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お巡りさん、コイツです!

Transcription

This guy owns 200 million acres of the moon and he got it all for free.

Chris and his dad always loved real estate but on Earth real estate is super expensive. So they decided to buy properties on the Moon. They found a loophole in the 1967 peace treaty. Turns out governments cannot own the moon but maybe just maybe individuals can.

So Chris's dad wrote a letter to the UN declaring that the moon was his and the UN did not respond. He got approval and started selling land for anywhere between $25 to $500 and the crazy thing is people are buying.

Now all he needs is either an approval or a rejection from the UN. If they approve, Chris might just become the richest landowner of the moon! If they don't approve, then this is all one big gimmick.

That’s 1 minute, see you tomorrow!

和訳

この人は月に2億エーカーの土地を所有していますが、それはすべて無料で手に入れたものなんです。

クリスと彼の父親は昔から不動産が好きでしたが、地球上の不動産は超高額です。そこで、彼らは月の不動産に目を付けました。彼らは1967年に締結された平和条約の抜け道を見つけたんです。政府は月を所有できないが、ひょっとすると、1つの可能性として、個人なら月を所有できるかもしれないということに気付いたのです。

クリスの父親は国連に手紙を書き、月は自分のものだと宣言しましたが、国連からの返答はありませんでした。承認を得て、25ドルから500ドルの間で土地を売ってみると、本当におかしなことにそれを買う人がいるのです!

あとは、国連がこれを承認するか拒否するかのどちらかだけです。もし承認されれば、クリスは月で最も裕福な土地所有者になれるかもしれません。もし承認されなければ、これは大がかりなイカサマだったということになりますね。

以上、1分プログラムでした。明日もよろしくお願いします!

勝手に探究

1つのアイディアを実現する。NasDailyで取り上げられるトピックによく見られるテーマです。そのアイディアが荒唐無稽なほど、それを実際にやってのける人たちの輝きが増すようです。

今回のお話は、目の付け所が面白いとは言えますし、夢がある話なのかもれません。ただ、気の利いたジョークというより詐欺のように感じられるので、素直に賛同はできませんねぇ。

「話のネタに月の土地でも買おう」という人を止めようとは思いませんが、それでクリスさん以外の誰かが幸せになるのでしょうか?売値はまぁ良心的とは言えますが、元手がタダですし買い手に実利のない商品なので決して安くはないような。そんな先入観からか、主役のクリスさんの面相も怪しく見えてきてしまいます。4分のフルバージョンで人物鑑定してみてください。

よく「タダより高いものはない」と言いますが、”価値がないもの”に値段が付いていればそれは安くても高いわけです。そしてそんなものを得意げに売りつける輩は詐欺師と相場は決まっています。もっとも、ものの価値を認めるかどうかは本人次第。「免罪符でチャラ」を信じる人もいる世の中だけに、いちいちこんなのに目くじらを立てているようではいけないのかもしれませんね。世界はいろいろな意味で広いことが分かる動画でした。

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