国家の敵と味方。色分けは可能なのか
August 8, 2022
Transcription
U.S. Secretary of State Antony Blinken meets in South Africa with Foreign Minister Naledi Pandor on issues including climate change and the war in Ukraine.
China announces a continuation of major military exercises around Taiwan. The exercises have affected shipping and air traffic and raised tensions in the area.
Russia and Ukraine trade accusations about the shelling of southern Ukraine’s Zaporizhzhia nuclear center, Europe’s biggest nuclear power plant.
And in Washington, the U.S. Senate passes a $430-billion bill intended to fight climate change, lower drug prices and raise some corporate taxes.
訳例
アントニー・ブリンケン米国務長官が南アフリカでナレディ・パンドール外相と気候変動やウクライナ戦争などの問題で会談しました。
中国は台湾周辺での大規模な軍事演習の継続を発表しました。この演習は船舶や航空交通に影響を与え、同地域の緊張を高めています。
ロシアとウクライナは、ヨーロッパ最大の原子力発電所であるウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所への砲撃について非難を交わしています。
そして、ワシントンでは、米上院が気候変動対策、薬価引き下げ、法人税の一部引き上げを目的とした4300億ドルの法案を可決しました。
勝手に探究
<ウクライナ南東部にあり、ロシア軍が掌握するヨーロッパ最大規模のザポリージャ原子力発電所では5日以降、砲撃が相次いでいます>
「原発を攻撃する」なんてタブーを仕掛けているのはどんな国なんでしょうか。記事を読むと、双方とも相手を非難していますが、そんなの「味方」がするわけありません。
では、ザポリージャ原子力発電所は現在どちらのサイドにあるのでしょう。あるいは、原発を攻撃されて困るのはどちらでしょう。
あらゆる手を尽くして攻撃を仕掛けてくる敵に対してどう立ち向かうのか。せめて私たちはそれを学ぶ機会にすべきですね。
歴史に「たら・れば」はないといいますが、シミュレーションであればいくらでも可能です。有事への備えは平時より。もっとも、力に対して力で臨むのは最悪の手。クリエイティヴにいきましょう!
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