2024/4/6曇り時々雨。関東リーグ1部 第1節「南葛SC vs つくばFC」
いよいよ関東サッカーリーグが開幕となります。
第1節はアウェイでの戦いとなり、相手は昨季の地域CLで3位まで勝ち残った、つくばFCとなります。
はじめに
試合会場は、つくば市にあるセキショウ・チャレンジスタジアム、人工芝のグラウンドとなります。
キックオフ時間は夕方の17:00。
行けるかどうかは分からなかったのですが、行けた場合に備えて、事前に無料のチケットを確保しておきました。
この日の試合情報が公式にアップされていたので、リンクを貼っておきます。
つくばFCとの昨季の対戦成績は、0勝1敗1分となり、ホームでは引き分け、アウェイでは敗戦となっています。
2024シーズンの大事な初戦、勝って弾みをつけたいところですね。
当日を迎えて
今年は桜の開花宣言が昨年よりも1週間ぐらい遅いようで、暖かくなるのも遅かったような気がします。
この日も、天候が不穏な状態で、試合の時間帯には雨が降るかもしれない可能性がありました。
ただ、そこまで強い雨が降ることは無さそうです。
この日は、なんとか現地に行けることが決まったので、交通ルートを確認します。
スタジアムには、つくば駅から北部シャトルというバスに乗れば行けそうです。
そして、つくば駅には、つくばエクスプレス線に乗って行くようです。
葛飾区からだと、北千住駅か南流山駅あたりで乗り換えるのが便利な気がします。
ただ、浅草駅からも、つくばエクスプレス線に乗れるので、南側に住んでいるのであれば、浅草から行くのが楽かもしれませんね。
つくば駅に着いてからの行き方については、つくばFCのサポーター(PEACS)が運営しているサイトに詳しく載っていたので、だいぶ参考になりました。
せっかくなので、リンクを貼っておきます。
ちなみに、葛飾区からだと、電車でも車でもスタジアムまでは2時間ぐらい、かかってしまうようです。
つくば駅到着
14:00少し前に、つくば駅に着きます。
改札を出ると地下だったので、そこから長い階段を登り地上に出ると、目の前のビルにローソンのマークがあります。
試合まで時間もあったので、軽く食料を買っておこうとローソンに向かうことにしました
ビルに入ってから、どこにローソンがあるか分からず軽く迷いましたが、2階にあったローソンに無事到着し、軽食と飲み物を購入します。
偶然にも南葛SCサポーターの方と遭遇した(レジに並んでいた)ので、一緒に行動することにしました。
3番から出るバスに乗れば良いとのことで、バス乗り場に向かいます。
この時、雨雲レーダーには何も映ってなかったのですが、霧雨のような雨が降っていましたね。
バス乗り場に到着すると、既に並んでいる人の中で、見知った南葛SCサポーターの方が並んでいたので、軽く挨拶をして最後尾に並びます。
既に結構な人が並んでましたね。
少し待つと14:05発のバスが来たので、颯爽と乗り込みます。
ちなみに、2024年4月から、土日祝日のバスが減便となってしまったようです。
その関係で、14:05の次は、14:50までバスがありません。
バスは途中、筑波大学の校舎やグラウンドの近くを通るので、玉城選手もここら辺で練習したりしていたのかな、なんて想いを馳せながら外の景色を眺めます。
30分弱ほどバスに揺られると、セキショウ・チャレンジスタジアムのあるウェルネスパークに到着しました。
現地到着
バスを降りた時には、雨は降っていませんでした。
気温も、そこまで寒くはなく、良い感じの天気だったような気がします。
現地には、既に大勢の南葛SCサポーターが居ました。
これから試合が始まろうとするグラウンドでは、子供たちがハーフコートでサッカーの試合をやってましたね。
この日は南葛SCのチームバスを使って会場に乗り込むとのことで、その到着を待つことにしました。
少し早まるかもしれない、という話もありましたが、概ね時間通り(15:30頃)にバスが到着しました。
あらためて見ると、かなり威圧感がありますね。
バスには、本日のスタメン、およびベンチ入りした選手が乗っていました(監督と一部のスタッフも搭乗してました)。
降りてくる選手たちを激励しながら見送ります。
バスを見送った後、会場に入場し、持参した横断幕の掲出や、スタグル巡りなどをしつつ、試合が始まるのを待ちます。
30分前にはスタメンの発表がありました。
当日のメンバーは以下のとおりです。
スタメン
GK(37)外山 佳大
DF(2)長島 武
DF(4)柳 裕元
DF(24)田中 大生
MF(30)エリキ
MF(44)相澤 祥太
MF(29)下平 匠
MF(28)神田 洸樹
FW(42)加藤 政哉
FW(22)奥原 零偉
FW(88)大前 元紀
ベンチ
GK(1)中林 洋次
DF(34)石井 幹人
MF(15)今野 泰幸
MF(17)佐々木 達也
MF(19)玉城 峻吾
FW(18)森山 翔介
FW(99)金城 アンドレ 泰樹
この中では、エリキ選手と相澤選手が初スタメンですね。
東京カップ2次戦と同様、センターバックが少ないのが目立ちます。
試合開始
観客席からは遠くて分かりにくかったのですが、試合開始前のセレモニーでは、黒田ウーサーというマスコットキャラも来ていたようです。
