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🎵脳内 おもひで 音楽祭🎵・・・♪15曲目♪(2024年6月7日)

【 コブクロ/桜 】 

バタバタとした忙しさに不思議な充実感を抱きながら、2カ月以上が経っております。そのような状況なので、なかなかきちんとした近況報告ができないままでしたが、所在が曖昧なままだと今後の業務にも差し障りが出るかもしれないということで簡単にご報告。

2024年3月末に、ラオスから本帰国し日本に戻ってまいりました。そして4月から東京で再び教員をしております。今回の本帰国は一応4回目になります。1回目はシンガポール第1期、2回目はシンガポール第2期、3回目はラオス第1期、4回目が今回です。2022年度のタイの場合は、日本に戻ることなくそのままラオスに向かったため本帰国とはなっていません。

こうして何度も本帰国をしていても、この国ともいよいよお別れなのだなという時期が迫ってくると何とも言えない感情が湧き上がってくるものです。そんなときに私の頭の中に流れる曲としてコブクロの「桜」があります。

この曲自体は誰かを思う歌だと思います。そしてその思いは成就することなく、桜のように儚く散っていくように表現されていると勝手に解釈しています。私の場合、この成就しない思いの先にあるのは、いよいよお別れとなる住んでいた国というイメージで、この曲が持っている別れの儚さや悲しさが重なるのです。そうして本帰国のための準備をし始めるようになると、ふとした時にこの曲が脳内に流れてくるのです。

去年のラオスでの教員生活は、勤務時間こそ長くはないものの、その分、授業内容や授業展開について色々な試行錯誤をする機会に恵まれ、充実した日々を送っておりました。

現在は久しぶりのフルタイムでの教員生活ということで、勤務時間の長さはもちろんのこと、日本の教育環境や昨今の教育の流れに急いで感覚を合わせようとしたり、探究学習のさらなる理解を進めたりで、悪戦苦闘の毎日を送っております。そうなると私の悪い癖である「とりあえず長い時間学校に留まる」が発動していて、非効率な教員生活になっておりますが、これはこれで充実しております。

3月末にビエンチャン日本語補習授業校の最終出勤日となった卒・入学式+離任式を終え、その余韻に浸ることもできないまま、翌日の夕方の便で本帰国しました。今回のラオス第2期がスタートするにあたり、その前年度に隣国タイの在外教育施設で教員をしていたため、比較的安価な状態で荷物を陸路で輸送できました。その結果、とりあえずタイ時代の荷物は何でもかんでも段ボールに詰めて発送したことで、今回の本帰国の際にかなりの断捨離が求められたのです。

とはいうものの、思い出との決別が苦手な私は、なかなか断捨離ができず、結局かなりの段ボールをEMSで日本に送ることになり、とんでもない配送料になりました。

さらに本帰国の航空便でも、標準の手荷物の個数で収めることを早々に諦め、追加でスーツケースや段ボールを持っていくことにしたのでした。今回はベトナム・ハノイのノイバイ国際空港で乗り換える便で、ベトナム航空の飛行機でした。

ビエンチャンのワッタイ国際空港に着いてから、チェックインまで空港内のカフェで過ごしているときも、空港の外の夕日を眺めているときも、とうとうこの飛行機に乗って本帰国なんだなと実感したときも、私の脳内にはコブクロの「桜」が流れていました。

2度目となったラオス生活。今回もたくさんの刺激・気づき・学びで大いに楽しませてもらいました。そんな素敵な時間を過ごさせてくれたラオスに感謝です。

まあ風の又三郎のように、または根無し草のように、職業「旅人」としてウロウロする性分の私ですから、三度目のラオスがあっても不思議ではないと思っています。

ということでラオスには一応「ありがとう、さようなら」と伝えておきましたが、同時に「またね」という思いも抱いています。次にラオスに戻ったときに、今度はもっとコミュニケーションの輪を広げられるように、日本でもラオ語の勉強を続けようと思います。

「ແລ້ວພົບກັນໃໝ່(レオポップカンマイ、「また会いましょう」)」

【連続投稿:992日目】

#つれづれ   #コラム   #思い出ソング
#桜   #コブクロ

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