おおすみのお墨付き Vol.1 ~月に1回、「水道水💧の日」!
私はいつも、ウォーターサーバーで作ったおいしい水をマイボトルに入れて持ち歩いています。
しかし今日はいつもと違い、東京都内にある公園の水(水道水)を汲んで飲んでいます。
子供の頃は当たり前だった公園の水道水。今日はちょっとにおいが気になりましたが、それだけ私の体が「高性能フィルターを通したおいしい水」に慣れてしまったのでしょう...。
ところで、なぜ公園の水を飲んでいるのか?
それは、先日受講した講座で見た写真に衝撃を受けたからです。
1.講座で見て衝撃を受けた1枚の写真
この写真です。
マラソン大会でランナーたちが走る中、アフリカの女性が体に看板をかけ、頭上にウォーターボトルを乗せて歩いている様子が写っています。
看板には、こう書いてあります。
EN AFRIQUE LES FEMMES PARCOURENT CHAQUE JOUR CETTE DISTANCE POUR DE L'EAU POTABLE
「アフリカでは、きれいな水を求めて女性は毎日この距離を歩きます」
この距離、というのはフルマラソンと同じ42.195km。ちなみに、フルマラソンの男性の平均タイムは「約4時間半強」といわれています。
数ヶ月前から練習をして臨むような距離を、この女性は毎日、家族の飲み水や生活のために歩くのだそうです。
この話を聞いた時に、私は東京マラソン2016に出場した時のことを思い出しました。
人生2度目のフルマラソンでしたが、きつくて、足は痛いし喉は渇くし…💦
くたくたになりながら、なんとか走り切った42.195km。記念写真まで撮ったりして。
その距離を毎日歩く!?しかも重い水を頭に乗せて!!?
私にはとても信じられませんでした。
2.当たり前に水があることのありがたさ
そして今日、こうして公園の水道から出てくる水を飲んで、もう一度水のありがたさを実感しようと決めたのでした。
ひねれば出てくる水道水を「ちょっとにおいが気になるな」なんて思いながら飲めることの幸せ。
なかなか安全な水を手に入れられない国の人たちもいる中で、贅沢すぎる話ですよね。
自分がいかにありがたい生活をしているか。おいしい水を簡単に手に入れられることのなんと幸せなことか!
今さらですが、その恵まれている環境に気付いた日になりました。
そういえば、「水を汲むことができる場所」を地図上で示してくれる便利なアプリがあることは皆さんご存知でしょうか?
公共交通機関が止まってしまったり、コンビニの棚から何も無くなったりしてしまうような万が一の時に、頼りになるのは水道水です。
これからの暑くなる季節に、マイボトルを持ち歩き、公園の水を汲んで飲む経験を時々してみるのはいかがでしょうか?
お子さんと一緒に実践してみても、面白い発見がありそうですね!
私も、これから月に1回「水道水の日」!