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LINEスタンプを作ってみたけど…割に合わない?カモノハシのピース君の挑戦記

以前のnoteでオリジナルキャラクターを作りました!
と書いてから3週間
カモノハシのピース君に命を吹き込むため
あーでもないこーでもないと描いておりました。
ちょっと四コマ漫画も描いてみたり。

そんな中
今こんなことをしてますよーってXに
ポストしたところ、フォロワーさんから
LINEスタンプになりそうですね!と
コメント頂きまして
面白そうだからやってみよう!と思い立ち
直ぐLINEスタンプを作り始めました。


・楽しいけど、現実は厳しい

そしてついに!
「愛らしくてドジなカモノハシのピース君」
というLINEスタンプを制作しました!!!

やりましたーー!!!

ピース君は少しアイドルオタクなキャラクターで、
日常会話に使えるフレーズを詰め込んだスタンプです。


愛らしくてドジなカモノハシのピース君
24種のLINEスタンプ爆誕!!

おすすめスタンプの購入はこちらから!!!!
届け!この想い!!


なんですが・・・

制作は楽しかったものの、クリエイターへの収益率が
35%という現実や制作の大変さを考えると、

「割に合わない・・・。」と感じる部分もありました。


・3つの壁

そう感じた理由は以下の3つです。

1. 制作時間の壁:楽しいけど終わらない

 スタンプ1つ1つにアイデアを練り、イラストを描く作業は非常に手間がかかりました。いや本当に大変💦
「楽しい!」と思える瞬間もありますが、数が増えるほどその大変さが身に染みました。

2. 収益性の壁:努力と収益が釣り合わない(´;ω;`)

LINEアプリ内のスタンプショップでの販売】
スタンプ1セット50LINEコイン(120円)で
販売した場合、制作者の収入は42円(120円の35%)となり
1つ売れるごとに42円程度しか手元に残りません。

労力に対して得られる収益は少ないです。
(´;ω;`)(´;ω;`)
自分はiPhoneからLINEスタンプを購入していたので
スタンプ1セット50LINEコイン(150円)で
購入していました
なんてこったい!
PCサイトやandroid携帯なら120円ですね
コメントで教えて頂きありがとうございます!

3. 競争と宣伝の壁:目立つことの難しさ

 膨大な数のスタンプが存在する中で目立つためには、
独自性だけでなく、効果的な宣伝も必要です。
「作っただけ」では埋もれてしまう可能性が高いです
っと言いますか

間違いなく埋もれます。

名もなきイラストレーターが作るカモノハシという
ニッチなLINEスタンプどう探します?
難しいでしょうね(泣いてる)

国民的全世界的に有名な
ちいかわスタンプで全て事足りるんじゃないかと
私は思ってはいますが

負けまい!!負けてたまるか!!という
気持ちを込めて(気持ちだけでも!)
SNSを使った宣伝で、まずはフォロワーさんに
お知らせすることからでも
いいと思います。
まずは発信することが大切だと思っています。

まずは自分から発信が大事!!


・カモノハシのピース君、奮闘の日々

私がオリジナルキャラクター「カモノハシのピース君」の
LINEスタンプを作った際の経験をお話しします。

制作数への挑戦:欲張った代償>

 最初は8個だけ作る予定でした。でも、「8個じゃお得感がないよな…」と思い直し、「どうせなら40個作ろう!」と意気込みました。
フォロワーさんでLINEスタンプを作っている
イラストレーターさんにも話を聞くと
同じ気持ちだったので、やるなら40個目指そう!!

