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平和の新解釈、ここに誕生!

February 1, 2023

Transcription

In Democratic Republic of the Congo, Pope Francis leads a mass for an estimated 1 million people. He urges Congolese to forgive those involved in the country's conflict.

In Tokyo, NATO Secretary-General Jens Stoltenberg says Japan's increased defense spending makes the country "even more" of a suitable partner "for peace."

In Britain, about 500,000 teachers, civil servants, train drivers and university educators strike for better pay and working conditions.

And in the U.S. state of Washington, Boeing workers say goodbye to the last 747 jet after 55 years of production.

訳例

コンゴ民主共和国で、教皇フランシスコは推定100万人にミサを捧げました。教皇は同国の紛争に関わった人々を許すよう、コンゴの人々に呼びかけました。

東京では、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、日本の防衛費の増加により、日本が「平和のための」パートナーとして「さらに」ふさわしい国になると述べました。

イギリスでは、約50万人の教師、公務員、電車の運転手、大学教育関係者が給与と労働条件の改善を求めてストライキを実施しました。

そしてアメリカのワシントン州では、ボーイング社の従業員が生産から55年を経て最後の生産となった747ジェット機を見送りました。

勝手に探究

前日のnoteに引き続き、NATOの事務局長訪日の話。

内容はこちら。

「日本がNATOの基準であるGDPの2%を防衛に充てるという(軍事予算を)計画していることを嬉しく思います」
「今日、何十年にもわたって我々を守ってくれてきた世界秩序が脅かされています。ロシア政府と中国政府は、権威主義的な反抗行為の最前線にいます」
「より危険な世界において、日本はNATOを頼りにしてください」

ストルテンベルグ事務総長は日本人の心情を理解して?多くを求めてはいないようです。

早速忖度が染みついている日本人思うつぼの反応を見せています。

<日本は昨年、防衛装備移転3原則の運用指針を見直し、ウクライナに防弾チョッキや防護マスクを提供したが、殺傷能力のある装備は対象外のままだ>
<政府はこれまでに、ウクライナに対して食料や発電機の提供、財政援助などで総額約15億ドル(約1950億円)を投じている。だが、先進国の中では見劣りする>

殺傷能力のある装備を移転の対象とすることを訴え、また、歴史的に強い繋がりがあるわけではない「遠くの国」への援助が、戦場に近いヨーロッパ諸国などより少ないことを批判する声を上げています。

読売新聞だからしょうがないのかもしれませんが、そういった戦争を継続させるための援助を日本がすべきなんでしょうか。

終わらせるつもりもないのに協力を求めるアメリカやNATOに付き合う必要はありません。「いや、終わらせるための協力なんです」というなら、終わってからできる限り協力すると約束すりゃいいんですよ。どうせ日本の支援の有無で戦況が変わるわけじゃないんですから。

それに、ストルテンベルグ事務総長はヨーロッパ(ウクライナ)よりむしろ東アジアを心配してるので、シンプルに防衛力を強化しましょう!なんなら継戦能力を高めるべく、国産兵器の開発・製造に重点を置くべきでしょう。

相手がロシアや中国、あるいは北朝鮮といった核保有国となれば、アメリカとの協力体制は必要であっても、武器弾薬まで頼りきっていいわけはありません。これを機に、日本らしい「低コストで高性能」な武器を開発しましょう!

(北朝鮮とかではなく)日本が言うならはったりも利きそうです。どこにも輸出せず、そしてもちろん戦わずにいれば、その秘密のベールに包まれたままの兵器は抑止力となり得ます!

それならどんなタイプの兵器を作るべきでしょう。定番のミサイル?あるいはドローンとか?

確かにミサイルで敵基地などの標的を破壊するのは合理的です。ただ、それだと戦後日本が掲げてきた反戦平和主義に反しますし、なんかいたってフツーで面白くありません。やっぱりここはマンガのように、向かってくるロケットが出てきたところに戻るような仕組み(ハッキングとか?あるいはミサイルを捕まえて投げ返すロボットとか?)なんかがいいですね。試しに狙ってくるバカ国なんてそうそうないので、未完成でも不十分でも配備しとけばそれなりに効果があるかもしれませんよ。

地上より大気圏外で捕まえた方がいいですね

どうも戦争というと「最強の武器」を求める傾向にありますが、地球に本当に必要なのは「最強の楯」であり、本来それは人間の知恵や良識のはずでした。しかし、それが通じない人が残念ながらいるので、仕方なく防衛力を強化するのです。ここを間違って、「だからそんな人間を懲らしめる」とか「討ち滅ぼす」とか言い始めてはいけません。それは歴史を知らない愚か者の考えでしょう。

負けなきゃ勝たなくたっていいんです。

これは「殺さないし、死にもしない」と言い換えられると思います。つまり実質の平和ってことじゃないですか?平和の新解釈と言えそうです。

「平和を希求する日本」は今後これで行きましょう!カネをかけるならその理想へ。岸田総理、よろしくお願いします。

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