秋華賞 馬体診断予想~チェルヴィニアは「あの馬」に&ステレンボッシュは例えてまさに「あの名車バイク」という馬体だ!
武虎です。
秋華賞 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇本年予想的中 <54R29的中>
中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着
マメドS|◎エーデルブルーメ1人気2着
宝塚記念|★ソールオリエンス7人気2着
七夕賞 |◎ノッキングポイント8人気3着
アイビス|◎ウイングレイテスト2人気2着★テイエムスパーダ8人気3着
小倉記念|★リフレーミング1人気1着
関屋記念|◎トゥードジボン3人気1着★ディオ8人気2着
札幌記念|◎ステラヴェローチェ4人気3着
新潟2歳S|◎プロクレイア5人気3着★トータルクラリティ6人気1着
新潟記念|★セレシオン3人気2着
セントS|★ママコチャ4人気2着
セン記念|★エコロヴァルツ3人気3着
ローズS|◎チェレスタ7人気2着
スプリS|★トウシンマカオ5人気2着
毎日王冠|★エルトンバローズ5人気3着
京都大賞|★ディープボンド4人気2着★シュヴァリエローズ8人気1着
■「秋華賞」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去12年6的中>
2023|◎リバティアイランド1人気1着
2022|◎ナミュール2人気2着
2021|不的中
2020|◎デアリングタクト1人気1着
2019|★シゲルピンクダイヤ10人気3着
2018|◎アーモンドアイ1人気1着
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|◎キョウワジャンヌ7人気2着
※…配信なし
▼舞台適性
【クラス】G1
【コース】京都内
【距 離】2000m 芝・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)
▼馬体グループ
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※未分類
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▼馬体レーティング ※文末公開
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112|チェルヴィニア、ステレンボッシュ、クイーンズウォーク、ボンドガール、セキトバイースト、他2頭
111|クリスマスパレード、コガネノソラ、タガノエルピーダ、他2頭
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★ボンドガール、他1頭
☆セキトバイースト、他1頭
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▼馬体診断
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舞台は、
小回り・フラット平坦京都内回りの中距離戦。
質とクラスは、
根幹G1とハイタフな流れ強さ勝負を決め打ち。
馬体的に、
根幹G1らしい強さ勝負では、馬体の格、心肺や持続性能、長め距離適性がある馬。一方で、舞台は凡戦向きな面があり、でもG1なのでSP面でメンバー屈指の馬。このあたりに優位となり易い。
▽今回馬体写真がある馬
アドマイヤベル
前後の可動域は広め、ただ小顔だが首差しコンパクト。持続に振り切っておらず省エネ操作性の良さもあり万能な面もある。SP値も高め、前後可動起点が水平気味でいかにもフラット京都中距離はいい。
以上、春より明確に化骨良化もある。ただ、その分か仕上がりが甘め少し余裕あるかな。
クイーンズウォーク
先のアドマイヤベルと中距離仕様が強いという意味では同じ。より強い。ただ、全身比などアドマイヤと真逆な面がある。
本馬の場合、脚長だが前後より上下に長め傾斜したヘキサバランスにあり「可動域が広い」というのでなく「打点の高さ」からの振りストライドが強みだ。その分、大振りでなくリアクションタイムも速めで小回りも問題ない。
以上、そうこれぞ典型的な「中内田厩舎らしい馬体(構造)」で万能中距離仕様。通称「ダノンプレミアム型」だ。
化骨も標準的な成長範囲だが良化もある。ただ、この馬も仕上がりは少し余裕ある感。
クリスマスパレード
ヘキサバランスは癖があるがまずまず。が全身比も癖があるな。フロントショート、リア足回りがロングハイなセッティング。
以上、キタサンブラック産駒か。父産駒に多い上体の深み遊びがあると言えなくもない…というレベルで、まぁこれまで見た父の馬体上級モデルには及ばず。
全身比の癖からも母系の血その構造的な癖が出ているんじゃないか。
コガネノソラ
ヘキサバランスは素晴らしい。が全身比で上体比過多なローダウン。
以上、根幹はいいが軽さ勝負よりのフラット京都向きではない。
ステレンボッシュ
この馬は、以前も指摘したと思うが同じエピファネイア産駒のアリストテレスとヘキサ起点構造が近い。一目見てわかる個性的な馬体だが、そうだな「癖がある(アンバランス)」というのではなく何というか「エッジがきいている」否、効きすぎているかな。
だからこそ、今後の筋肉の増加はレスポンスやSP値の低下につながりそうな一抹の不安がある。アリストテレスがそうだったように、仕上がり甘めがある(筋肉脂肪量が少ない)若い3歳時のほうがパフォーマンスがいい…なんてことにならないだろうか。
以上、春からの化骨成長がありながら仕上がりがいい。まだ大丈夫そうだが。
そういや、<オークス>時にバイクに例えて「カタナ250」と評していたが、我ながら言い得て妙。とまた思った笑。
いやそれ以上に、確かフロント16インチホールが小さ過ぎ!?という評価だった「750の2型カタナ」って感じがよりしっくりくる。
セキトバイースト
各パーツ単位に傑出したパーツはないが、全身比とヘキサ比共にバランスの良さがあり柔らかみも上々。実は、そのトータルバランスの良さからも、春の時点でどこかで一発化ける可能性を感じていた馬で馬名を憶えている。
以上、成績を見てみたが、これは少々もったいない。ずばり逃げという極端な脚質がベストという造りに非ず。
今回、仕上がりはいい。素材の良さや適性から小回り根幹戦と期待もある。が、脚質の不一致と春からの化骨成長度が一息な面もある。うーん一撃★にするか迷うな。
タガノエルピーダ
この馬もヘキサバランスはいい。ただ、骨格間の遊び柔らかみは少なめ、全身比で前振り子や腰椎比が短く上体過多な面がある。
以上、ハイタフ向きの良さがあり根幹はいいが、距離的にぎりぎりでスローでないと厳しいだろうが、振りも硬めでホイールも軽量化でもなく純正と軽いフラット京都では強くは推せず。
チェルヴィニア
ヘキサと全身比のバランスなど、そのベースに同厩舎のあのイクイノックスに近い面があり、この木村厩舎もこれまでの所属馬の馬体から厩舎単位で似た馬体傾向が見て取れ「明確な相馬眼の存在」がある。誰の眼なのか?わからないが。
以上、とにかく持続ベースの好馬体で素材的には一番かな。SP値も高い造りで1番人気なのも納得。
ただ、春より各パーツ毎に化骨成長があるとは言え、そもそも今見ると春の時点が甘いと言える。<オークス>を勝ってはいるが、馬体の格の違いが大きかったんじゃないか。
化骨成長もバランスの変化までにはなく、それでいて少し余裕がある仕上がり。小回りG1の今回、<オークス>以上に馬体の格依存な面がある。
ボンドガール
この馬も先のチェルヴィニアとヘキサバランスは近く、チェルバより振り子と前後間がショート足回りは軽量化とSPシフトなマイラー仕様。
以上、ダイワメジャー産駒らしい構造プラスらしくない遊び柔らかみ長さがあり文句なしに父産駒の馬体上級グレード。
今回マイラーとしては素材屈指でスローなど上がりが速い勝負ならこの馬だろう。仕上がりもよろし。
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