③ INFINITE
T:では次は3曲目のINFINITEです。仮タイトルは「ポップ代表」で、その名の通りアルバム中ではいちばんポップな曲かなって思ってます。これは1番目に出来た曲やったっけ?
S:そう、いちばん初めです。
N:これも兄の前バンド時代の…
T:うん。それを再編しまくって、しまくって…、リフは元のままやけど歌のメロディーは完全に別もの。
N:結果、元よりも良くなったと思いますけどね。
T:この曲のサビのコード進行はポップスのヒット曲によくあるパターンで、このパターンで曲を書くと誰でもそこそこ良いものが書けてしまうんやけど…、「そこそこ良い」の更に上を目指す自分としてはなかなか納得がいかなくて、2人にも聴かせていないサビのメロディーのアイデアが30以上はあったと思う。30回以上サビのメロディーを書き直して一応今の形になったんやけど、これで良かったのか未だに自分でわからないという…(苦笑)
S:いいですよ。
T:書きすぎて自分で判断出来なくなったから、もうメンバーの判断に任せたって感じ。
N:ポップでメロディーもキャッチーで、且つフックが効いてて、いいんじゃないでしょうか?
T:うーん…。
N:メロディーに加えてキメの多い演奏も聴きどころの1つかと。
T:これはギターとベースに関してはバッキングが…。
N:ねぇ…。
T:聴くだけではわからんかもしれんけど、これは弾くのがすごく大変な曲です(笑)
N:大変でした。本当に。
T:これレコーディングの1発目やったもんな。
S:(笑)
N:そうそう。本当に下手したら2ヶ月くらい録らされてたんちゃうか?ってくらい大変でした。
S:ツラそうでした。うん。
N:1つの山場がギターソロの後の高速ユニゾン (3分50秒~) かな。あれがもう…。
T:あれは無駄に速いな。
N:速い!あんな速いフレーズをベースで弾いたことがなかったから大変でしたねぇ。
T:ギターならまだあるかなって感じやけど、あそこはベースも一緒に速いフレーズを弾いてるんで、その辺をもう一回聴いてみてもらえたらなって思います。因みにこの歌詞とか歌はどんな感じですか?
S:本当に生まれて初めてこの曲で歌詞を書いたし、仮歌も初めて録りましたね。歌詞は自分の事ですね。昔いろいろあり…それでもやっぱり希望を捨てずに…みたいな?ちょっと恥ずかしいんですけど、そんな感じで書きましたね。で、この歌はすごく苦労しました。私は声が低いので、最初サビの高い音が出なかったんですよ。で、訓練して訓練してやっとって感じですね。この曲に関しては。うん。
T:結構高い部分が続くからなぁ。
S:もう最後は息継ぎが出来なくて苦しくて、何度も歌い直しました。だから可愛くてしょうがないです、この曲は。
N:まぁそんな感じの我々にとっても大事な1曲。
S:はい、始まりの曲ですね。
T:でも未だに良いのかどうか、よくわからへんねんけど(苦笑)
S:いいんです、これで。
N:良いって言ってくれる人も多い曲なんで。
T:そう? あ、そう言えばこの曲中でジバニャンの声が聞こえるって噂が…(笑)
S:ジバニャン、絶対いますよ(笑)
N:1分17秒辺りって言ってたような…。
T:サビのバックのギターのグリッサンドの音がジバニャンの声に聞こえるみたいなんで(笑)
S:全部で7匹いるみたいなんで是非探してみてください。うん。楽しみ方の1つとして。宜しくお願いします。
サポートして下さるファンの皆様、いつも本当にありがとうございます! 頂いたサポートはバンドの活動費として大切に使わせて頂きますm(--)m