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真実の消し方

February 16, 2022

Transcription

In Moscow, Brazilian President Jair Bolsonaro meets with Russian President Vladimir Putin as Ukraine-Russia tensions continue.

In Nepal, demonstrators clash with police during a protest to oppose parliament’s consideration of a $500 million development aid proposal from the United States.

In Brazil, officials say at least 18 people were killed in landslides and flooding in the Petropolis area of Rio de Janeiro state.

And Vietnam's government says the country will re-open to international visitors on March 15 after a two-year border closure to stop the spread of COVID-19.

訳例

モスクワでは、ウクライナとロシアの緊張が続く中、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領がロシアのプーチン大統領と会談しました。

ネパールでは、米国からの5億ドルの開発援助案を議会で審議することに反対して、デモ隊が警察と衝突しました。

ブラジルでは、リオデジャネイロ州のペトロポリス地区で発生した地滑りと洪水により、少なくとも18人が死亡したと当局が発表しました。

また、ベトナム政府は、COVID-19の蔓延を阻止するため2年間国境を閉鎖していましたが、3月15日に外国人観光客の受け入れを再開すると発表しています。

勝手に探究

ネパールの気概ある行動に心打たれました!関連記事に日本語のものを見つけられなかったので、下の「参考にしたページ」欄では英文ニュースを紹介しましたが、簡単にその内容の一部を紹介します。

「ネパールの連立政権の一角を占めている共産党の2党は、米国からの無償供与契約の条件がネパールの法律に優先し、国の主権を損ねると主張している。彼らは、これはワシントンのインド太平洋戦略の一部であり、ネパールに米兵を送り込む可能性のある軍事的要素を含んでいると言う。」

非同盟中立を外交の基本方針とするネパールは、有言実行ですね。憲法に優先する米軍にがっちり居座られて好き放題されていても、気にしないどころかありがたがってしまう我らがニッポンとは大違いです。もしかして悪い見本として参考にされちゃってますかね。

ネパールのますますの発展を祈念します

で、終わろうと思ったのですが、アメリカ支配のメディアに占拠されている日本で、珍しく本当のことがYahoo!ニュースに出ていたので紹介します。

NATOの枠組みによってアメリカが牽制しているのは、ロシアだけでなく、ヨーロッパ、特に今や実質的にヨーロッパの盟主となったドイツだったりします。

「寄らば大樹の陰」を国是にしているようだと気付かないのかもしれませんが、アメリカは他国の発展を黙って祝福してくれるほど甘くありませんので。

いや、待てよ。こんなニュースが出てくるということは、アメリカの狙いは別にあると言うことなのか?

欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じた

平沼騏一郎首相(当時)が第2次大戦勃発前夜の1939年8月に発したこの言葉が、80年経っても当てはまるくらい我々人類には進歩がないという証左なのかもしれません。

どの国にいても、どの立場にあっても、お互いを思いやることが出来れば、武力を背景にだまし合いをする必要なんてないのに、と感じてしまうあなたは、私と同様に平和ボケということになんでしょう。なんだかやりきれませんねぇ。

参考にしたページ



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