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「とにかく描け」の本当の意味:神絵師たちが無意識にやっていること



「絵が上手くなりたいなら、とにかく描け!」
この言葉、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
youtubeや有料講座動画などを見ながらイラストを描いていて
自分はよく耳にします。
「とにかく描け!」
シンプルで力強いアドバイスですが、実際にこれを実践しても
「全然上手くならない…」と悩む人も多いはず。
自分もその一人。そそそそうなんですけどね💦って
いつも思っていました。
実は、この言葉には隠された「本当の意味」がありました。
神絵師たちが無意識にやっている“あること”を知れば、
あなたの絵もグングン上達するかもしれません。
この記事ではその秘密を解き明かしつつ、
私自身の体験談も交えてお話しします。

「とにかく描け」の罠:ただ描くだけではダメ!


まず最初に言っておきたいのは、「とにかく描け」とは決して
“ただ量をこなせ”という意味ではないということのようです。
もちろん、描く量を増やすこと自体は大事だと思っています。
でも、それだけでは限界があります。
例えば、私にもこんな経験があります。好きなアイドルさんのファンアートを描き始めた頃、とにかく毎日描いていました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「なんか全然似てないし、魅力が伝わらない…んー可愛くない!!」と。
努力しているのに結果が出ないこの感覚、分かりますよね?
そこで重要なのが、「観察・分析・仮説・検証」というプロセスです。
ちょっと難しい話だなあと思った方もいるかもしれませんが、
ちょっと待って!自分は
神絵師の講座動画を見ていて学びました。
このサイクルを意識的に回すことで、ただ描くだけでは得られない成長を実現できます。

神絵師たちが無意識にやっていること


神絵師たちは、この
観察・分析・仮説・検証」を呼吸レベルでやっています。
例えば、
彼らは好きな作品を見るとき、
「この線の太さにはどんな意味があるんだろう?」とか、
「この色使いでどうやって立体感を出しているんだろう?」と
自然に考えています。そして、それを自分の絵で試し、結果を見てまた改善する。この繰り返しこそが上達への近道なんです。

具体的にはこんな感じ:

1. 観察:「このアイドルさんの笑顔、どうしてこんなに可愛いんだろう?」
2. 分析:「あ、この目尻のカーブと口元の角度だ!」
3. 仮説:「自分の絵でも、このカーブと角度を意識すれば可愛さが出るかも?」
4. 検証:実際に描いてみて、「あれ?まだ違うな…」と思ったらまた観察からやり直す。

このプロセスを繰り返すことで、自分だけの「上手くなる方法」を見つけていくんです。

私の場合:推しアイドルがモチベーション!


さて、ここからは私自身のお話を少しさせてください。
私が絵を描き続けるモチベーション、それはズバリ
「推しアイドルさん」です!
ライブで推しや気になったアイドルさんを見るたび、
「この感動を形にしたい!」と思い立ちます。
そしてファンアートを描き、その絵を持って特典会へ行きます。
ここで大事なのは、「描いた理由」を直接伝えること!
例えば、「ライブでめちゃくちゃ感動しました!」とか
「衣装が可愛すぎて思わず描いちゃいました!」とか。
その瞬間、アイドルさんが笑顔で喜んでくれるんですよね。
それを見ると「ああ、自分頑張って良かったなあ」と思えるんです。
そしてさらに嬉しいことに、そのファンアートと一緒にツーショット写真まで撮れる!これこそ私の最高のモチベーションなんです。
でも当然ながら、「推しだから」というだけでは良い絵は描けません。
ライブ中にも「どうしてこの衣装はこんなに素敵なんだろう?」とか、
「髪型のシルエットが可愛いな」といったポイントを観察しています。
そしてそれを元にファンアートで試行錯誤する。
このプロセスそのものが楽しいんですよね。

AOAO深月うのさんの生誕祭2024に
うのさんのお友達である
わーすたの松田美里さんがゲスト出演すると聞いて
描いたイラストと共にツーショットチェキを撮りました
お姿はイラストで見ての通り隠しています
推しのアイドルグループ
わーすた小玉梨々華さんの生誕イラストと共に
ツーショットを撮りました
お姿はイラストで見ての通り隠しています

エピソード:ライブ後1時間で仕上げたファンアート


ある日の話です。推しアイドルさんのライブ後、
「今日の衣装ヤバかった…!」と思い立ち、ライブ会場を出るや否や
急いでファンアートを描き始めました。
その日は特典会もあったので、なんとか1時間で仕上げて会場へ直行!
その場でアイドルさんに見せると、
「えっ!?これ今日の衣装じゃないですか!すごい!」と驚いてくださり、「ライブ楽しんでもらえたみたいで嬉しいです」と笑顔で言っていただけました。その瞬間、本当に報われた気持ちになりましたね。
この経験があるからこそ、「もっと上手くなりたい」と思えるんです。

継続するためには楽しむ工夫を!


絵を描き続けるにはモチベーション維持が欠かせません。そのためには、自分なりの「楽しむ工夫」を見つけることが大事です。
私の場合、それが推しアイドルさんとの交流でした。
でもこれは人によって違いますよね。
「好きなキャラクターを完璧に再現したい」「SNSで反応が欲しい」など、
自分だけの目標や楽しみ方を見つけてください。
また、小さな成功体験も重要です。
「前より良い線が引けた」「フォロワーさんから褒められた」など、
小さな成長でも自分を褒めてあげましょう。
それが次への原動力になります。

まとめ:実験精神で楽しみながら描こう!


「とにかく描け」という言葉の本質は、「ただ量をこなせ」ではなく、
実験精神で楽しみながら描こう」ということだと感じました。
観察・分析・仮説・検証というサイクルを回しつつ、
自分だけのモチベーションも大切にしてください。
そして何より、自分自身がそのプロセスを楽しむこと!
それこそが上達への一番の近道です。
あなたもぜひ、自分だけの楽しみ方や目標を見つけて、
“神絵師”への道を歩んでみてください!

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