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2024/6/9くもり。関東女子サッカーリーグ1部 後期第1節「南葛SCウイングス vs 東洋大学」

2024年6月9日に行われたウイングスと東洋大学の試合を中心に、この時点までの関東女子サッカーリーグを振り返ったりしてみました。

はじめに

早いもので、関東女子サッカーリーグも後半戦に突入します。

今節はアウェイ3連戦の最後の試合となり、試合会場は東洋大学の朝霞キャンパスで行われます。

最寄り駅は「朝霞台駅」か「北朝霞駅」で、そこからは1kmも離れていない場所にグラウンドがあるようです。

葛飾区からだと、公共機関を使っても車を使っても、所要時間は1時間強といったところでしょうか。

さて、前節(第7節)までの順位表は、以下のようになります。

前期第7節まで

東洋大学は、順位的には最下位となっていますが、失点数に関してはウイングスよりも少ないし、油断は出来ません。

この日の試合情報も南葛の公式サイトにアップされているので、リンクを貼っておきます。

今回は、SNSで応援することにしました。

当日を迎えて

前日までは快晴で、雲一つないぐらい晴れてましたが、一夜明けたら雲り空に覆われてました。

会場である朝霞キャンパスは、どうだったのでしょうか。

この日のメンバーは以下のとおりです。

GK(1)高橋 純佳
DF(24)堀井 綾乃
DF(2)相田 さくら
DF(20)岡田 真波
DF(23)今井 彩絢
MF(18)呉 娟花
MF(4)人見 のどか
MF(3)堤 夏穂
MF(17)佐藤 幸恵
MF(8)菅野 永遠
FW(7)石倉 花純

ベンチ
GK(31)中川 良美
DF(5)大河原 美和
DF(26)佐藤 春世
MF(6)瀧澤 璃麻
MF(14)高原 麻実
MF(16)中原 藍
FW(9)広瀬 永里香
FW(13)永木 真理子
FW(22)門司 恵音

今まで右のサイドバックで出場し続けてきた堤夏穂選手の位置に、堀井綾乃選手が起用されています。

堤夏穂選手はMFで出場しているので、怪我というわけではなさそうです。

それ以外は、前節までと大きく変わっていません。

試合開始(18:00~)

