🎵脳内 おもひで 音楽祭🎵・・・♪9曲目♪(2024年2月4日)
♪ 9曲目 ♪
【 学生歌 / It's a long way 】
数日前に<本音・宜・吐露 & 弱音・宜・吐露>シリーズでも触れましたが、2月1日に母校が北海道の高校のトップを切って卒業式をしたというネットニュースを見ました。
卒業ソングとして知られている曲はたくさんありますが、私にとって頭にも心にもしっかりと刻まれている曲は母校の学生歌である『It's a long way』です。この曲は色々な学校行事で歌われ、卒業式の退場曲でもあり、密度の濃い3年間だった学び舎を巣立つ式典の最後の曲ということでとても印象に残っています。この曲はジャック・ジャッジとハリー・ウィリアムズが作詞・作曲した『遥かなティペラリー』(It's a Long Way to Tipperary)の替え歌です。
原曲である『遥かなティペラリー』(It's a Long Way to Tipperary)には日本語訳があるものの、母校の『It's a long way』の方は英語の歌詞のみなので、色々な行事で歌うとき常に英語です。
この曲を最初に聴いたのは、中学3年生の秋ごろだと思います。そのころに参加した学校説明会で見た行事紹介の映像のBGMでかかっていたような記憶があります。ただそのときは何となく英語の曲が流れているなあくらいの感覚でした。
その後、合格ラインすれすれで何とか入学することになりますが、その入学式の退場のときに再びこの曲を聴いたと思います。グリークラブの先輩たちが歌っているその曲が、とてもかっこよく感じたのでした。そして高校1年生の音楽の授業では、世界各地にあるラ・サール会の学校で歌われる『ラ・サール讃歌』や校歌、そして学生歌『It's a long way』を練習することになり、特に学生歌を一生懸命練習したことを覚えています。
先日、この曲のことを記事にしてからというもの、母校のホームページで何度も『It's a long way』を聴いています。原曲の遥かなティペラリー』(It's a Long Way to Tipperary)は第一次世界大戦のときに、イギリス将校たちが好んで歌ったため、軍歌のイメージもあるようです。曲のテンポは軽快であり、確かにテンションが上がるので、戦いのときに好まれたのも分かります。
久しぶりにこの曲を聴いたとき、当時の様々な思い出が溢れ出してきましたが、同時にやる気も出てきました。あの貴重な(奇妙な?)3年間の経験が糧となって、その後の様々な困難を乗り切ることができているのだなあと改めて感じました。それは、曲の最後の歌詞に表現されているような気がします。
We’ve a good, good time at La Salle High School
And our heart is here !