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有馬記念 馬体診断予想~今年の本命◎も昨年本命◎ドウデュースと同じ距離適性や強みがある

割引あり

武虎です。
有馬記念 馬体診断予想です。


◇著者X(旧ツイッター)

https://twitter.com/paddockroom


◇本年予想的中 <63R34的中>

中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着
マメドS|◎エーデルブルーメ1人気2着
宝塚記念|★ソールオリエンス7人気2着
七夕賞 |◎ノッキングポイント8人気3着
アイビス|◎ウイングレイテスト2人気2着★テイエムスパーダ8人気3着
小倉記念|★リフレーミング1人気1着
関屋記念|◎トゥードジボン3人気1着★ディオ8人気2着
札幌記念|◎ステラヴェローチェ4人気3着
新潟2歳S|◎プロクレイア5人気3着★トータルクラリティ6人気1着
新潟記念|★セレシオン3人気2着
セントS|★ママコチャ4人気2着
セン記念|★エコロヴァルツ3人気3着
ローズS|◎チェレスタ7人気2着
スプリS|★トウシンマカオ5人気2着
毎日王冠|★エルトンバローズ5人気3着
京都大賞|★ディープボンド4人気2着★シュヴァリエローズ8人気1着
秋華賞 |★ボンドガール5人気2着
天皇賞秋|★タスティエーラ9人気2着
アルゼ杯|★ハヤヤッコ10人気1着
エリ女杯|★ラヴェル12人気2着
マイルCS|★エルトンバローズ7人気2着


■「有馬記念」馬体診断予想

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▼予想実績 <過去16年7的中>

2023|◎ドウデュース2人気1着
2022|不的中
2021|不的中
2020|◎フィエールマン2人気3着
2020|不的中
2019|◎ワールドプレミア4人気3着
2018|不的中
2017|不的中
2016|◎サトノダイヤモンド1人気1着
2015|不的中
2014|◎トゥザワールド9人気2着
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|★トゥザグローリー14人気3着
2009|◎ブエナビスタ1人気2着

※…配信なし


▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】中山
【距 離】2500m 芝・右
【適 性】A/L型-L(加速/非根幹-長距離)


▼馬体グループ
――――――――――――――――――
※省略
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▼馬体レーティング
――――――――――――――――――
※省略
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★2頭
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▼馬体診断

――――――――――――――――――
舞台は…
急坂の中山2500m

質とクラスは…
G1だがアンフェアな非根幹

馬体的に…
本来は、「実施距離より”短め”距離適性」や「加速・旋回性能などSP勝負」に強みがある馬体に有利となり易い。

加え、昨今は、血統・生産現場での「SP化(重視)」に加え、馬場環境の整備による摩擦消耗の低下で「昔よりストレスレス」なレースが多く、実際「好走馬体のSP化」が顕著。


以上から、いつも言うがグランプリとは名ばかりな「強さ勝負とはなりづらいアンフェアな」舞台。実際、馬体マイラー系の好走も多め。

とは言え、腐ってもグランプリ有馬記念。名馬クラスの馬はフェアを克服して勝ち切ってもいる。で、今年は名馬クラスの馬体は不在。ということで「スロSP凡戦」決め打ち。


▽馬体解説

※当診断独自用語
初見 … 初めて馬体を見た
ヘキサ … 重要な6つの関節(起点)を結んだ六角形ヘキサゴンのこと。
振り子 … 首と四肢。首は前or上振り、四肢は下振りなどと表現
全身バランス … ヘキサと振り子を合わせたバランス
軸 … ヘキサ関節をまたぐ最低2つ以上の骨格のラインのこと。
仕上がり … 筋肉や脂肪面の状態。調教など人為的(後天的)な要素。
化骨 … 骨格の成長度。先天的要素。
C型 … 持続向きの馬体
A型 … 加速向きの馬体
L型 … 走りが単調・心肺が淡泊・惰性に向く
T型 … 走りが柔軟・心肺がタフ(省エネ)・振動に向く
N型 … 万能or中立な馬体。C型とA型、L型とT型の中間。
馬体チャンピオン系 … タイプはT型、トータルで欠点が少なく、根幹ベストであらゆる条件で減点少ない。重賞やG1勝ち馬で最も多い馬体の形。


アーバンシック
この馬と言えば、初見から「G1を勝てるのでは!?」と評価していた馬だが、まさかそれが<菊花賞>とは思わなかった。その全身&ヘキサとも前後に長く、かつ軸ストレートなど、典型的な【持続CL型】ベースの中距離ベストという馬体。

以上、仕上がりはよろし。しかもここにきて化骨良化も感じ「化けてきた」可能性はある。ここを勝てば一気に今後の主役に、と。

ただ、やはり小回り急坂ベストではなくハイタフの流れ向き。



ダノンデサイル
この馬と言えば、父エピファネイアが意外。父は先のアーバンシック以上に振れきった典型的【持続CL型】の馬体だったが、その父と比較し本馬は「首差しは頚椎ショート・関節前め高く、背は短背、リアは股・膝・飛節と全てローで傾斜キツめ」のセッティングという馬体構造。

以上、つまり【万能NT型】よく言う馬体チャンピオン系の部類、厳密には【万能NN型】よりかな。その意味で、前走の<菊花賞>より急坂や距離尺などは条件好転。

ただ、ハイタフ向きでスロSP向きの強みは抜けておらず、仕上がりも一枚厚い感。



ベラジオオペラ
この馬と言えば、そうだなヘキサバランスが秀逸。これも先のダノンデサイルと同じタイプで【万能NT型】だ。二頭の違いは本馬のほうが「少し頚椎ロング、胸椎比長めな短背、股関節ハイ」など。

