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必死にならない余裕を持てれば

Transcription

It’s too easy to be a cop. In the United States today, you can become a policeman in just 5 months of training. That's right! In just 5 MONTHS, you can interrogate criminals, arrest people and carry a gun without even going to college.

That's why THIS THIS AND THIS “I can’t breathe officer...” is such a big problem here in the U.S. And it's not just in the United States. It's all over the world.

I respect the police. I really do. But I also think they need to respect us. And they can do that with more training, more education, and more empathetic people in the front lines.

As Chris Rock once said, “All it takes is one bad pilot to crash an entire plane,” in that case, all it takes is one bad cop to crash an entire nation.

That's 1 minute, see you tomorrow!

訳例

警官になるのは簡単すぎます。現在のアメリカでは、たった5ヶ月の訓練で警察官になれます。そうなんです!たった5ヶ月で、大学にも行かずに、犯罪者を取り調べたり、人を逮捕したり、銃を持ったりできるのです。

だからこそ、こんなことやこんなこと、「おまわりさん、息ができません...」なんてことがアメリカでは大きな問題になっているのです。アメリカだけじゃありません、世界中で同じようなことが起こっています。

私は警察を尊敬しています。本当にそう思っています。でも、警察だって私たちを尊重する必要があると思います。そのためには、より多くの訓練と教育を受けた、もっと思いやりのある警官が第一線に必要なのです。

クリス・ロックはかつて「(一機の)飛行機を墜落させるのは1人の悪いパイロットだ」と言いましたが、ここでは、一国を潰すのは1人の悪い警官だといえるでしょう。

以上、1分プログラムでした。また明日お会いしましょう。

勝手に探究

権力を手にすると早晩腐敗する、というのはどこの国でも同じでしょう。また、不当な扱いを受けていると感じると、自分でその収支を合わせようと不正や悪事に手を染めることに抵抗感がなくなりがちです。

この手の問題にアメリカの警官が度々取り上げられますが、それは、警官の権力が強いとか、逆に、不当な扱いを受けているとかのせいではなさそうです。

それでは「やり過ぎる警官」は訓練と教育が不足しているのでしょうか。

以下の記事のタイトルは「『油断すれば撃たれる』アメリカの警察官が訓練でたたき込まれる『恐怖』」です。訓練で「やらなきゃやられる」を刷り込まれるなら、その期間を延ばしたところで結果は変わらない気もします。

警官に限らず、誰だってその瞬間瞬間で常に正しい行動が出来る訳ではありません。それを鍛えるのは「学校」というより、実践あるのみと考える人も少なくないのではないでしょうか。

もっとも、悪いことをするヤツが悪くて、そうせざるを得ない状況が悪くて、そのままが都合いいと思っているヤツが悪いとかの話なのかもしれません。

しかし、犯罪を抑止する力は必要で、その力の暴走が公になる時代になりました。それを受けて我々はどう考え、何をするかが問われています。警官や公務員をはじめ、社会を構成する全ての人たちが、お互いを尊重し責任を分担し合える社会を目指したいものです。その上で、毎日無責任に楽しく生活できれば最高ですね。

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