2023/4/30 雨のち曇り。ボランティア体験記(関東女子サッカーリーグ1部 前期第3節「南葛SCウイングス vs 筑波大学」)
はじめに
この日は16:00から、南葛SCの女子チームであるウイングスと、筑波大学との試合が奥戸総合スポーツセンターでありました。
関東女子サッカーリーグに所属している大学生の女子サッカー部は、例外なく関東大学女子サッカーリーグにも所属しています。
そのため、筑波大学も、前日は関東大学女子サッカーリーグの試合として、国際武道大学の女子サッカー部と試合をしていたようです。
調べたところ、ゴールキーパーを含め、3名の選手が連戦だったみたいですね。
なお、去年の対戦成績では、ウイングスの2勝でした。なので、相性が良い相手とも言えます。
ただ、大学生は4年で卒業する関係上、去年の戦績は、それほど当てにならないかもしれません。
前節までの順位表を貼っておきます。
また、この日の試合情報が公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。
試合情報を見ると分かるのですが、今年のウイングス戦は新しい試みが多く、今回は、施設内で流れるBGMを高原麻実選手が選曲するそうです。
これは楽しみですね。ちなみに、セットリストは当日配布のゲームデイプログラムにも掲載されるそうですよ。
会場に来たら、プログラムに載っているセットリストを見ながら、流れている曲に耳を傾けてみるのも良いですね。
そんなウイングスの試合ですが、自分はボランティアとして参加してきました。
当日を迎えて
この日は朝から雨が降ってましたが、ボランティアが始まる頃には止み、途中ちょっとだけ降った程度で、そこまで天気が荒れることはありませんでした。
キックオフ時間は16:00で、ボランティアは2時間前の14:00集合になります。
いつ雨が降ってもいいように、カッパを装着して会場に向かいます。
これで降らなかったら恥ずかしいな、などと思いながら、現地に到着しました。
現地到着(13:50)
今回も、先週に引き続き、奥戸総合スポーツセンターでウイングスのボランティアをすることになります。
この日は17人ぐらい集まるとのことです。
まず初めに、南葛のスタッフである如月さんから挨拶と注意事項がありました。
先週と同じように、ユースが試合を行っているのですが、どうやら、この日は公式戦とのことです。
そのため、パートナーのボード(アドボード、というらしいです)や、人工芝の設置などは、試合の妨げにならないように行います。
ひとまず、グラウンドの周りに仮設置し、試合が終わったら本設置を行うこととなりました。
次に、南葛SCボランティア担当の酒井さんから作業についての具体的な説明があります。
この日の事前作業としては、こんな感じです。
受付テントの設営
アドボードを仮置き→ユースの試合後に設置
テーブルやベンチの移動
人工芝を仮置き→ユースの試合後に設置
横断幕の掲出
トラックの上にあるコーンを端っこへ移動
なお、試合中の役割分担ですが、前回は5人だったボールパーソンが、今回は7人となりました。
それ以外は変更ないようです。
自分は、今回はボールパーソンをやることになりました。
ボランティア開始(14:15)
雲行きが怪しい中、ボランティア活動が始まります。
まずは、人工芝を運び出します。
ユースが試合中のため、コーナーから少し離れたところに人工芝を置いておきます。
グラウンドを1周し、4か所のコーナーフラッグ全てに人工芝を仮設置します。
その作業が終わる頃には、他の作業もほとんど終わっており、後はユースチームの試合終了を待つばかりとなりました。
それにしても、ユースチームは圧倒的でしたね。
リバーサイドユースリーグという、江戸川区、江東区、葛飾区、墨田区、荒川区で構成される地区リーグの2部に所属しているようなのですが、8-0で勝利したようです。
U-18も、地区リーグからどんどん昇格していくと、最後は全国リーグまであるようで、南葛も今は地区リーグですが、近い将来は上のリーグで戦ってるかもしれませんね。
そして、TOPチームやウイングスに加えて、U-18の試合も追いかけるようになると、時間がいくらあっても足りなくなりそうです。
