2023/6/24晴れ。関東リーグ1部 前期第7節「南葛SC vs 東京国際大学FC」
はじめに
全国社会人サッカー選手権が行われていたので、リーグ戦は3週間空けて久々の再開となります。
今節は南葛のホームである奥戸総合スポーツセンターで開催され、東京国際大学FCを迎えての試合となります。
この日は「南葛SC 10周年記念スペシャルマッチ」と称して、今まで南葛に所属していたOB選手と、南葛飾高校サッカー部の試合が前座として行われるようです。
この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。
さて、東京国際大学FCと言えば、南葛SCが関東リーグ2部に昇格した2021年に、同じ関東リーグ2部に所属していました。
南葛SCが関東リーグ2部に上がって、初めて負けたのが東京国際大学FCだったので、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
また、その試合では、デイビッソン選手が前半29分でレッドカード退場となった試合でもあり、印象に残る内容でした。
なお、この年の対戦成績は1勝1敗でした。
相手は大学生なので、卒業による入れ替わりも多いのだろうな、と思って関東リーグの名鑑と、当時の試合のスタメンを見比べてみたのですが、石井偉理亜選手、三浦元大朗選手、樋口航大選手の3人は、当時もスタメンで出ており、今季もまだ在籍しているようです。
さて、南葛SCですが、昇格するためにはリーグ戦で結果を残すしか無くなってしまいました。
残り12試合を12連勝、とまでは難しいかもしれませんが、なんとか昇格への夢を繋いで欲しいですね。
当日を迎えて
木曜から金曜にかけて雨が降った影響か、この日も天気は良かったのですが、猛暑というほどではなかったですね。
そして、この日は前座のOB戦もあったからか、カメラマン体験チケットという、特別なチケットが販売されていました。
前座の試合からウォーミングアップまでの間、カメラマンとしてピッチ内に入れるチケットとのことです。
なんとなく、面白そうだな、と思ったので、そのチケットを購入することにしました。
ただ、それだとスタンド席しか入れないので、芝生席のチケットも別に購入します。
現地到着(15:00~)
試合開始が18:00の場合は、通常は1時間前である17:00が開場時間になるのですが、この日は前座の試合があったので、開場が15:00と、非常に早い時間でした。
それに合わせて余裕を持って到着するつもりだったのですが、ちょっとしたアクシデントがあり、開場時間ぎりぎりの15時頃に現地に到着しました。
まずは芝生席に入場し、荷物を置いてからカメラマン体験チケットの入場口へ向かうことにします。
チケットを見せると、名前を確認された後、メディア用のビブスを渡されました。黒のビブスですね。
受付をしてくれたのは、南葛SCウイングスの会沢日花里選手(背番号11)だったような気がします。
さて、今回、カメラマン体験チケットを購入したのは自分を入れて6人のようです。
当たり前と言えば当たり前ですが、自分以外は、みんな立派なカメラを持っています。
南葛SCスタッフの伊東さんが、この日の流れを説明してくれました。
まず、カメラマンの行動範囲ですが、基本的にはグラウンドに入らなければ、ある程度は自由に動いても構わない、というような感じでした。
また、パイプ椅子に座って撮影しても構わないとのことです。
OB戦からウォーミングアップまでは出入り自由とのことでした。
OB戦の開始(15:30~)
いよいよ前座である南葛SCのOB 対 南葛飾高校の試合が始まります。
一人ずつ名前が呼ばれ、選手がピッチ内に入ってきます。
本物のカメラマンに混じって撮影することになりますが、自分はカメラを持っていないので、スマホで撮影していました。
井上マーさんのラジオで聞いたことがあるだけの、いわゆる名前しか知らない選手も多いのですが、会場のDJが選手の名前をアナウンスしながら一人ずつ入場してくれたので、顔と名前が一致しました。
そういった南葛SCのOB、いわばレジェンドの選手たちが次々と呼ばれてピッチ内に入ってくるのは興奮しましたね。
選手の入場後、集合写真を撮り、そのまま試合が始まります。
自分はと言えば、ピッチの周りをうろうろしながら撮影をしていたのですが、スマホのカメラでは大した写真も撮れず、途中からは撮影を諦めて観戦に集中してました。
発表当初は15分ハーフだったと記憶していたのですが、どうやら20分ハーフで試合が行われたようです。
ピッチの周りを自由に動いて試合を観られるのは、なかなか貴重な体験でした。
また、ゴール裏では南葛飾高校の生徒(かな?)による応援があったのですが、若さゆえの勢いが凄かったですね。
南葛飾高校の方々は、18:00からの南葛SCの試合でも一緒に応援をしてくれていて、実に頼もしかったです。
この試合の模様は、ハイライトで公開されているので、お時間がある方は是非ご覧ください。
物販など(16:30~)
