🎵脳内 おもひで 音楽祭🎵・・・♪13曲目♪(2024年3月10日)
♪ 13曲目 ♪
【 レミオロメン/3月9日 】
昨日は3月9日でした。この日を迎えると、その日付がそのまま曲のタイトルになっているレミオロメンの『3月9日』のことが頭をよぎります。
そしてとりあえずこの曲を聴いてみるわけです。すると日本で教員をしていてネットカフェに入り浸っていた頃、店内に繰り返し流れていた『3月9日』と、その時期の自分の心境とか状況が一気に蘇ってきます。
しかしこの曲で蘇ってくる思い出は、日本にいたときだけではありません。それと同じくらいのインパクトでシンガポール第2期のときの思い出も蘇ってきます。
シンガポール第2期の2年間はどちらも中学3年生の担任で、ジャパ中の卒業式は3月3日前後に終わっているため、3月9日は1年目も2年目もクラスの生徒たちを送り出した後でした。そうしてその日を迎え『3月9日』が聴きたくなり、曲を流すのは卒業式の雰囲気が所々に残っているHR教室だったのです。
『3月9日』が流れるスマホを教卓に置き、教室の片付けをしていると、その年度の出来事が走馬灯のように目の前に広がってくるのです。教室の広さなどたかが知れているので、片付けようと思えばあっという間に終わるはずなのに、1年間の出来事を噛みしめながら片付けていると意外に進みません。
そんな時間がとても心地よいので、数日かけてゆっくりのんびり片付けをしていたのも懐かしい記憶になっています。昨日、『3月9日』を聴いたときも、懐かしさに引きずられて、当時の写真データを見返してしまいました。するとさらに懐かしさが溢れてきて、久しぶりに開いたアルバムから離れられないのと同じような沼にハマってしまいました。
こうして昨日の出来事も、『3月9日』を聴いたときに蘇ってくる思い出の一部になっていきます。そして次にこの曲を聴いたときには、懐かしさの層が一つ重ねられていて、ミルフィーユみたいな記憶の味わいはさらに増していることでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?