歴史は繰り返す。天丼というらしい。
Transcription
Did you know that this food, this food, and this food are all made of pork? Yeah! Pork is hiding in everything we eat.
"Probably gelatin. Gelatin is made from animals’ hooves so it's the feet of pigs."
And it's not just pork. If you're a vegetarian like me, you'll be surprised to know that you're still eating meat because food like potato chips, salad dressings, gummy bears, marshmallows all have E631 in them which is a food additive made from chicken. But you'll never know that from the name E631.
This is not just a vegetarian problem. There are people who are allergic to certain food items and could die if they eat the wrong thing like peanuts.
It is time for food companies to get rid of the labels and tell us what's inside our food because there is nothing more important than knowing what we put in our body.
That 1 minute, see you tomorrow!
訳例
この料理もこの料理もこの料理も、すべて豚肉でできているって知っていましたか?そう!私たちが食べるものすべてに、豚肉が隠れているんです。
「たぶんゼラチンだわ。ゼラチンは動物のひづめから作るから、豚の足なのよ。」
それは豚肉だけではありません。 私のようなベジタリアンなら、実は肉を食べていると知って驚いてしまうことがあります。ポテトチップス、サラダドレッシング、グミ、マシュマロなどの食品に、鶏肉を原料とする食品添加物E631が入っているからです。しかし、E631という名前からは、そのことは全く分かりません。
これはベジタリアンだけの問題ではありません。特定の食品にアレルギーを持つ人がいて、ピーナッツのように誤って食べると死んでしまうことだってあるのです。
今こそ、食品会社はごまかしのラベルを取り払い、食べ物の中身を明らかにするべきです。なぜなら、自分の体に入れるものを知ること以上に大切なことはないからです。
以上、1分バージョンでした。また明日お会いしましょう!
勝手に探究
ベジタリアンやヴィーガンに対しては、人の好みは人それぞれ。お好きにどうぞ、くらいに思っていました。精進料理が主食であろうお坊さんも長命なイメージですし、少なくとも健康には良いはずです。
ところが、そんな健康志向での菜食主義や動物を殺さない決まり(不殺生戒)で肉食をやめる人ばかりではなかったのです。
なんと、家畜を育てることそのものが環境問題になっているというではないですか。それが明らかになり、環境保護を理由にベジタリアンやヴィーガンを志向する人が増え、食肉はおろか靴や鞄といった革製品の需要も落ち込んでいるようです(「カウスピラシー」というドキュメンタリーが有名です。興味のある方は是非ご覧ください↓)。
理由があれば乗り換え可能。それが環境を意識した選択ならなおさら。クラウンに乗っていたサラリーマンの愛車がプリウスになったように、”意識高い系”の人たちがかつての価値観をひっくり返すことはよくあります。
心配なのは、そういう流れが知らないうちにグローバルスタンダードになり、肉食は野蛮だとか、禁止とかになること。ガソリン車が販売できなくなるのと同じメカニズムです。
正直、肉食は諦めたとしても、魚類まで禁じられると日本人としては辛いところ。シンプルに環境問題の解決のためと考えれば、魚はそこまで悪くないと思うのですが・・・。そのあたり、政府や企業の思惑などが絡んであまり論理的でない結論になりがちで、魚類はとばっちりを受けそうです。
「我々は肉の代わりを見つけたので、特許を取って販売する!」
「日本人は魚があるからいらないと言っています。」
「では、魚も禁止で」
コントみたいですけど、それが歴史だったりします。
ちなみに魚の問題はむしろ養殖にあるそうで、養殖魚の餌になる小魚の乱獲で天然魚が減るなんて話も。
それに取り組んでいるのが主に欧米の企業だというのは残念ではありますが、日本でも頑張っている企業があり、その理念を知れば大いに期待できます。
かなり話が広がってしまいました。今回のNasDailyの趣旨は何を食べるべきかを問題視しているのではなく、何が入っているか分からないような売り方に問題があるといっています。
シンプルに表記できない主な理由は、より安く、よりおいしく、より長く食べられるように研究した結果であり、それはむしろ企業努力です。その過程で分かりづらくなる部分が出てきてしまうのもやむを得ないと、むしろフォローしたい!「どんな成分が使われているのか明らかにすると売れなくなる」なんて商品はほとんどないはず!ならば、ルールを明確にして消費者が疑念を持たずに商品選択できるようにすればいい。
政府や関係機関の反応が鈍いなら、企業が率先して行動すべき問題でしょう。そういった企業が高く評価される時代。私たちもそんな企業を応援したいものですね。
フルバージョンはこちら↓。是非ご覧ください。