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⑤ RELUME

T:次は5曲目のRELUME。これも仮タイトルを言うと「泥くっさいの」でした。

S:あー、そうでした!

T:何が泥くさいのかと言うと、ブルージーなイメージ? それを泥くさいと言うのかどうかはわからんけど、自分の中では泥くさいというイメージやった。

N:先行して「くっさいの」があったから…。

T:それに対抗して「泥くっさいの」って付けた部分はあるかな?

N:これは他の曲と雰囲気が違って、アルバム中のフックになってる1曲かと。

T:アルバムの中で色んなバリエーションを見せたいって思っていて、その中でもいちばんバリエーションの幅を見せた曲ではあるかな?

N:あれってオルガン?あのキーボードの音色…。

T:うん。サビのオルガンのフレーズはなかなかハマってるかなって思うんやけど。

N:僕もアレンジを初めて聴いたときにカッコいいなって思った。あとはベース的にはうねるようなフレーズが全体的に入ってて、そのグルーヴ感を出すのも兄と共に拘った部分かな。

T:その辺もMarcel Jacobっぽい(笑)

N:しつこいようですが我々はMarcel Jacobがとても好きなので(笑)

T:でも曲を書いてる時点ではMarcel Jacobとか彼のバンドでもあるTALISMANっぽさはそんなに意識してなくて…。最終的にはそれっぽい雰囲気も出てしまったけど、初めの段階ではDo As Infinityっぽいのを書きたいなって思ってた(笑)

S:ふーん。

T:Do As Infinityってメロディーの中でブルージーな要素というか、ちょっと泥くささを感じさせる音を使ったりしてて…、そんな雰囲気の曲を書いて、それがアルバムの中の1つのフックになればいいかなって思ってた。あと曲の最後に大サビ (3分32秒~) がくるんやけど、初めはあれが無くて…。

N:そうそう。僕がパンチが弱いんちゃうか?って言ったせいで大サビがついたという…。

T:ダメ出しをくらったから…(苦笑) 大サビ前のギターソロのパート (3分01秒~) は初めからあったっけ?

N:なかった。シャレたギターソロが加わって、更に大サビがくるという展開になったのは僕のクレームのせい…かもしれない(笑)

一同:(笑)

N:まぁ、より良くなったと思うので…。

T:是非最後の大サビまで聴いてもらいたいですね。

N:でも普通のサビも僕は結構好きやけどね。

T:所謂シングル向きなメロディーではないけど、味わいがあるというか…。

N:そうそう。通好みでちょっとシャレてるっていうか。

T:因みにこれ、仮歌が入ったときに歌のハマり具合がいちばん良いとか言ってなかったっけ?

N:あー、うんうん。

S:この曲はかったるい感じで歌ってくれって言われたんですよ。かったるいって何だろう?って思って…。歌うときってちょっと力が入っちゃうけど、この曲は完全に力を抜いて歌いました。

N:へぇ、そんな拘りが。

T:覚えてない(笑) まぁ、でも曲調と声質が合ってるんちゃうかなって気はする。

N:SHALねーさんだからこそ生まれた曲ってところでしょうかね。

S:あぁ、ありがとうございます。

T:若干アダルトな雰囲気もある?(笑)

S:(笑)

N:オトナのSHALねーさんがでた曲…(笑)

S:そうなんですかね?オトナになりたいですね。

T:もうオトナやん(笑)

一同:(笑)

T:今日、誕生日だった人…(笑) (※この特典を配布したライブはSHALの誕生日に行われた。)

N:よりオトナに…(笑)

S:もう歳は聞かないでください(笑)

N:これも個人的には結構気に入ってるので…。

S:私もです。たくさん聴いてください。

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