ユースの試合が終わった後、仮置きしていた人工芝を設置します。
少し雨が降ったりもしましたが、みんなで手分けして行ったので、15時を過ぎる頃には、事前作業がすっかり終わりました。
この日はボールパーソンだったので、キックオフまで特に作業も無く、スクラッチコーヒーさんの軽食を食べたりしながら時間を潰します。
今回の軽食は Teriyaki でした。
照り焼きチキンが入っていて、かなり美味しいですね。これも店頭に無い商品です。本当に毎回楽しみです。
試合開始10分前にはボールを受け取り、指定の場所に移動します。
自分はアドボードの後ろ辺りに座ることになりました。
試合開始(16:00)
ほぼ定刻通りに試合が始まります。
今回はボールパーソンということもあり、とても近い距離で試合を見てたのですが、迫力が違いましたね。
特に、今季から新加入の中谷選手のプレイには惹きつけられました。
この日は絶好調だったのか、ボールをトラップした時のファーストタッチというか、ボールコントロールが、とても鮮やかでした。
ついつい、目で追いかけてしまいましたね。
終わってみれば、サブ組も全員出場し、みんな大活躍で、6-0の快勝でした。
得点の内訳としては、菅野選手が3点(ハットトリック)、高原選手が2点、広瀬選手が1点、になります。
また、ちょうどスタンドから反対側に座っていたのですが、サポーターの応援がめちゃくちゃ聞こえてきましたね。
これなら、グラウンドのどこに居ても聞こえてたんじゃないかって思います。
この日の試合の模様はアーカイブが残っている(2023年4月時点)ので、お時間ある方は是非ご覧ください。
ハイライトはこちらになります。
試合が終わって(17:50頃)
この日のスペシャル企画として、選手たちによる観客のお見送り企画がありました。
初めての企画であるため、スタッフの人たちも、いつもより緊張しているようです。
それを横目に、ボランティアメンバーは、各自、後片付けを行います。箇条書きにすると、こんな感じです。
テントの後片付け
テーブルやベンチの片付け
アドボードを片付け
人工芝セットを回収
横断幕を回収
端に寄せたコーンをトラックの上に戻す
ゴールポストを陸上競技場の外まで運ぶ
この日が奥戸でボランティアするのも2回目、という人も多く、非常に効率よく作業が進みます。
最後に、ウイングスの選手たちと集合写真を撮り、酒井さんから参加証とクオカードをいただき、そこで解散となりました。
振り返って
前回、忙しそうにしていたボールパーソンを見ていたので、今回は是非やってみたいと思い、立候補しました。
以前、水元で試合をした時にもボールパーソンをやったことがあるのですが、当時と違い、今回は2回目だったので、少しは落ち着いて出来たんじゃないかと思います。
また、この日は大河原美和選手の誕生日ということもあり、ハッピーバースデーの声が時折聞こえてきました。
どうやら、Hacomono(胸スポンサーのパートナー)の偉い人も観戦に来てたようです。
なんでも、雲行きが怪しかったのにも関わらず、この日は来場者数が前回を越える149人だったそうですよ。
そんな中、見事にウイングスは勝利を決めてくれました。
選手たちも嬉しいと思いますが、サポーターやスタッフ、そして我々ボランティアも、みんな嬉しかったと思います。
そういえば、高原麻実選手が選んだ(試合前に流れていた)曲のセットリストがツイートされてたので、リンクを貼っておきますね。
なお、その他の試合結果は、以下のとおりです。
OSAレイア 1-0 東京国際大学
東洋大学 1-1 早稲田大学
神奈川大学 1-2 VONDS市原
OSAレイアとVONDS市原はどちらも勝利しています。東洋大学と早稲田大学は引き分けでした。
次の試合は2週間後、アウェーでVONDS市原と対戦します。
関東女子サッカーリーグから、なでしこリーグを目指すチームは3つ、南葛SCウイングスと、OSAレイア湘南FC、そして次の対戦相手であるVONDS市原FCの3チームとなります。
ですので、なでしこリーグ参入を目指すからには、越えなくてはならない相手です。
非常にタフな試合になると思いますが、とても楽しみですね。
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