回転によるブレーキって、もう実現されているのでしょうか? EVになる場合は、飛行機の逆噴射のように逆回転を有効活用できたらいいですね。

ワイパーシステム
2代目で採用されたのは、珍しい1本ワイパーシステムでした。ワイパーもあまり進化していないものなので、何かあるといいですね。
例えば、1) ワイパーの拭き取りが平行に稼働することで吹き残しエリアをなくす、2) 強力なエアーで水滴を飛ばすエアーワイパー、3) 蓮の葉っぱ並みに水滴を流してしまう超撥水ガラスなどなど。

空蝉の術
これは先日運転していて欲しいなと思ったものです。見通しの悪い交差点にゆっくりと侵入するとき、横からクルマが来るかわからないので、ゆっくりと侵入して左右を確認しますよね。確認のタイミングとクルマが来るのがばっちり合ってしまうと、お互いびっくりします。夜間であればヘッドライトで相手の存在がわかるのですが、日中では使えません。
そこで、自車の先方に例えばホログラムなどでクルマの虚像を投影できれば、相手に気付いてもらえます。いわゆる自分を見せる技術です。空蝉のように自車を投影すれば面白いですが、日中でもわかるレーザー光線のような色のついたもので地面を照らすなどが考えられます。

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おわりに

書いてみると、あまり面白いものが思いつきませんでしたが、ほかにも考えられるポイントがまだまだあります。

例えば、基本デザインは車体は大きすぎず、2ドアクーペでボンネットは低く。最近、すっかり影が薄くなったリトラクタブル ヘッドライトですが、何とか空力とカッコよさを両立できるデザインがあったらいいですね。

ホンダはカーナビも世界初ですし、このあたりも何かイノベーションがあるとうれしいですね。フロントガラスを最大限使った大型オーバーヘッドディスプレイによるナビゲーション指示、スピード制限標識の認識によるスピード制限変更のお知らせ、止まれ標識などの注意喚起など。

クルーズコントロールも長年やってきましたので、自動運転サポートの進化もぜひ欲しいところです。

いずれにせよ、プレリュードが復活したら、何とかして買いたいと思いますので、ぜひぜひ、よろしくお願いします。

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