さて、OB戦も終わり、次のカメラマン体験であるウォーミングアップまで約1時間といったところです。
今回も色々なブースを見て回ろうと考えているので、さほど時間の余裕もありません。
まずは、ドトールでコーヒーを買った時に貰ったレシートを持って、インフォメーションブースに行きました。
実は、6月9日から24日にかけてドトールとのコラボキャンペーンをやっていて、ドトールで商品を購入したレシートを持っていくとハリセンが貰えたり抽選にチャレンジ出来たりするのです。
もう終わってしまったキャンペーンですが、公式サイトに詳しく載っているので、興味がある方は是非ご覧ください。
ブースに着くと、受付に、えとみほさんと南葛SCウイングスのゴールキーパーである高橋純佳選手(背番号1)がいました。
さっそくレシートを渡し、抽選箱から(南葛SCのグッズが当たるかもしれない)くじを引きます。
残念ながらグッズは当たりませんでしたが、伊藤園の麦茶を貰えました。
隣の南葛ブースでは、試合に出場しない南葛の選手や、ウイングスの選手たちが店番をしてました。
前回の試合で購入したハリセンは、既にボロボロになってしまったため、もう1セット買うことにします。
それ以外に何か無いかな、と見ていたのですが、10周年記念のピンバッチが限定50個(だったかな)とのことでした。
そう言われると欲しくなってきて、使う機会があるかどうか分からないのですが、つい買ってしまいました。
それ以外に、新商品としてネックストラップもありましたね。キーホルダーもあったような。
思い出してたら欲しくなってきました。もっと買えばよかったかな。
また、今回は、お花茶屋にあるDRINK OF BRASILさんも出店し、グレープジュースを販売してましたね。
添加物、水、砂糖を使用していない100%グレープジュースなのですが、これが濃厚で美味しいんですよね。
通販で買うより安い特別価格で提供していました。
恒例のガチャも出てました。今回は時間もないので1回だけチャレンジ。
今回のガチャは、個人的には結構お気に入りですね。
今までのシリーズの中で一番好きかもしれません(1回しかやってませんが)。
そして今回のウエルカムボードはこちらになります。
アウェーの地に乗り込んでいった時に、こんなウエルカムボードが貼ってあったら嬉しくなりますよね。
毎回、書き続けるのも本当に大変だと思います。
スタグル
さて、恒例のスタグル巡りです。
今回は新しいお店がたくさんありました。ですので、今まで食べたことあるものは我慢することにします。
まずは、お米物語さんにて、鮭おにぎりと鮭茶漬けを購入。それ以外にも、塩おにぎり、梅おにぎり、塩レモンおにぎり、梅茶漬け、等がありました。
この店では、何故かアルコールもメニューに書いてありました。注文はしなかったので本当に販売してたかどうかは分かりません。
続いて、旨から本舗あさちゃんの唐揚げも購入。
こちらは出来上がりまで、かなり待たされました。需要が多くて供給が間に合わない感じでしたね。
しかし、この唐揚げは本当に美味しかった。ハーフタイム中にもう1箱買おうかと思うぐらいでした。
違う味の唐揚げも食べてみたいですね。本当に美味しかったです。
前回はタイミングが合わなくて買えなかったクロノワールのシュークリームとメロンパンを(HOWZITさんで)購入できました。
他の商品も買おうかどうか悩んだのですが、食べきれないと思い諦めました。
それにしても、この黒いシュークリームなんですが、とても美味しいですね。
もともとシュークリームの周りの皮のふわっとした部分が苦手なのですが、これは皮がカリっとしていて固い。
なかなか新小岩のお店まで行くことが出来ないので、また機会があれば、他の商品も食べてみたいですね。
最後は銀座総菜店さんの焼き鳥セットを購入。塩とタレがあったので、タレにしてみました。
濃い目の味付けだったので、食べているとアルコールが欲しくなりますね。
ひな肉串、ねぎま串、つくね串の3本セットでした。
試合開始が18:00ということもあり、晩御飯の代わりになりそうなメニューが多くて助かりました。
ウォーミングアップ(17:20~)
会場を満喫したので、カメラマンの体験をしに戻ります。
ウォーミングアップする選手たちを色んな角度から見ることが出来たのは、いつもと違う感じで、なんだか楽しかったですね。
17:38頃には、選手たちが引き上げていったので、名残惜しかったですが、ピッチ内を後にします。
今回、特に大したカメラもないのにカメラマン体験をしてみましたが、なかなか新鮮で楽しかったですね。
特に、選手が入場してくるところを間近で観られたのは、かなりテンション上がりました。
試合開始(18:00)
本編である東京国際大学との試合が始まりました。
今節では、秋山大地選手(背番号26)が久々にスタメン復帰しています。
とても良い選手なので、今季はあまり怪我をしないことを祈りたいですね。
試合は、お互いシュートで終わることがなかなかなく、あまり得点の匂いを感じさせない展開でした。
そんな中、前半19分頃、東京国際大学にフリーキックのチャンスを与えてしまいます。
