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2024/6/29晴れ。関東リーグ1部 第8節「南葛SC vs エリース東京FC」

今節は、エリース東京FCとの試合が行われました。

アウェイ開催でしたが、試合会場は葛飾区にある奥戸陸上総合スポーツセンターになります。

現地観戦の様子などをまとめてみました。

はじめに

対戦相手であるエリース東京FCは東京都豊島区を拠点とするチームですが、特定のグラウンドを持っていないらしく、ホームゲームの場所が毎回変わります。

南葛との試合はどこになるのかな、と気にしていたのですが、南葛のホームグラウンドである葛飾区の奥戸総合スポーツセンターで開催されることとなりました。

奥戸では昨季から有料開催となっていますが、今回はエリース東京主体で行うため無料開催となっています。

キックオフは18:00、この時間に始まるのは今季初めてです。いよいよ暑いシーズンが始まるだな、って感じます。

この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。


奥戸とは言えアウェイ開催なので、応援席の割合や場所が気になるところでしたが、エリース東京さんの好意なのか、いつものホームゲームの時と同じような形で開催してくれました。

さて、前節までの順位表を貼っておきます。

第7節まで

南葛は5位、対するエリース東京FCは、すぐ下の6位です。勝点差が2なので、負けると順位が入れ替わってしまいます。

当日を迎えて

前日に雨が降ったということもあり、少し気温が抑えられていましたが、湿度が高かったせいか暑かったですね。

この日は、試合前のイベント等も無いので、開場時間である16:30を目指して会場に移動することにします。

いつものホーム奥戸に向かうのに、アウェイ開催というのは、なんというか、妙な気分ですね。

試合の時間が、ちょうど晩ご飯の時間帯なので、簡単に食べられる軽食を買ってから向かうことにしました。

現地到着(16:30~)

現地に到着すると、いつもの入り口にはエリース東京のスタッフの方が居ました。

すぐに入場時刻になったので、再入場券と団扇を貰って入場します。

再入場に必要
団扇

まずは荷物を適当に置いて、持参した(いつもの)横断幕を掲出しました。

そうそう、今回は初めてみる横断幕が2つもありました。

その名は!
イギョラ!

どちらもカッコいいですね。新しい横断幕が増えるのを見るのも楽しみの一つです。

さて、この日のメンバーは以下のとおりでした。

スタメン
GK(31)飯吉 将通
DF(2)長島 武
DF(4)柳 裕元
DF(27)横須賀 郁哉
MF(17)佐々木 達也
MF(15)今野 泰幸
MF(61)小西 伶旺
MF(24)田中 大生
FW(42)加藤 政哉
FW(98)小島 大拓
FW(88)大前 元紀

ベンチ
GK(37)外山 佳大
DF(16)新井 博人
MF(7)関口 訓充
MF(8)稲本 潤一
MF(11)楠神 順平
MF(26)秋山 大地
FW(18)森山 翔介

メンバーの入れ替えが結構ありますね。

飯吉選手、横須賀選手、小島選手が今季のリーグ戦で初スタメンとなってます。

横須賀選手は3月のカップ戦で怪我をしてしまって以来、久々のスタメン復帰です。

小島選手は、先日加入の発表があったばかりの選手で、小西選手に続いていきなりのスタメン起用となります。

また、ベンチでは、稲本選手、秋山選手が今季初登録となります。

試合開始(18:00)

