七夕賞 馬体診断予想~日本人の英語教育と同じで「99%の人間が馬体の見極めができるようにならない理由」その答えはこれだ!
七夕賞 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇本年予想的中 <34R16的中>
中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着
マメドS|◎エーデルブルーメ1人気2着
宝塚記念|★ソールオリエンス7人気2着
■「七夕賞」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去13年7的中>
2023|不的中
2022|※
2021|不的中
2020|不的中
2019|◎ミッキースワロー3人気1着★ロードヴァンドール12人気3着
2018|不的中
2017|★ソールインパクト7人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|★ニューダイナスティ10人気2着
2013|◎マイネルラクリマ1人気1着
2012|★ミキノバンジョー7人気3着
2011|◎アニメイトバイオ4人気3着
2010|◎サンライズベガ1人気3着
※…配信なし
▼舞台適性
【クラス】G3
【コース】福島
【距 離】2000m 芝・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)
▼馬体レーティング
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※省略
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#今走の馬体写真なし
▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★1頭
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▼馬体診断
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キングズパレス
初見。その前立ち後寝の可動骨格バランスに、受け側起点の駆動の肩や飛節関節からも「後斜な五角形に近いヘキサバランス」は、まさに父キングカメハメハ産駒らしい特徴だ。
以上、典型的【加速A型】シフトのマイル中距離仕様な差しベター。SP値の裏付けもあるリア構造で今走適性高め。
ただ、根幹のハイタフで持続心肺や長め距離適性を求められると強みは薄い。
ノッキングポイント
前後の可動域は広め、振り子足回りは末端にかけ長く、それでいて角度や尺比も過ぎた造りにない。少し首差しや肋骨などフロント容量が大きめではあるが、ヘキサやトータルのバランスともに上々。持続ベースだが万能さがある。
と、木村厩舎か。そうそう「イクイノックスとジオグリフの中間的な馬体」と評したい記憶にあるが、まさにそんな感じ。
もう少し言えば、バイクに例えて「ジオグリフをホイールインチアップとセパハンをノーマルに」という構造。また、「イクイノックス比なら各骨格間をキツめショート化しアウトラインを柔かみより直線重視に。かつ、首差しから上体肋骨の中駆までの骨量や体脂肪率をアップ」という感じかな。
以上、ジオグリフほど心肺や振動に頼り過ぎず燃費性能も良いが単調さはある。また、イクイノックスほどの持続惰性やSP軽量で傑出した造りになく…という適性性能が読み取れる。
まぁ「馬体が歴史的名馬」と評したイクイノックスと比較すると色々物足りなさがあるのは仕方ないが、構造的に六起点ヘキサバランスはイクイノックスと近いのは確かで、馬体的には一皮ける下地はある。
とにかく、今走総合的に最上位評価でき、ライバルの馬体からも人気次第では本線が打てるな。
フェーングロッテン
構造的なクセがあり、基本根幹より非根幹距離、急坂より平坦フラットベターという、いかにも中距離馬【L型】という馬体。
以上、仕上がりは上々。先行ベター。
そういや、構造プラス皮膚質や各質量比など雰囲気的にも、よく言う「リファール系の馬体かな!?」とぱっと見た時点で感じる。母父キングヘイローとありこれだろう。
ボーンディスウェイ
この馬も一目でわかる構造的なクセの強さがある。先のフェーングロッテン同様前後長めのヘキサバランスに加え、本馬はジョイント関節の傾斜が可動で広く足回りはキツめ、細かく言えば、フェーンより頚椎前より上腕骨比が長くリアもローダウンなど…クセの強さは先のフェーングロッテン以上だな。
以上、確か3歳<弥生賞>で人気薄で本線指名した記憶にあるが、あくまでその持続惰性の強み癖の強さと人気とのギャップ故であり、基本は急坂より平坦ベター。また、構造的に燃費消費も激しめで根幹より非根幹がベスト。あと、脚質も完全に先行ベストな構造と、ここも人気薄のハマりならという感。
リフレーミング
初見。そうだな、この馬も先のフェーングロッテン同様に、一目見て「リファール!?」と頭に浮かぶ馬体。実際、血統が父キングヘイローでビンゴ!。母父バトルプランはよく知らないが、父系らしい血を感じる。
あと、この「リファール系の馬体」についてもう少し話しておくと、先のフェーングロッテンは、リファール系でも構造的に癖の強い「ダンシングブレーヴ~ホワイトマズル系」という感じだが、本馬はそれとは違い「アルザオやコマンダーインチーフ系」という感で、リファール系でもバランス型だ。
と、ここまで書いて「そんなことが馬体でわかるのか?」と思うかもしれない。無論、世のスタンダードな馬体の見方ではわかるはずもない。例えば、この写真掲載の馬体フォーカスや他大手メディアの馬体診断、巷のパドック診断等で主流の「筋肉やラインフォルムなどで馬体を見ている」うちは不可能だ。
ただ、当診断はそれらと真逆対局にある「骨格そのものや構造」で馬体を見極めている。また、馬体=競馬という限られた世界での常識や知識ではなく、世の動物や二輪バイクなど生き物や乗り物の走る力学をベースとしており、それを馬体に落とし込んで体系化している。偉そうに言うわけではないが、馬体を見て「その程度がわからないでどうする」というレベルの話。
よく馬体と二輪バイクを例えて話すことが多いが、それは世の馬体好きとバイク好きの物理的な目利きのレベルがプロアマ通じて余りにも違い過ぎるからだ。残念ながら、世の馬体派の馬体見極めレベルは、バイクの世界言えば、見極めもなにも「あなたそもそもバイク免許あるの?」と疑われるレベル。それほどまでの違いがある。
これ本当に大げさな話ではない。
例えば、バイク好きなら、バイクを見れば「同じレーサー系でもメーカーや車種、年式の違い、またカスタムしたパーツ部位の状況」まで瞬時に見抜く。
一方で、馬体好きは、馬体を見て「同じ○○産駒らしいシルエットとか筋肉量だな」とか「パワフルさは似ている」「飛節が似ている」こんなレベルが限界。
と、「なぜ同じ人間なのに、分野が違うとこれほどまでに物理的な見極めの差が生まれるのか?」…これを話し出すと長くなるが、結論だけ言うなら、バイクより競馬馬体の分野のほうが「初心者が受ける刷り込み、メディア洗脳などが圧倒的に強い」からだ。そして、その「最初の刷り込み教育が根本的に間違っている」のも要因。まさに「競馬の世界における馬体の知識とは、日本人の英語教育のそれと同じ」と言えばイメージし易いかな。
以上、まとめどころがなく話が長過ぎ逸れた。
とにかく、「リファール系の馬体」でもヘキサ起点が好バランスなモデルであり、根幹向きや万能さがある。なかなかいい馬で成績を見たが、まだまだ馬体実績な感。ここでダメでも重賞勝ち負けできる素材レベルにある。
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