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❖政治家のトレードマークと、かつての熱中❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年1月16日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

◆政治家のトレードマークと、かつての熱中◆
①赤いカフスボタン
②水玉模様のネクタイ
③ストライプのYシャツ
これは1989年(平成元年)に実施された第13回アメリカ横断ウルトラクイズにおいて、機内400問の三択ペーパークイズで出された問題の選択肢である。

アメリカ横断ウルトラクイズは、文学・歴史、政治・経済、科学・技術、芸能・文化・スポーツ、ノンセクションなど様々なジャンルから出題される。そして先程の問題は、時事のジャンルのものであり、当日注目されていた人物のトレードマークはどれか答えるものであった。

この人物は、初の昭和生まれの内閣総理大臣となった海部俊樹であった。先日、彼の訃報が伝えられた。91歳であった。海部首相は、在任中、日本の政治についていくつかの転換点を経験した。その中でも一番印象的なものは、湾岸戦争において作戦を展開していた多国籍軍への130億ドルもの資金提供と、その後、ペルシャ湾の機雷撤去で自衛隊初の海外実任務となった海上自衛隊の掃海部隊派遣だろう。

湾岸戦争は連日テレビで取り上げられており、夜中の戦闘シーンは、そこでどれだけの人の命や生活が失われているか想像せずに、小学6年生の私には花火のような光景に見えた。この湾岸戦争を境に、戦闘はハイテクかつバーチャルな傾向に加速化していったわけである。

さて、そんな日本政治の転換点で首相を務めた海部さんは、強いリーダーシップを発揮する人物のイメージはなかった。それは自民党の重鎮たちが裏で彼を操っていると噂されていたことや、当時、47歳の若さで自民党幹事長に就任した小沢一郎のインパクトが関係していたと思われる。

そして、政治家のイメージよりも世間に浸透していたのは、海部首相のトレードマークであった。それが時事問題としてアメリカ横断ウルトラクイズでも取り上げられていたわけである。

海部首相のトレードマークは「水玉模様のネクタイ」であった。海部首相の訃報のニュースで、トレードマークについても取り上げられていたので、自分がかつて熱中・没頭したアメリカ横断ウルトラクイズのことも思い出した。

海部首相のご冥福をお祈りするとともに、これを何かのお告げだと捉え、またクイズに向き合ってみようかなと思う今日この頃である。
#アメリカ横断ウルトラクイズ   #海部俊樹
#水玉模様のネクタイ   #トレードマーク   #湾岸戦争
#公民がすき

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