【通常体験】 お茶染めトートバッグの抜染
匠宿では、染め工房の工房長である鷲巣恭一郎氏が開発したお茶染めを
体験メニューとしてご用意しています!
今回はお茶染めのトートバッグができる工程や体験内容を紹介していきます♪
お茶染めとは?
お茶染めは、製造工程で廃棄されてしまう茶葉を染料として使用し、
静岡の伝統工芸である駿河和染の型染という技術を応用した草木染めの一種です。
また、染料として使用した茶葉は堆肥に加工して畑に戻します。
廃棄されてしまうものに、新たに価値をつける循環型の染物となっています!
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トートバッグが染まるまで
まずお茶を煮出して作った染液の中に染めたい生地を入れていきます。
加熱し一晩つけておくことで、お茶に含まれるタンニンが生地に定着します。
次に染液の中に鉄分を入れていきます。
鉄分を入れることで、染料が繊維に定着します。この工程を鉄媒染といます。
お茶染めのチャコールグレーはこの鉄分によって出てきています。
この工程が終わったら、余分な染料を洗い流し乾くまで干してから
もう一度同じ工程を繰り返していきます。
完成するまでに1週間ほど時間をかけて仕上げています!
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体験内容
皆さんに体験していただく内容は「抜染」です。
お茶染めされたトートバッグに、チタンの糊を置いていきます。
型紙を好きな位置において、糊をヘラで伸ばしていきます!
また、型紙以外にも筆を使って自由に描いたり、
オリジナルで型紙を切るところからできる体験もご用意しています!
気になる方はぜひスタッフまでお声掛けください✨
糊が置けたら体験は終了です!
この後スタッフが行う仕上げ作業を紹介していきます♪
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完成まで
糊を完全に乾かしたら、生地を蒸していきます。
蒸すことで、お茶に含まれるタンニン・媒染でいれた鉄分・糊のチタンが反応して
糊を置いた部分だけが金茶色に変わります。
蒸し終わったら、糊を洗い流して乾かして完成です✨
1週間から10日ほどでお客様にお渡しになります!
いかがでしたか?
お茶染めは匠宿でしかできない体験となっています!
ぜひこの機会に”世界に1つだけのお茶染めトートバッグ”を作ってみませんか?
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また団体様向けにもお茶染めトートバッグ筆描き抜染の体験をご用意しています。お問い合わせは下記のリンクまたはお電話よりお願い致します。
※団体様は筆描き抜染のみとなりますので、あらかじめご了承ください。
その他の体験予約は匠宿公式LINEから!
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