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【『少々』見聞録】

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海外での様々な「気づき」をSDGsの視点と組み合わせ、「国際理解教育の教材」にしようと試行錯誤しながら紹介しています。『共存』という空間的・物質的な繋がりの「『ルーム』シェア」を…
スライド3枚で、様々な「気づき」について、SDGsを絡めながら考えられる教材になっています。
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2022年10月の記事一覧

【少々見聞録 ~43ペエジ目~】(2022年10月27日)

去年の今頃は衆議院の総選挙が行われていた。 内閣の支持率の低下から、近いうちに解散総選挙があるかもしれないという報道を目にすることもある。ただ、選挙は定期的なイベントのように実施すればよいものではない。民主政治が健全に展開され、社会の平等や公正が実現されるためには、選挙が正常に機能することが必要である。 日本は多党制であるが、ある一時期を除いて、自民党が与党の地位を占めており、政権交代があまり行われないことをどのように評価するかについては、意見が分かれるところである。現在の

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【少々見聞録 ~42ペエジ目~】(2022年10月25日)

東南アジアでの生活がけっこう長くなった私としては、日本に帰国してからも、東南アジアの様子について興味・関心があり、日本アセアンセンター(ASEAN-Japan Centre)という国際機関のホームページの情報を時折見ながら、かつての時間を懐かしんでいる。 ただ長く住んでいたわりには、東南アジアの国々をそれほど回ってはおらず、ホームページで国々の様子を初めて知ることが多い。その日本アセアンセンターで、去年までカレンダーが作られていて、ASEAN諸国の祝日をまとめてみることがで

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【少々見聞録 ~41ペエジ目~】(2022年10月24日)

ラオスでは、時折、道路に木の枝葉が置かれていることがある。 イタズラだとすれば迷惑な話であるが、これはラオスにおいてはとても大切なメッセージなのである。 このメッセージがあることによって、ラオスの町の安全や公正が補われていると考えることもできる。 ラオスの町の安全や公正については、徒歩での移動よりも、自転車で移動しているときに体感することができた。 私はバイクの免許も自動車の免許も持っていないので、もしバイクや自動車でラオスの町を移動できたとすれば、自転車の移動以上に、

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【少々見聞録 ~40ペエジ目~】(2022年10月19日)

15年ほど前に、修学旅行の引率で訪れたフランス。 この引率が、人生で初めての海外であり、その際に訪れた世界遺産は、小さい時から歴史の本で見て憧れていた場所であったため、そのときの感動や驚きは今でも大きなものとして、記憶に刻まれている。 この場所には歴史上の様々なエピソードが見え隠れしている。 建造物は単に衣食住の「住」に関わるものではなく、建造した主体の強いメッセージが込められている。 今回は《フランスの建造物から聞こえてくるメッセージ》に関わる見聞録である。 (26ペエ

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