いよいよ試合開始の時間になりました。まだ少し暑さを感じます。風もそこまで強くありません。

エリース東京主催ということで、女性の方が2人(GiGOの方なのかな?)、試合開始前にキックインセレモニーを行います。

その後、試合前の写真撮影などが行われ、キックオフを待つばかりとなったところで、コートチェンジが行われました。

この日は、かなり西日が強かったので、前半はコートチェンジをして太陽を背にして戦いたい、というエリース東京の作戦だったのではないかと思います。

後半になれば陽も沈むので、良い作戦ですね。

ただ、ゴール裏で応援する身としては、後半に味方が攻撃するのを近くで観たいので、コートチェンジされるとちょっと残念なんですよね。

いずれにせよ、これで南葛は太陽の眩しさを受けながら攻撃をすることになりました。

さて、試合が始まり、南葛のシステムはおそらく3-4-3、前節では2試合ぶりにサイドバックに戻っていた田中選手が、またも一つ前のポジションに居ます。

小西選手と今野選手がボランチ、初スタメンの小島選手がトップの位置でしょうか。

前半が始まってから最初の8分はエリース東京に押されっぱなしでした。

早いところ南葛の攻撃する時間になって欲しい、なんて思ってましたが、なんと前半9分、素早いカウンターから佐々木達也選手が早々とゴールを決めました。

そして、佐々木達也選手にとっては、リーグ戦での記念すべき初ゴールです。

これで調子が出てきたのか、南葛はいくつものチャンスを作り出しゴールを狙いますが、なかなか得点には繋がりません。

エリース東京も鋭い攻めを見せますが、互いに譲らず前半はそのまま1-0で終わりました。

ほとんど試合が止まることなく進んでたので、気付けば前半が終わっていた、という感じでしたね。アディショナルタイムも1分でした。

さて、前半が終わり、もうすぐ19時になろうという時間。ハーフタイムの間に用意しといた軽食を食べておきます。

そうこうしているうちに後半が始まります。互いに選手の交代はないようです。

後半が始まってすぐはエリース東京が攻撃する時間が続きましたが、南葛も後半7分には3連続でコーナーキックのチャンスを作るなど得点の機会を伺います。

次の1点をどちらが取るか、という展開でしたが、後半19分、エリース東京の攻撃が南葛のゴールをこじ開けました。

これで1-1の同点です。

決めたのは7番の神田凜星選手。飯吉選手が弾いたこぼれ球に上手く反応してのゴールです。

勢いに乗ったエリース東京が、南葛のゴールに迫るシーンが多くなります。

後半は、応援席の目の前が南葛のゴールなので、相手の攻撃が迫ってくると、どきどきしてしまいます。

この試合は、エリース東京のシュートがゴールポストに当たるシーンが2回もあったこともあり、本当にヒヤヒヤしました。

そんな不安の中、後半41分、なんと南葛が逆転に成功します。

エリース東京が自陣のゴール前で、キーパーを含めてパス回しをしていたところ、キーパーのパスが少しずれて佐々木達也選手の目の前に転がってきました。

これは絶好のチャンス。佐々木達也選手が、すかさず切り込んでシュートを撃ち、相手DFに当たって浮いたボールを楠神選手がヘッドでねじこみました。

これで2-1、残り時間もわずかです。

後半のアディショナルタイムが4分、エリース東京も最後まで激しい攻撃を仕掛けてきましたが、柳選手と長島選手を中心に守り切り、このまま2-1で南葛の勝利となりました。

試合後

この試合は、アーカイブが残っている(2024年9月時点)ので、リンクを貼っておきます。

ハイライトはこちらになります。


その他の試合結果

その他の試合結果は以下のとおりです。

ヴェルフェ矢板 1-2 つくばFC
VONDS市原 1-0 東京ユナイテッド
東京23FC  3-1 東邦チタニウム
桐蔭横浜大学  2-2 東京国際大学

ヴェルフェ矢板は前半に先制するも、後半に2点取られて負けてしまいます。

2点ともPKによる失点のようです。

VONDS市原は危なげなく勝利しています。スタッツによると東京ユナイテッドは前半と後半で1本ずつのシュートしか打てなかったようです。

東京23FCと東邦チタニウムは後半終了間際まで1-1の同点だったのですが、なんとアディショナルタイムで2得点を挙げ東京23FCが勝利しています。

大学生同士の試合は同点に終わりました。

スタッツによると桐蔭横浜大学のシュート数は2本、それで2得点ですから、少ないチャンスをものにしたようです。

この結果より、順位表が以下のようになりました。

第8節まで

勝点順に並べてみます。

勝点 チーム
------------------------------------
21 東京23
20 VONDS
19
18
17
16 つくば
15
14
13 南葛
12
11 東京U 
10
 9
 8 エリース、東チタ
 7 矢板
 6 
 5 東京国際大
 4
 3 桐蔭横浜

東京23FCとVONDS市原が、ちょっとずつリードしているようです。

南葛は、順位こそ4位ですが、勝点で言えば半分ぐらいの位置ですね。

次の試合日程(リーグ戦)

第9節の試合日程は、下記のようになります。

7/6(土)
14:00 東邦チタニウム  - エリース東京
18:00 東京23FC   - VONDS市原
18:00 東京ユナイテッド - ヴェルフェ矢板
18:00 南葛SC     - 東京国際大学

7/7(日)
17:00 桐蔭横浜大学   - つくばFC

注目のカードとしては、東京23FCとVONDS市原の1、2位直接対決でしょうか。

南葛は東京国際大学との試合です。

振り返って

エリース東京は、もともとフィールドを縦に広く使う傾向があり、攻め込んでいても最終ラインまで戻して、パス回しをしながらボールを落ち着かせる、といったことをよくします。

言ってみれば、どれだけ前に進んでいても、最終ラインまで戻すことに抵抗が少ないんだと思います。

今回は、そこ(最終ライン)でミスが出てしまったのが南葛にとってはラッキーで、エリース東京にとっては不運だったのかな、って気がします。

内容的には、負けててもおかしくない展開でした。

ただ、課題を持った上で勝利することが出来た、というのは最高の結果ではないでしょうか。

なお、この日の入場者数は711人でした。

イベントも無く無料で開催した場合、純粋に南葛のサッカーを観に来るのは700人ぐらい、とも言えそうです。

来年、再来年と続いていくと、この700人という数字も、どんどん大きくなっていくのだろうか、なんて考えてみたり。

さて、次の対戦相手は東京国際大学です。

昨季の対戦成績は1敗1分、個人的にはどことなく苦手意識があるチームです。

とはいえ大学生のチームなので、毎年3月に卒業、4月に入学と選手が変わっていくので、昨季の対戦成績はそこまで気にしなくても良いかもしれません。

昨季は東京国際大学の一員として、南葛を苦しめた金田選手が今季は味方に居るのも心強いですね。

このまま連勝といきたいところです。

がんばれ!南葛SC!

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