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二足の草鞋
今日のYahooニュースで見つけた記事です。
スノーボード・ハーフパイプ世界チャンピオンの「ショーン・ホワイト」が東京オリンピックでのスケートボード・パーク種目の出場を断念した、というすごいシンプルな記事なのですが、これが今の自分に凄く共感できる記事でした。
「そもそもランキング的に出場できない」とコメント欄にもあって、去年の世界大会で13位で終わっているので確かにそれはそうなのですが、子供の頃からスケートボードも練習しているし、彼の技術なら本気で取り込めば夢という訳ではないと思います。
それよりも、記事内の彼のコメントの
「雪の競技を離れて取り組むことに違和感があった」
この言葉の奥の深さに凄く共感できました。
僕の場合は前はフリースキー、そして今はアイスクロスに挑戦しています。
しかし、軸にあるのはインラインスケートの活動です。
アイスクロスもこの軸の中で挑戦をしています。
しかし、この軸の中では限界がきます。
それを超えるには軸を変えないと進めない領域になります。
ショーンもスノーボードで世界の頂点を極めた身で「その領域にいく為の犠牲」というのを理解しているはずです。
先程の「雪の競技を離れて取り組むことに違和感があった」という言葉は「自分の中でスノーボードをこれ以上犠牲にできない」という言葉だと思います。
二足の草鞋の強さと弱さ。
道のりは分かるけど、その険しさも同時に分かる。
この感覚が分かるのも挑戦した結果です。
同じ歳(今年34歳)として「挑戦、お疲れ様」という言葉をかけてあげたいです。