2023/4/23 晴れ。ボランティア体験記(関東女子サッカーリーグ1部 前期第2節「南葛SCウイングス vs 東京国際大学」)
はじめに
この日は16:00から、南葛SCの女子チームであるウイングスと、東京国際大学との試合が奥戸総合スポーツセンターでありました。
対戦相手である東京国際大学の女子サッカー部は、関東女子サッカーリーグだけでなく、関東大学女子サッカーリーグにも所属しています。
そのため、この試合の前日は関東大学女子サッカーリーグの開幕戦として、日本体育大学の女子サッカー部と試合をしていたようです。
調べたところ、ゴールキーパーを含め、7名の選手が連戦だったみたいですね。
なお、去年の対戦成績では、ウイングスの1勝1敗でした。
ただ、大学生は毎年選手が卒業していくので、昨年の対戦成績は、あまり当てにならないかもしれませんね。
前節までの順位表を貼っておきます。
また、この日の試合情報が公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。
自分はボランティアとして参加してきました。
当日を迎えて
この日の朝は少し肌寒い天気でしたが、午後からは晴れ間が広がり、試合の時は、とても暖かくなりました。
キックオフ時間は16:00で、ボランティアは2時間前の14:00集合になります。
ウイングスの試合を、奥戸総合スポーツセンターでボランティアするのは初めてなので、どんなことをするのか楽しみでした。
現地到着(13:50)
徒歩で30分ほどの場所なので、のんびり歩いて向かっていると、偶然にも、同じくボランティアに向かっている人と合流しました。
ボランティア中は、あまりお互いのことを話したりしないので、せっかくなので、どういったきっかけでボランティアを始めたのかを聞いたりしました。
人それぞれ色んなきっかけがあって、面白かったですね。
10分ぐらい前に現地に到着すると、既に大半のボランティアが集まっています。
この日は15人ぐらい集まるとのことでした。
開始5分前には全員集まったので、酒井さんから、この日のボランティア活動の説明が始まります。
水元と違って、奥戸は広いことから、最初は2つのチームに分かれて作業を行うとのことです。
1つはテント等の設営をするチーム、もう1つはパートナーのボード設置や、コーナーフラッグ周辺に人工芝を設置するチームです。
後者の作業は人工芝の運搬があるので体力が必要ではないか、とのことだったので、体力に自信がある人が立候補して行うことになりました。
続いて、試合中の役割分担を決めます。
ボールパーソンが5人、担架要員が4人、それ以外の人は、受付や門番等を交代で行うこととなりました。フリーキック等の記録係を担当した人も居たようです。
自分は、最初は人工芝チーム、試合中はそれ以外の役割となりました。
注意点として、ユースの試合が(おそらく14:50ぐらいまで)行われているため、その試合の邪魔をしないよう準備を進める必要がありました。
ボランティア開始(14:10)
如月さんの挨拶と注意事項の説明の後、ボランティア活動が始まります。
まずは、パートナーのボードを会場の奥に順番通りに並べました。
ところが、しばらくするとパートナーのボードが風で移動してしまっていたので、後ろに重石を置くようにします。
次に人工芝を設置します。
倉庫の中に人工芝セットが台車に載って置いてあるので、それをそのまま運びます。
この台車が重いの何の。何とかみんなのチカラを合わせて動かしていき、4隅のコーナーフラッグの周りに人工芝を配置します。
グラウンドの周りが陸上競技場のトラックになっているので、コーナーキックを蹴りやすいように、その周りに人工芝を敷きつめる感じですね。
人工芝を敷くためにグラウンドの周りを一周するのですが、ついでにトラックの上にあるコーンを端に寄せておきます。
この作業が終わると、サッカーをするためのグラウンド環境が、ひとまず整う、ということになります。
試合に向けて、テントの配置が残っているのですが、ユースの試合がまだ続いていたので、ひとまず横断幕の掲出を行うことにしました。
チームで預かっている横断幕の掲出が終わる頃に、サポーターの方がやってきて、残りの横断幕を掲出していきました。
奥戸を埋め尽くす、とまではいきませんが、なかなか賑やかな光景だと思います。
