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「次は私が相手だ!」

October 24, 2022

Transcription

In China, President Xi Jinping is elected to a third term in office, extending his power at the end of the 20th National Congress of the Chinese Communist Party in Beijing.

In Britain, former treasury head Rishi Sunak will replace Liz Truss as prime minister and lead Britain's Conservative Party.

Ukrainian officials deny Russian claims that Ukraine might explode a radioactive bomb and blame Russia for such an attack.

And North and South Korea exchange warning shots off their west coast after accusing each other of a border violation.

訳例

中国では、北京で開催された中国共産党第20回全国代表大会の終わりに習近平主席が3期目の当選を果たし、在任期間を延長しました。

英国では、リズ・トラス氏の後任として、前財務長官のリシ・スナク氏が首相に就任し、英国保守党を率いることになりました。

ウクライナ当局は、ウクライナによる放射性爆弾の使用がありうるというロシアの主張を否定し、そのような攻撃はロシアがやりかねないと非難しました。

そして北朝鮮と韓国は西海岸沖(黄海)で、互いの国境侵犯を非難し、威嚇射撃しました。

勝手に探究

そんなものかもしれませんが、国家のリーダーが交代がニュースになっています。

新しいものから思いつくままに挙げても、
イギリス首相、イタリア首相、スウェーデン首相。
オーストラリア首相と韓国大統領も今年に入ってからでしたね。

新型コロナウイルスやウクライナ問題での議論で、新しいリーダーが求められるタイミングだったのかもしれませんが、民主主義国家で政権交代は政策の変更を意味します。少なくとも、国民は変化を求めているということでしょう。

ちなみに、長期政権のお二人、習近平国家主席とプーチン大統領はともに2012年から現職。すでに10年間トップにいますが、どちらもまだ退く気はなさそうです(今のところは)。どれだけ民意が反映されているのか疑問ではありますが、どちらも「選ばれて」はいるので、その支持基盤は確かなものなんでしょう。少なくとも、1か月半で辞職せざるを得なくなったトラス前英首相のようなことはありません。

どんな良い政策であっても、即効性があって持続するなんてものばかりではなく、不満は出てくるもの。それをコントロールできないと安定した政権にはならないと考えると、それがシステムとして備わっている(ように見える)中国やロシアは、有事には強いと感じざるを得ません。

西側と呼ばれる国々で、ウクライナ紛争後に誕生した新しい政権。民意はどこにあるのか。政策は民意を反映したものであるのか。新しい代表をサポートする団体の狙いは・・・。

変わらない交渉相手と相対する新しいリーダーの動きに注目です。

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