❖脳内音楽祭❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年10月19日)
(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)
散歩中の脳内音楽祭。夜のルーティンの散歩。外灯は所々にあるけれど、太陽の明るさがない分、余計な周囲の様子は飛び込んでこない。だから考え事に集中できる。頭の中で、あれこれグルグル思考を巡らせる。良いアイデア、なかなかの着地点が見つかると、忘れてしまわないようにスマホのメモへ。貴重な思考の液体をそのまま保持したいのだが、頭はまるで粗雑な土器の如く、その大切な液体を外へと染み出させてどこかへ失わせてしまうので急いでメモを打つ。その一連の動作の最中、同時に脳内では大抵、音楽祭が催されている。頻繁に演奏される曲目もある。一方で、なぜこの曲がこのタイミングで流れるのだろうと思うこともある。流行りの曲も、懐メロも。分け隔てはない。しかし音楽祭は豪華なコンサートホールではなく、こじんまりとした空間で開かれている感じ。どちらかと言えば有線放送。散歩の世界からワープして、味わいのある喫茶店にいるかのよう。昨日の音楽祭でも懐かしい曲目が流れた。懐かしいといっても10年前くらいの曲。しかし当時はよく聴いていたが、ここ数年全く聴いていなかった。それなのに、何がきっかけだったのか、いきなりその曲が脳内を駆け抜け、しばらく行ったり来たりした。当時の自分の心境、そして自分を取り巻いていた環境や事象が飛び出してきた。苦い記憶が出てきたが、一緒に出てきたのは、そこで戦っていた自分の粘り、頑張り。その曲は当時の自分の応援歌でもあった。ネガティブワードをポジティブワードに切り替える歌詞。分かりやすい歌詞だが素直に共感した。向かい風も背中で受ければ追い風になるという歌詞だった。要は自分の受け取り方だと思った。さて、今日の音楽祭の曲目は何だろう。