ゴールからは少し離れていたのですが、背番号11番の金田奎人選手は直接ゴールを狙ってきました。
決まりはしなかったものの、なかなか良いコースでしたね。おそらく、この選手は、よほどフリーキックが得意なんだと思います。
それが証明されたのが後半30分頃でした。前半の時よりも、もう少し近い位置で東京国際大学にフリーキックのチャンスを与えてしまいます。
またもや蹴るのは背番号11番の金田奎人選手。
今度は、きっちりとゴール右上隅にボールを叩き込まれてしまいます。これは相手を誉めるしかないぐらい素晴らしいフリーキックでした。
残念ですが、これで先制され0-1となってしまいます。
正直なところ、終盤の失点は非常に痛かったのですが、なんとか逆転を信じて応援します。
この頃から、南葛飾高校の生徒が歌って(?)いた「流れ流れ持ってこい!」というチャントを、今まで歌ってなかった人も、ちらほら歌い出す声が聞こえてきました。
なんとか同点に、願わくば逆転を、そういった想いが強くなり、それが声となって自然とチャントを歌い出していたのかもしれません。
後半40分頃、交代したばかりの横須賀選手がゴール付近でボールを持つと、そのまま直接シュートを打ちます。
そのシュートは、キーパーだったかポストだったかに弾かれるのですが、そのボールを河本選手が強引に押し込みました。
これで同点に追いつきます。
自分や自分の周りでは歓喜の声があがり、みんなでハイタッチなどをして得点を喜びました。
しかし、この日の反撃はここまででした。
このまま逆転も狙おうかと前がかりになったところを突かれ、本日ゴールを決めた東京国際大学の背番号11番、金田奎人選手が今度はアシストで結果を出します。
後半45分ぎりぎりに、またもや逆転されてしまいました。
決めたのは背番号36番の小西利空です。
そのまま試合は終わり、残念ながら1-2の敗戦となりました。
この試合は、アーカイブが残っている(2023年6月時点)ので、興味がある方は是非ご覧ください。
ハイライトはこちらになります。
試合が終わって
この日はキックオフが18:00なので終わるのが20:00近くなる、ということで、終了後にライトアップをして選手を迎えてはどうか、という企画が、あるサポーターから挙がりました。
是非やりたいと思い(スマホのライトでも良かったのですが)、100均でペンライトを購入してきました。
みんなでライトアップして、挨拶に来た選手を出迎えます。
ただ、どんな言葉を掛ければ良いのか分からず、労いの意味を込めて拍手を送るので精一杯でした。
それにしても、この日はOB戦もあり、かなりの長丁場だったと思いますが、スタッフやボランティアの方は最後まで元気に対応してくれてました。
こういった人たちが居るからこそ、気持ちよく観戦が出来ているんだな、なんてことを思ったりします。
振り返って
この敗戦で、リーグ優勝の可能性が非常に低く、微々たるものとなってしまいました。
しかし、リーグ戦は続いていきます。一つ一つ戦って、勝ちを積み上げていくしかありません。
なお、その他の試合結果は以下のとおりです。
VONDS市原 2-1 栃木シティ
つくば 2-0 東京23FC
流経大ドラゴンズ 2-3 東京ユナイテッド
東邦チタニウム 0-1 桐蔭横浜大学
引き分けで終わった試合が一つもないですね。本当に今季は引き分けが少ない。
1位のVONDS市原と2位の栃木シティの直接対決では、VONDS市原が勝利していますが、逆転したのが後半アディショナルタイムの3分だったんですよね。
同様に東京ユナイテッドもアディショナルタイム1分で得点を決め、ドラゴンズ相手に勝利しています。
こういった粘り強いチームは怖いですね。
なお、東京23FCに勝利をおさめた、つくばFCですが、イエローカードを5名以上もらってしまったため、勝ち点がマイナス1となっています。
関東リーグはカードを貰った選手が5名以上になると、勝ち点がマイナス1になってしまうというルールがあるんですね(カードが5枚以上出ても、選手が4名なら大丈夫)。
さて、次の試合は7月2日の日曜日になります。相手は東邦チタニウム。
このチーム、これまで7試合を戦って得点が5と少ないのですが、なんと3失点しかしてません。非常に守りの堅いチームになっています。
おそらく、ロースコアの痺れる展開になるのではないかと予想されます。
また、南葛ですが、今節の敗戦で地域CLに出場出来る可能性が減ったため、大きく布陣を変えてくる可能性があります。
今季はすっぱり諦めて、来季を見据えたチーム作りを行っていくのか、それとも、可能性が残る限りは最後まで諦めない布陣で行くのか。
それに加えて、全社予選も含めると9連戦を戦うことになり、選手の疲労も考慮すると考えると、どんなスタメンになるのか予想がつきません。
もちろん、どんな選択をしたとしても、南葛を応援することに変わりはありませんが、ただ、願わくば、今年一年が遠回りではなかった、無駄ではなかったんだと、後で振り返ってそう思えるような、そんな年になって欲しいですね。