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2040年人類は宇宙に向かう?

Transcription

This is the first restaurant in the world to sell chicken. Not just any chicken, it's chicken made in a lab, where they take a cell from one healthy chicken.

They feed it soy and corn, put it in a special tank, and after 2 weeks they get this.

(The) Meat (is) just like every other meat. But the difference is that this meat is free from anti-biotics FREE from animal cruelty. It's good for the environment and for your health.

Right now you can only buy this meat here in Singapore, the only place where it's legal. But soon it'll be available everywhere and cheaper than regular meat. Because all you need is 1 cell to make a BILLION pieces of chicken nuggets.

The future is exciting and it's full of delicious cruelty-free meat.

That’s 1 minute, see you tomorrow!

訳例  

ここは、世界で初めてチキンを販売したレストランです。ただの鶏肉ではなく、実験室で作られた鶏肉です。健康な鶏1羽から細胞を採取します。

大豆やトウモロコシを与え、特別なタンクに入れると、2週間後にこのような状態になるのです。

この肉は他の肉と同じです。しかし、この肉は、抗生物質を使用していません。動物虐待もありません。環境にも健康にも良いのです。

今のところ、合法的にこの肉を購入できるのはここ、シンガポールだけです。しかし、すぐにどこでも買えるようになり、普通の肉よりも安くなります。なぜなら、1個の細胞があれば、何億個ものチキンナゲットを作ることができるからです。

未来はワクワクするような、美味しくて、動物虐待のないお肉で溢れています。

以上、1分プログラムでした。また明日お会いしましょう!

勝手に探究

このニュース、1年ほど前に記事になっていました。

実験室で培養されるこの肉、上記の記事ではナゲット1個50ドルというから穏やかではありません。ちなみにシンガポールのマクドナルドだと、現在、6個セットが$4.20。価格差は実に70倍以上

同じ値段でも普通の肉を選ぶ層が多いと思われるだけに、これは普及するまでにはまだ時間がかかりそうです。

この培養鶏肉は米サンフランシスコを拠点とする新興企業「イート・ジャスト」が生産しているそうですが、我らが日本も負けてはいません!日清食品と東京大学がタッグを組んで牛肉に挑戦しています。培養ステーキ肉です。

環境意識の高まりは、家畜としてきた動物にまで広がりました。エネルギー問題も自然由来のエネルギーに変わることで、人類は急速に「地球依存体質」を脱しようとしています。持続可能性への意識は一定の成果を挙げているといえますね。

この目標に達する頃に見えてくる、新しい人類の課題とはどんなものになるのでしょう。気が早いのですが、夢があって楽しみでもあります。

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目標と言えば、皆さんおなじみのSDGs。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。あと10年もないんですねぇ。

一旦目標が示されると、そもそもの目標値が妥当であるかどうかは別にして、帳尻を合わせようとガンバっちゃうのが日本のかわいいところ。これは教育の成果でしょうかね。その結果、縛りがキツい面白みに欠ける世界にならないことを願いたいものです。

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