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あのときこうしとけばよかった!転職活動でやらかした私の失敗

比較的転職が活発だと言われるエンジニア業界ですが、この度私も2年働いた自社開発系のSaaS企業から別のSaaS企業に転職しました。私自身エンジニア転職は初めてだったので手探りで四苦八苦したので、その時のやらかしを紹介していきます。転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

現職の話をしすぎた

転職を始めたばかりのころは現職の状況と不満に思っていることを転職理由に長々と書いてしまっていました。しかし何社か受けたところで現職の話はあまり書くべきではないなという結論に至りました。理由としては3つです。

- 面接官が興味を持ってしまいその話題になってしまう
- だいたい現職の悪口になってしまい、ネガティブな印象を持たれてしまうから
- 面接の場で話すべきは、転職後にどのようにしていきたいかということだから

現職の不満を誰かに聞いて欲しい気持ちはものすごくわかります。多忙だったりチャンスをもらえなかったりで日々損をしているように感じていることでしょう。私も面接官から現職の状況について質問されると、「ちょっと聞いてよ奥さん、うちの旦那ったらひどいのよ」とばかりに現職の悪口を言ってしまってました。しかし、それは飲みに行った時の酒の肴であって面接の場で披露するものではありません。面接官が聞きたいのは、私がどういう人柄で、今後どのようにキャリアを描いていきたいのか、です。面接で話すのは未来の話です。現職の話は聞かれたら手短に話す程度にとどめましょう。

これからのキャリアプランを詳細に考えてなかった

自分のキャリアプランの解像度が低すぎました。大体の場合だとエンジニアとしてスペシャリストを目指したいのか、それともマネージャーにシフトしていくようになるのか。フロントエンド、サーバーサイド、インフラエンジニアなどの専門性も決めなくてはなりません。さらに1年後、3年後、5年後、、と短期マイルストーンを考えるなど、ビジョンは詳細であるにこしたことはありません。私の場合エンジニアとして技術を身につけていきたいという気持ちはあれど、フロントでもバックでもインフラでもどれでもいいと思っていました。なんなら全部できればいいじゃんと今も思っていますし、事実どの分野であってもシステムを支えるという面においては同じであり、どれも重要な仕事だと思っていたので。しかし、それをそのまま面接で伝えていたのは我ながら愚直だったなと反省しています。少なくともサーバーサイドを募集してる求人に対してはサーバーサイドが大好きですぐらいに嘘つくぐらいしてもよかったなと後から反省しました。

正直にあなたの考えを述べてもいいですが、明確なビジョンがないのなら企業に合わせて嘘をついてもいいと私は思います。SIerならスペシャリストよりゼネラリスト志向な人間が求められているでしょうから、「自分はその志向の人間です」と軽く嘘つく方が「明確には決めてないんですけどまぁなんとでもなれると思います」と答えるよりも印象は格段にいいです。エンジニアとしてのキャリアプラン、マネージャーとしてのキャリアプランをそれぞれ立てておいて、マネージャーが不足してる会社には「将来はマネージャーになろうと思います」ぐらい言っていいでしょうか。なりたくないわけじゃないんだから嘘ではないはずです。

短期集中で活動してしまった

今回の転職活動は1ヶ月ちょっとだったのですが、週に面接を3つ入れるなど詰め込みすぎてしまい、結果疲れて一つ一つの面接の準備が十分でないまま臨んでいたのも反省です。早く転職したいという気持ちからそのようになってしまったのですが、面接は非常に疲れることですし、不採用通知を立て続けに食らわされると気持ちも滅入って気力を失いかけてしまいました。元気のないまま面接を受けても企業からの印象もよくないのでまた不採用になるという悪循環が生まれます。転職活動は非常にエネルギーを使うものです。精神的に負担にならない程度にゆっくりとやって行ったほうがよかったと反省しています。疲れたら休むのも大事なことです。

こちらに転職活動の最適なペースについてチェックリストがあるので試してみると良いと思います。

転職活動の基本スケジュールと計画の立て方|転職ならtype

まとめ

いかがでしたでしょうか。後から振り返ってみるとそんなの当たり前だろ、馬鹿なことしたなーという失敗ばかりで頭を抱えてしまいます。転職は自分の今後のための方向転換の活動であり、企業と話合うのはあなたのこれからと企業のこれからがマッチするかどうかです。あまり過去や現在に囚われすぎず、これから先の未来についてポジティブに話していきましょう。それでは、あなたの転職に幸あれ!

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