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2次試験目前!【SFC志望受験生必見】他大学併用可 ~面接試験で合格するために~

 どうもはじめまして。SFCと呼ばれる慶應義塾大学総合政策学部に、総合型選抜入試(旧AO入試)で合格し、現在学生をしているたけひろです。

私はこれまで、自身が総合型選抜入試で大学に合格をいただいて入学したこともありますが、それ以降4年間総合型選抜入試を受ける学生の指導を行ってまいりました。
数で言えばこれまで100人以上の受験生の指導にあたってきています。

そんな背景もあり、私のNOTEでは、総合型選抜入試、特にSFC合格に特化した対策に役立つコンテンツを届けています。


今回は面接試験について、合格のために必要な点や対策方法を詳細に説明していきます。
・面接試験があるが、どう対策すればよいかわからない。
・質問に応えている途中に自分が何を話しているかわからなくなる。
・面接官はなにを評価しているか知りたい。
など、面接試験における疑問を解消したい人はぜひこちらを見ていただければ参考になるかと思います。

総合型選抜入試では、ほとんどすべての大学が面接試験を課しており、合否に最も影響する試験のひとつです。
今回のNOTEでは、SFCの面接試験はもちろん、他大学の面接試験にも共通する非常に重要なポイントを紹介するので、他大学志望の方や併願校の対策にもぜひご活用ください。

〜面接で目指すべきゴール〜

まず、みなさんは面接試験において何を目指すべきか把握しているでしょうか。
一般入試では、各教科の合格基準点に行くことですが、総合型選抜入試における面接対策では、最終的にどうなってれば良いのでしょうか。

・優秀であることをアピールすること?
・すぐに応答が返せること?

いずれでもありません。
面接試験において最も大事なことは、
面接官に、「この子と一緒に研究したいな」「この子はうちの大学に入ってからも、卒業後も社会で活躍してくれそうだな」
と思ってもらうことです。
この感想を面接官である教授に持ってもらえれば合格です。

以前のNOTEで、「総合型選抜入試は学生と大学のマッチングである」という話をしました。
面接試験における合否の基準ももちろんこれが最重要で、
「大学(教授)の教えたいこと」と「受験生のやりたいこと」がマッチしていることを伝えられればよいのです。

とは言ってもどうしたら面接官に、自分が大学とマッチしているのかを丁寧にアピールできるかはなかなか想像できないと思います。
そこで、これからどのように面接官に学びたいことをきちんと伝えるか、そのポイントを説明していきます。
質問に対する受け応えの細かなやり方や姿勢も詳しく説明します。

面接のPOINT

〜将来のビジョンを明確に持つ〜

具体的に将来どのように社会で活躍するしようとしているかをきちんと説明できるようにしてください。
研究者なのか、政治家なのか、弁護士なのか、起業家なのかといったことです。
それも弁護士であれば特にどの分野(障がい者、性的少数者、少年犯罪。etc…)を専門とするのか、など、その目的やその職業を選ぶ理由まで詳細に思い描いておく必要があります。
実際に今行っているボランティア活動などがあっても、それをただボランティアで続けていく、といったことでは持続可能性がないので望ましくありません。
まだ具体的な職業が現在なければ、実際に自分の関心分野と同分野で活躍されている方をロールモデルとして説明して、
「〇〇さんのようなかたち活動していくことを想定しています。」
などと説明して、面接官が自分の将来の姿を想像しやすくするようにすることが大事です。
まだそれらが固まっていない人はきちんと調べて関心分野を深めるためにどういった職業の選択肢があるのか把握しておくようにしましょう。

〜自分の大学4年間の生活を想像させる〜

先ほど卒業後の将来のビジョンを伝えることを話しましたが、
そのビジョンにつながるかたちで、大学生活4年間についても
きちんと伝えることが重要です。
大学にはゼミ(SFCは研究会)という少人数で行うものがあり、
このゼミで自分自身の研究を深く進めていくことになります。
どのゼミに所属して、どの教授に学びたいのか、
さらに、1.2年生で何を学んで、3.4年生で何を学んでいきたいのか。
こういったことまで話せる受験生は非常に強いです。
学べる科目は、「〇〇大学 シラバス」といったかたちで調べると
出てくるのでぜひ見ておくようにしてください。
大学のHPにカリキュラムも載っていて、
いつからゼミに入れるのか、なども記載されているので
それを参考に学習計画を立てるのがよいでしょう。

SFCは、特にこの大学の学びや研究の計画が非常に重要です。
自分自身が行っているプロジェクトをいつまでにどのように進めていくのかといった計画を問われることもありますので、
詳細に説明できるようにしましょう。
実際に総合型選抜入試に受かった受験生は、入学までの間、
「研究計画」という大学4年間でどのように自分の研究を進めていくかを書いたものの提出が求められます。

〜どんな人間として自分を覚えて欲しいか決める〜

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