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【『少々』見聞録】

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海外での様々な「気づき」をSDGsの視点と組み合わせ、「国際理解教育の教材」にしようと試行錯誤しながら紹介しています。『共存』という空間的・物質的な繋がりの「『ルーム』シェア」を…
スライド3枚で、様々な「気づき」について、SDGsを絡めながら考えられる教材になっています。
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#WalkwithNepal

【少々見聞録~32ペエジ目~】

文化の違いを感じる場面は様々あるが、食事は中でも分かりやすいものである。 ネパールやインドでは右手のみを使って食事をすることが通常であり、左手は不浄なものと考えられ、食事では用いられない。 ただ私は右手のみ、しかも素手で食事をすることに慣れていなかったため、ステイ先のご家庭がスプーンを用意してくれた。子どもなどもまだ右手のみでの食事に慣れておらず、同じくスプーンを使っていた。 食べ方や食材以外にも、食事において違いを感じる要素はあり、ネパールのボランティアキャンプ参加中にそれ

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【少々見聞録~29ペエジ目~】

2019年は大型連休などを利用して、国際ボランティアキャンプに参加したり、日本に一時帰国したときにボランティアセミナーに参加したりと、経験値を一気にかせいだ一年であった。 2019年7月はボランティアNGO「NICE」とネパールのNGO「FFN(Friendship Foundation Nepal)」とが連携して展開するネパールの震災復興ボランティアプログラム「Walk with Nepal」に参加した。 ヒマラヤ山脈の山間部にある村にホームステイしながらボランティア活動を

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【少々見聞録~7ペエジ目~】

ヒマラヤでの生活は様々なインフラが発達した平野部、臨海部に比べると、「不便」という印象が拭えないのは、私が平野部・臨海部の生活に慣れてしまっているからだろう。 しかし山村の人々は、素直にその現状を受け入れて力強く生活している。 彼らの農業中心の生き方は、都市部の人々の生き方と比較すると「優しさ」「つながり」という点で大きな違いがあるように感じる。 それはヘーゲルが主張した「家族と市民社会」の違いにも通ずるのではないだろうか。 今回は《ネパールにおける山村の暮らし》に関わる見聞

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【少々見聞録~3ペエジ目~】

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