もちろん、東京国際大学の横断幕もありました。
この頃にはユースの選手たちも居なくなったので、本部や各チームのテントや、テーブル、ベンチ等を移動します。
これで、ひとまず事前作業は完了となります。キックオフまで40分ほど時間があるので、交代で軽食を食べました。
ボランティアの中にはスクラッチコーヒーさんがサンドイッチ屋さんだと思っている人も居るかもしれませんね。
食後に少し会場を散策することにしました。
スタンドに登る階段の前には受付が出来ています。
特に事前申し込みや、検温等もなく、無料でもあるのですが、ここでリストバンドの配布と、プログラム(限定50部)を配布しています。
また、この日はスタンド席の1階にあるトイレも開放しているのですが、その先にあるグラウンドに間違って入り込まないように、門番が居ました。
そうこうしているうちに、キックオフの時間が近づいてきました。
試合開始(16:00)
ほぼ定刻通りに試合が始まります。
ちゃんと試合を見れては居ないのですが、前半10分という早い段階で失点してしまいました。
なんとか反撃を試みますが、そのまま0-1で前半が終了します。
ハーフタイムでは、東京国際大学が前日の試合にも出ていたDF陣の3人をフレッシュな選手に交代しました。
ウイングスも、後半から会沢日花里選手に代わって佐藤幸恵選手が入ります。
ウイングスは、後半開始から果敢に攻め立てますが、なかなかゴールラインを割ることが出来ません。
しかし、確実にチャンスは作れているように見えます。あと一押し、といった雰囲気が会場を包みます、が、しかし後半22分、またもや失点してしまいます。
このぐらいの時間(後半25分ぐらい)になると、受付の撤収準備が始まります。
受付にあるテントやテーブルを片付けて、いつでも撤収出来るようにします。ちなみに、この時までに来場した人数が、この日の来場者数となります。
撤収準備が終わると、受付に居る必要もないので、試合に集中することが出来ます。
最後まで逆転(せめて同点)を祈ってましたが、残念ながら0-2の敗戦となってしまいました。
この日の試合の模様はアーカイブが残っている(2023年4月時点)ので、お時間ある方は是非ご覧ください。
試合が終わって(17:50頃)
試合後、後片付けが始まります。箇条書きにすると、こんな感じです。
テントの後片付け
テーブルやベンチの片付け
パートナーのボードを片付け
人工芝セットを回収
横断幕を回収
端に寄せたコーンをトラックの上に戻す
ある程度、慣れた人たちが集まっているので、各自で判断して、適当に分散して作業を開始しています。
自分も、未着手の部分を見つけては、後片付けを行います。
人工芝を元の場所に格納するのが、少し大変でしたね。
最後に、ウイングスの選手たちと集合写真を撮り、酒井さんから参加証とクオカードをいただき、そこで解散となりました。
振り返って
自分にとっては、ウイングスでは初めての奥戸ボランティアでしたが、やはり広くて大変でしたね。
ボールパーソンなんかは、特に忙しそうでした。
そして、試合には負けてしまいましたが、勝利に向かって必死に戦っている姿には、やはり胸を熱くさせられます。
トップチームの選手も、何人か応援に駆けつけていましたね。
試合後には、ボランティアに対して笑顔でお礼の言葉を掛けてくれるのですが、こちらこそ「ありがとう」です。
ちなみに、受付で配布しているプログラムを見せてもらったのですが、ツイッターで公募した質問に答えるコーナーがしっかりと載ってました。
これは欲しくなりますね(ボランティアしてると貰えませんが)。
今回は50部限定ということで、全員には行き渡らなかったようです(来場者数は108人でした)。
次回は、もう少し部数を増やしてくれると嬉しいですね。
なお、その他の試合結果は、以下のとおりです。
VONDS市原 2-0 東洋大学
早稲田大学 1-2 神奈川大学
筑波大学 0-8 OSAレイア
OSAレイアのスコアは、何というか、圧倒的ですね。そのOSAレイアと開幕戦で試合して引き分けたVONDS市原も侮れないです。
次の試合は1週間後、奥戸のグラウンドで筑波大学と対戦します。
次の試合もボランティアとして応援しに行きます!
勝利した後の笑顔で記念写真を撮りたいですね。