あと、父がロードカナロアなのも意外。その割には振り子比長さや四肢骨量の良さがありトモ比も小ぶりなど父産駒らしくない。それが本馬の良さでもある。

以上、ダノンデサイルよりヘキサがコンパクトなどいい意味で断然省エネモデル。仕上がりもよろし。人気馬では堅実な評価ができる。



レガレイラ
この馬と言えば、バイクで言う「社外マルケジーニなどのマグネホイール、前後サスもオーリンズ、カウルはドライカーボン多数など、抜群に軽量カスタムされたバイクならぬ馬体」と言えばいいか。この手の特徴がある馬体を「今風の馬体」と言ったりしている。

その意味でも、そうだな「先のベラジオオペラより本馬のほうが父ロードカナロアっぽい」と思わせる特徴や強みがある。

以上、今回最もマイラー仕様の構造と強みがあり、スロSP凡戦では文句なし最右翼。その分、強さ勝負では屈指に非ず。

そういや、今回不出走のドゥデュースと距離適性や差しマストなど強みが近い面もあり、乗り方は前半死んだふりが吉。それができる肝が座っている騎手がよろし。戸崎圭太騎手とあるがよく知らない。池添騎手なんかいいんじゃないか。



ジャスティンパレス
この馬も先のダノンデサイルやベラジオオペラと同じヘキサバランスの良さがあり、かつ二頭以上に六角ヘキサを描く。いかにも可動&駆動系の骨格尺や容量を重視する松田国厩舎のお眼鏡にかないそうな馬体と言った感。

以上、【万能NT型】チャンピオン系かつフロント比重も強めなど、持続&心肺性能が重視される強さ勝負のハイタフ向きで、急坂はいいがスロSP凡戦は向きではない。



スターズオンアース
本馬もマイラー要素が強く、今回最も近い馬体はレガレイラ。二頭の違いは、ヘキサバランスで言えば「可動系パーツが長めのレガレイラ、駆動系が長めな本馬」と言ったところ。よく言う縦比重視のセッティング。

以上、スロSP戦で走り易い加速重視の馬体でここは条件いい。つまり、レガレイラと同じドゥジュース組だが、仕上がり甘い感でレガレイラの番手評価。



プログノーシス
この馬と言えば、ヘキサ&全身も正方形よりで軸ストレートなど、よく言う「中内田厩舎らしい」馬体。ダノンプレミアム型と言ったりしている。最近ならリバティアイランドなども同じ。

今回のメンバーなら、ヘキサはダノンデサイルが近いかな。他では軸ストレートなどブローザホーンの前後ロングな中距離シフトが強い構造と言ってもいい。

ちなみに、この「上半身が加速、下半身が持続」よりな構造というのは「中内田厩舎らしさ」だが、同じ厩舎単位で馬体の特徴がある木村厩舎レガレイラとは真逆だ。馬体の見極めができるようになると、こうした「人の女性の好みならぬ馬体の好みがわかるようになる」のも馬体のおもしろさと言えるかな。

以上、とにかく今走適性やSP面など傑出したものがないが、堅実安定さが随一。能力はしっかり出してくるんじゃないか。



ローシャムパーク
先のプログノーシスと一転、こちらは軸やジョイントが柔らか流線形。今回ならレガレイラのをフロント重視&ハイセッティング、他ダノンベルーガの中駆比ショートというところ。

以上、【持続CN型】マイル~中距離仕様ベース、長距離でも非根幹のスロSP凡戦はいい。ただ、操作性やSP値で少しレガレイラに劣るかな。



スタニングローズ
今回なら適性性能などプログノーシスが近いかな。

以上、万能中距離先行向きという馬体で適性&強みでパンチに欠ける。仕上がりも少し甘い。



シャフリヤール
久しぶりの馬体確認。この馬と言えば、<ダービー>出走時に「馬体的にダービー馬にふさわしい馬」と指名した二頭のうちの一頭。もちろんもう一頭はステラヴェローチェだ。

以上、そういやステラヴェローチェは引退したんだったな。馬体はダービー馬足りうるだけにその実績は物足りない。

ただ、いつも言うが「馬体はあくまで馬体でしかない」ので、実績やレース結果は関係ない。

よく「結果から逆算して馬体の見極め方を決める(反省する)」人がいるが、それはナンセンスというか絶対にやってはならない。

そもそも、本当に馬体の見極めができるようになれば、「結果など馬体以外の要素に正否を問わないといけない(自信がない)」時点で、馬体が見れていない証拠。

ずばり、馬体の形や特徴はただそこにあるだけ。それ以上以下でもなく、その正否は馬体にしかない。(※結果からの逆算を参考にするなら、唯一種牡馬の産駒成績傾向くらいか。その数も最低100はほしい)

そもそも、馬サラブレッドに限らず、物の形状や特徴というものは、例えば、バイクなら原付は原付。ハーレーはハーレー。人で巨乳は巨乳。短足は短足など。レース他何かの結果次第で「そこにある、ありのままの形が変わる」わけではない。

と、全く本馬と関係ない話となってしまったが、<ダービー>時の印象そのまま、相変わらずの【持続CT型】中長距離仕様差しベターな好馬体だ。ハイタフならまぁ最右翼だが。

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