この時点では、「自分のキャラクターで
LINEスタンプデビューできるなんて最高!
」と
ワクワクしていました。

しかし、

実際に描き始めるとその大変さに気付きます。
構図や表情を考えながら描く作業は想像以上に
時間がかかり、途中で

「本当に40個なんて無理だ…」と挫折。

最終的には24個で妥協することになりました。
それでも完成したときは、

「よくここまで頑張ったな」と

自分を褒めたくなる達成感がありました。


制作プロセス:楽しさと苦労が交錯する日々>

1.  アイデア出し:「どんなピース君にしよう?」

 まずはピース君にどんな表情や動きをさせるか
考えるところから始めました。
「LINEスタンプだから、使いやすい言葉や
動きがいいよね」と思い、
日常会話で使えそうなフレーズを書き出しました。

例えば、

星の数ほどあるLINEスタンプを眺めながら
「ありがとう」「お疲れ様」「了解!」など
定番フレーズから、「推し最高!」「尊い…」など
少しオタクっぽいものまで幅広く案を出しました。
ただ、この作業だけでも数日かかり、「本当に全部考えられるかな…」と不安になったことを覚えています。

2. 構図決め:「ピース君らしさ」をどう出す?

 次に、それぞれのフレーズに合った
ポーズや表情を考えました。
「ありがとう」なら笑顔で手を振る、「推し最高!」ならサイリウムを振る姿など、シーンごとの構図をスケッチブックに何度も描き直しました。

特に苦労したのは「ピース君らしさ」をどう表現するか。

「カモノハシ」というユニークな動物だからこそ、他にはない可愛さや面白さを出したい!と思いながら試行錯誤しました。

結果的には、
自分でも満足できるポーズや表情がいくつかできたと思います。

3. イラスト制作:果てしない描画の日々

 構図が決まった後はひたすら描く作業です。
ラフ→線画→着色→仕上げという工程を24回繰り返す中で、

「このペースで終わるんだろうか…」と思うこともしばしば。

それでも完成したイラストを見るたびに、「かわいい!」「これなら使ってもらえるかも!」とテンションが上がりました。

4. 売上結果:甘くない現実

 
販売開始後、「どれくらい売れるんだろう?」と期待していました。しかし現実は厳しく、初月の売上は335円…。

購入して頂いた方々
本当に! 本当に!!

ありがとうございます!!!!!(バカデカクソボイス!!!!)
嬉しい😊

「これだけ時間と労力をかけてこの収益?」というのが正直な感想です。
(テンションの差ーー💦すみません💦💦)

LINEスタンプの製作時間約35時間

335円 ÷ 35時間 = 9.57円

1時間働いて 9.57円

光熱費、お絵かきソフトのサブスク等、経費を考えたら・・・

考えたくない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

www💦


また、「売れるためには宣伝がもっと必要」という現実にも直面しました。
SNSで宣伝してみたものの、自分のフォロワー数では限界があり、多くの人に届かないまま終わってしまいました。
「ただ作って販売するだけ」では不十分だと痛感しました。

・それでも得られたもの

 LINEスタンプ制作は確かに大変ですが、それでも得られるものもあります。自分のキャラクター「愛らしくてドジなカモノハシのピース君」を形にする楽しさや達成感、自分だけの商品を世に送り出す経験。
それらは何にも代え難い価値があると思いました。
あと、自分のキャラクターが爆速で描けるようになります!
描きまくりましたからね💦

ただし、

「お金を稼ぐ」という目的では効率が悪く、その労力や時間に対して得られる収益(35%)は割に合わないと感じました。

これから挑戦する方には、「趣味として楽しむ」ことを目的にすることを
おすすめしたいです。

・<注意点>

あと、1スタンプあたりのデータ量は
気にしたほうがいいです
自分はあまり考えず描きこんでしまったため、
1スタンプあたりのデータ量1MB以下
超えてしまったのもが多く、
サイズ調整や色の数を減らすなど苦労しました💦

ですので、できるだけ塗りは少なく、
線画だけでも面白い
ちいかわのような絵柄がよいかもしれません。
それに面白いキャラやストーリーなどあれば
人気が出るかもしれませんね!
(もうそれはちいかわなんすよ 
ちいかわ最高か!!)


今回参考にさせて頂きましたサイトはこちらです↓
大変説明が分かりやすく助かりました。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございます!!
これまらも頑張ってイラストやオタクっぽいことを発信してまいりますので
宜しければフォローして頂けると大変励みになります。
よろしくお願いいたします!!

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