18:00キックオフでしたが、ハイライト動画を見る限り、この時間は、まだ明るいですね。

少しずつ、日が長くなってきてるのを感じます。

SNSを確認していると、細かい状況を伝える投稿が定期的にありました。

詳しい内容を投稿してくれるので、試合を観ているわけでもないのに「あぁ惜しい。。」なんて思ったりしてしまいます。

中でも、堤夏穂選手がシュート、という投稿があって、本当に前線にいるのだなあ、なんて不思議な気持ちになりました。

曇り空でしたが、気温はそれなりに高かったようで、途中に飲水タイムがありました。

前半は互いに得点がなく、0-0で折り返します。

そして後半は、堤夏穂選手に代わって広瀬永里香選手が入りました。

後半6分、後半から入ったばかりの広瀬永里香選手が右から鋭いクロスを入れ、それを受けた佐藤幸恵選手が見事にゴールを決めました。

これで1-0、ウイングスは先制に成功します。

この頃には、空はすっかり暗くなっていました。

ここから、しばらく試合が動かなかったのですが、後半32分、ウイングスが念願の追加点を決めます。

決めたのは広瀬永里香選手、相手キーパーのパスミスを見逃さず、きっちり仕留めました。

これで2-0、残り時間は13分を切りましたが、ここから試合が動きまくります。

直後の33分、ウイングスは失点してしまいます。決めたのは東洋大学の25番、平原花珠選手。2年生のようです。

これで2-1となり、1点差に追い上げられてしまいます。

しかし、後半40分には、佐藤幸恵選手がまたもや左足でゴールを決め3-1、再び2点差に突き放します。

しかししかし、直後の42分に失点し3-2となります。

決めたのは東洋大学の11番、加藤満久花選手、こちらも2年生のようです。

ここのところ、後半に失点することが多いウイングス。

なんとかこのまま(勝ったまま)終わってほしい、と思いながらSNSを更新してましたが、後半45分、同点に追いつかれたとの投稿がありました。

決めたのは39番の中村優月選手、まだ1年生のようです。

この後にもピンチを迎えたりもしましたが、得点は動かず、3-3の引き分けとなりました。


ライブ配信はありませんでしたが、後日ハイライトがアップされていたのでリンクを貼っておきます。


その他の試合結果や次節の予定など

その他の試合結果は、以下のとおりです。

後期第1節
東京国際大学 3-0 早稲田大学
十文字高校  2-3 神奈川大学

東京国際大学が早稲田大学に対して3-0で勝利しています。

スタッツを確認すると、東京国際大学のシュート数が計20本に対して早稲田大学は、わずか3本。

さらに、早稲田大学のゴールキック数が19本という多さ(東京国際大学は3本)。

これだけ見ても、ほとんど東京国際大学が一方的に攻めていたのではないかと想像できます。

一方、2位の十文字高校は神奈川大学に2-3で敗戦となりました。

こちらもスタッツを確認すると、十文字高校のシュート数が20本に対して神奈川大学は7本。

こうやってみると、十文字高校は、シュートまで持ち込むことが多いものの、まだまだ決定力に欠ける部分があるのかもしれません。

なお、残りのもう1試合(日体大SMG横浜サテライトとVONDS市原FCレディースの試合)は、約1ヵ月の7月7日に行われる予定となります。

現時点までの順位表は、以下のようになります。

2024年6月9日まで


今後の試合予定は、以下のとおりです。

6/16(日)
13:00 東京国際大学 - 神奈川大学(後期第3節)
15:00 南葛SCウイングス - 十文字高校(後期第2節)
16:00 早稲田大学 - 東洋大学(後期第2節)

6/22(土)
11:00 十文字高校 - 早稲田大学(後期第3節)

6/23(日)
18:00 東洋大学 - VONDS市原(後期第3節)

7/7(日)
19:00 日体大SMG横浜サテライト - VONDS市原(後期第1節)

7/13(土)
18:00 日体大SMG横浜サテライト - 南葛SCウイングス(後期第3節)

7/21(日)
18:00 日体大SMG横浜サテライト - 神奈川大学(後期第2節)

7/28(土)
18:30 VONDS市原 - 東京国際大学(後期第2節)

かなり変則的な日程となっていますが、7月末までには後期第3節まで全て終わる日程となっています。

振り返って

なかなかアウェイで勝てないなあ、と思ってましたが、今節も先制したものの、最後には追いつかれてしまいました。

これでアウェイは、5戦して2敗3分となります。

ただ、スタメンを見て、ちょっとワクワクしました。

これで、センターバックを除いたすべてのポジションが流動的になりました。

選手の好不調や、体調不良などがあっても、多少は問題ないぐらいにはなってるんじゃないかと思います。

あとは、得点には至りませんでしたが、前半40分頃にあった相田さくら選手のヘディングが凄かったですね。

さて、次の対戦相手は十文字高校、前回のアウェイでは2-4で負けてしまったので、ホームでは勝ちたいところです。

そんな十文字高校ですが、ここ2試合はシュート数では相手を大きく上回るものの、結果的には負けています。

ひょっとしたら、シュートを急ぎすぎる傾向にあり、しっかり守ってカウンター、といった戦術に弱いのかもしれません。

ただ、そう仮定した場合、ウイングスも前への意識が強いので、かなりの撃ち合いになりそうな予感もします。

十文字高校とは勝点差が1なので、勝てば順位が入れ替わり2位に浮上します。

がんばれ!南葛SCウイングス!

最後に、得点とアシストだけが全てではありませんが、関東女子サッカーリーグ1部におけるチーム内の得点ランキングと、アシストランキングをまとめてみます(2024年6月9日時点で公式発表があったものを集計対象としています)。

※手作業で、まとめたものなので、間違いがあったら教えてくれると嬉しいです。

◆チーム内得点ランキング(敬称略)
1位 石倉花純・・・8得点(リーグ1位)
2位 佐藤幸恵・・・5得点(リーグ3位)
3位 菅野永遠・・・2得点(リーグ11位)
   広瀬永里香・・2得点(リーグ11位)
   小島さつき・・2得点(リーグ11位)
   呉娟花・・・・2得点(リーグ11位)
7位 岡田真波・・・1得点(リーグ43位)

◆チーム内アシストランキング(敬称略)
1位 菅野永遠・・・3アシスト(リーグ2位)
2位 石倉花純・・・2アシスト(リーグ5位)
   広瀬永里香・・2アシスト(リーグ5位)
4位 堤夏穂・・・・1アシスト(リーグ25位)
   高原麻実・・・1アシスト(リーグ25位)
   佐藤幸恵・・・1アシスト(リーグ25位)
   今井彩絢・・・1アシスト(リーグ25位)
   堀井綾乃・・・1アシスト(リーグ25位)

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