見出し画像

リアル「北斗の拳」はソマリアじゃなかったの?

February 15, 2022

Transcription

The United States officially asks Honduras to send its former president Juan Orlando Hernandez to the U.S. to face charges related to drug trafficking.

Tennis star Novak Djokovic says he is prepared to miss the French Open and Wimbledon competitions if a COVID-19 vaccination is required for him to play.

American diplomats say they are moving the U.S. embassy in Ukraine from Kyiv to Lviv because of Russia's military activities.

And the United Nations children's agency says 1.4 million children in Somalia are likely to face severe malnutrition.

訳例

米国はホンジュラスに対し、麻薬密売に関連した容疑で前大統領フアン・オルランド・エルナンデスを米国に引き渡すよう正式に要請しました。

テニスのスター選手、ノバク・ジョコビッチは、COVID-19の予防接種が必要であれば、全仏オープンとウィンブルドンの大会を欠場する意向であると表明しました。

アメリカの外交官は、ロシアの軍事活動のため、ウクライナのアメリカ大使館をキエフからリヴィウに移すと発表しました。

そして、国連の児童機関は、ソマリアの140万人の子供たちが深刻な栄養失調に直面している可能性があると発表しました。

勝手に探究

ホンジュラス。どんな国なのか調べる過程で、悲しい現実が見えてきました。貧困、ギャング、殺人。ワンピースのアーロン一味(以下の画像をご参照くださいの支配地のような(で通じますか?)状況が現実に続いています。

画像1

ギャングの資金源は恐喝と麻薬、人身売買。ホンジュラスにはギャングの支配地があるくらいですから、ある意味政府公認の組織とさえ言えそうです。

ギャング問題の改善には、ギャングの構成員にならざるを得ない貧困の解消と、資金源の断絶、この2点をどうにかしないといけないことは分かるのですが、さすがにすんなり解決出来る問題ではありません。

トランプ前米大統領は、国内外に3万人の構成員を持つという中南米のマフィア「マラス」を名指しで非難し、メキシコとの国境に壁をつくろうとしたほどです。

命がけでアメリカに渡っても、そこに絵に描いたような自由はないことを分かっている移民たち。それでも、母国にいて命の危険を常に感じながら搾取され続ける現状では、他に選択肢はありません

自称「世界の警察」のアメリカに「税金」を治める日本の立場から見れば、南米からの「棄民」を保護するのも、警察を自認するアメリカの立派な仕事であり、義務のようなものでしょう。少なくとも、83兆円なんていう途方もない税金を国防予算につぎ込むよりは、棄民の保護にその一部を使う方がずっと健全なのではないかと思います。

今回のニュースで調べるまでその場所も定かではなかったホンジュラス。ここまでお読みいただいた皆さんには、ぜひ、下のリンクをご覧ください。2019年2月の記事で少し古くはなりますが、よくまとめられています。心が抉られるような気もするので、就寝前には読まない方がいいかも。

本日もここまでお読みいただきありがとうございました。出来ましたらスキやコメントなどいただけると励みになります。よろしくお願いします!

参考にしたページ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?