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【『少々』見聞録】

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海外での様々な「気づき」をSDGsの視点と組み合わせ、「国際理解教育の教材」にしようと試行錯誤しながら紹介しています。『共存』という空間的・物質的な繋がりの「『ルーム』シェア」を…
スライド3枚で、様々な「気づき」について、SDGsを絡めながら考えられる教材になっています。
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2021年11月の記事一覧

【少々見聞録~26ペエジ目~】

2019年の10月に、私は北インドでのボランティアキャンプに参加した。 日本のボランティアNGO「NICE」とインドのNGO「RUCHI(Rural Centre for Human Interests)」が連携したプログラムであった。 RUCHIは様々な「持続可能性(sustainability)」に関わるプログラムを展開しており、私はその中の一つに参加したが、10月という特殊な時期だったため、同じプログラムに参加する人はおらず私だけだった。さらに別プログラムで宿泊所に滞在

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【少々見聞録~25ペエジ目~】

マレーシアの町を散歩していると、アルファベット表記の看板を多く見かける。 マレーシアはマレー語が使われているが、英語も普及しているので当然といえば当然だが、よく見てみると「違和感」がある。 看板によっては、シンガポールなどと同様に、いくつかの言語が併記されているものもあるが、アルファベット表記をよく見てみると、「違和感」を覚えるものがある。 今回は《マレーシアの看板の表示》に関わる見聞録である。 #異文化理解  #SDGs  #マレーシア  #人や国の不平等をなくそう  #

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【少々見聞録~24ペエジ目~】

雄大な風景が広がるオーストラリア。 そのような雄大さは、そこで暮らす人々の身体にも精神にも影響を与えるのだろうか。 スーパーなどに行ってみると、農業や酪農との接し方への影響もあるように感じる。 接し方についての影響を具体的に感じる場面があった。修学旅行の際、生徒のファームステイ先を自動車に乗せられて回っているとき、車窓に広がる農地の様子はとても印象的であった。 今回は《オーストラリアの農業の実態》に関わる見聞録である。 #異文化理解  #SDGs  #オーストラリア  #陸

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【少々見聞録~23ペエジ目~】

ラオスでシークワード(第三弾)である。 文字列の中には「戦争」という共通テーマに関わる言葉がまだまだ隠されている。 ラオスは現在、戦時下ではないが、かつての影響が残っている。 そのような影響を取り除かなければ、「真の意味での平和」には近づかないだろう。 現在の国際社会が目指すのは、「国家間での大規模な戦闘状態を起こさない」という「国家の安全保障レベルでの満足」を超えた、「人間一人ひとりが安心・安全によって生活できるような社会である」という「人間の安全保障レベルでの満足」である

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【少々見聞録~22ペエジ目~】

シークワードの続きとして、ラオスの首都ビエンチャンにあるCOPEビジターセンターの展示や、同じくラオスの世界遺産の町ルアンパバーンにある関連施設の展示について考えたい。 シークワードの中の言葉は共通のテーマを持っている。 それは「ラオスの悲しい出来事」に関わっているが、 その共通点は過去の出来事ではなく、現在なおも暗い影を落としている。 なぜ現在にも影響を与えているのだろうか。 その影響を取り除くためにはどんな取り組みが必要なのだろうか。 今回は《ラオスに残る暗い影》に関わる

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【少々見聞録~21ペエジ目~】

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【少々見聞録~20ペエジ目~】

6年前、シンガポールは独立50周年という節目の年であった。 そのとき様々なものが「SG50」というロゴによって独立50周年の記念グッズになっていた。 Singapore POST (郵便局)は、記念グッズとしてハローキティの特別バージョンを売り出しており、それを知った私は購入することにした。特別バージョンは5体1セットでの販売と、それぞれ単体での販売があったが、せっかくなので5体1セットを購入した。 そこからシンガポールの「歴史や文化の多様性」と「多文化共生の意気込み」を感じ

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【少々見聞録~19ペエジ目~】

東南アジア最後の秘境と呼ばれることもあるラオス。 その名の通り、近代化・グローバル化の勢いが及んでいない部分も多い。 それでも、隣国の中国の影響や、他の外国資本の影響が徐々に大きくなっており、のんびりとした街並みは変わりつつある。 しかし、その街並みでひときわ目を引くものがある。 それは「まちづくり」などの捉え方が関係していると言える。 今回は《ラオスのまちづくり》に関わる見聞録である。 #異文化理解 #SDGs #ラオス #電線 #エネルギーをみんなにそしてクリーンに #

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【少々見聞録~18ペエジ目~】

白身魚のフライとフライドポテト。 この油×油という、やみつきになりそうな悪魔のメニューが定番なのがイギリスである。 いわゆる「fish-and-chips(フィッシュ・アンド・チップス)」。 魚料理とジャガイモ料理の食文化は、「イギリスの地理と歴史」を同時に物語るものでもある。 そして、その食文化はイギリス本国に留まらず、歴史の導きによって他の国へ波及していった。 今回は《イギリスの食文化と歴史》に関わる見聞録である。 #異文化理解 #SDGs #イギリス #オーストラリア

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【少々見聞録~17ペエジ目~】

インドの町を歩いていると、車が全然進まないことがある。 事故や工事の渋滞だろうかと、前の方に向かうと、そこには「牛」がいた。2匹の牛が気持ちよさそうに道路で休憩している。 クラクションを鳴らしたりはしているが、それらを強引にどかそうとはしない。(多くの人の目もあるのでそのシーンを撮影はできなかった) 彼らが動く気になるのを、のんびり待っている。 インドでは「牛は神聖な生き物」である。とても大切に扱われている。 生き物を大切に扱うということは「生物多様性の観点」からも重要である

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