選手たちがピッチ上に散らばっていくと、審判のホイッスルが鳴り、いよいよ2024年シーズンの開幕となりました。
鳴り物OKなスタジアムなので、応援席からは太鼓の音が響き渡ります。
試合が始まってからも、続々と来場者が増えてきて、立ち見の人も増えてきました。
先に座ってた人たちも、座席を詰めたりして、なるべく多くの人が座れるようにしていましたね。
自分は一番後ろで立って応援します。
観客席からは少し見下ろす形で観戦します。ピッチからは近いので、なかなか迫力がありましたね。
試合ですが、序盤は押し込んでいたように見えたのですが、時間が経つにつれ自陣での攻防が増えていたように思います。
相手の前線は、自信を持って積極的にプレスを仕掛けてきてましたね。
そして、前半37分、ついに失点してしまいます。
決めたのは背番号14番の青木竣選手。サイドバックの選手でしょうか。
これで南葛は1点を追う展開となりました。
ただ、今年の南葛はここからが違うはず。
太鼓の音に合わせて全力で応援を続けますが、残念ながら前半は、そのまま0-1で終了します。
ハーフタイムでは、飲み物を買いに行くためスタンドから出ようとしましたが、もともと出入口が1つしか無い上に、立ち見の人も多く、通路にも人が溢れていたので、出るまでが苦労しましたね。
出る時には、手の甲に、再入場に必要なスタンプを押してもらいました。
この頃から、あたりは少しずつ暗くなっていき、既にグラウンドの照明も点灯しています。
さて、ハーフタイムでは、東京カップ2次戦と同様に、ボランチの2人が交代となりました。
南葛の選手たちは、少し早めにピッチに出て準備をしていましたね。
後半は、全体的に押し込んでいたような気もしますが、シュートまで持ち込むことが、なかなか出来なかった気がします。
惜しいシーンは、いくつかあるのですが、最後の最後で息が合ってなかったような感じです。
結局、0-1のまま、悔しい敗戦となってしまいました。
試合終了時には、あたりはすっかり暗くなっています。雨が降らなくて助かりましたね。
つくばFCの選手たちも、アウェイの観客席まで挨拶に来てくれました。
試合のアーカイブが残っている(2024年4月時点)のでリンクを貼っておきます。
ハイライトはこちらになります。
その他の試合結果
その他の試合結果は以下のとおりです。
東京23FC 3-0 エリース東京
東邦チタニウム 1-1 東京国際大学
東京ユナイテッド 2-0 桐蔭横浜大学
VONDS市原 1-0 ヴェルフェ矢板
昇格してきたばかりのエリース東京とヴェルフェ矢板、それと桐蔭横浜大学が負けていますね。
東邦チタニウムと東京国際大学は引き分けに終わったようです。
この結果より、順位表が以下のようになりました。
まだ1試合なので、差が全然ありませんが、勝点の見える化をしてみます。
勝点 チーム
------------------------------------
3 東京23、東京U、VONDS、つくば
2
1 東チタ、東京国際大
0 南葛、矢板、桐蔭横浜、エリース
次の試合日程(リーグ戦)
第2節の試合日程は、下記のようになります。
4/13(土)
11:00 東京国際大学 - 東京23FC
4/14(日)
11:00 ヴェルフェ矢板 - 桐蔭横浜大学
12:00 エリース東京 - VONDS市原
14:00 東邦チタニウム - つくばFC
16:00 南葛SC - 東京ユナイテッド
我らが南葛SCは、他の試合が全部終わった後、最後に試合をする形になりますね。
対戦相手は東京ユナイテッドFC、昨シーズンは2連敗してしまっている相手です。
ただ、東京ユナイテッドの第1節のスタメンを見ると、メンバーが去年と比べて結構変わってましたね。
それでも、きっちり開幕初戦から勝ってくるところはさすがです。
この中で南葛SCとエリース東京は、東京カップ2次戦を勝ち抜き、社会人代表決定戦に出場するため、水曜日にも試合があります。
中3日ということもあり、選手を入れ替えてくるのか、はたまた同じような布陣で挑むのか、スタメン発表から楽しみな一戦ですね。
振り返って
新体制から東京カップ2次戦で優勝した南葛SCですが、今回は残念ながら敗戦となりました。
やはりカップ戦とリーグ戦では違いますね。
それにしても、今回思ったのが、風間監督は、そこまで勝ちにはこだわってないのでは?ということです。
もちろん勝とうとはしています。
ただ、それと同時に、選手を育てようとしているのではないか?と思いました。
そう思った大きな理由としては、前半と後半でボランチを変えてくるところですね。
勝つのであれば、ある程度メンバーを固定した方が良いはずです。また、メンバーの交代も慎重に行うべきです。
しかし、ボランチだけは前半と後半で計画的に変えてきています。
東京カップ2次戦では、色んな選手を試しているのかな?と思ってましたが、リーグ戦に入っても同じことをやっているので、これはおそらく育成が目的なのでは?と考えをあらためました。
もし、この推測が合ってるならば、水曜日の試合も育成を意識した編成になるはずです。
リーグ戦で戦った選手には無理をさせないで、今まで出場機会の無かった選手が起用される可能性が高いのでは?と思います。
果たして、この予想は当たるのか、大外れするのか。
ただ、どんなスタメンだったとしても、勝利を期待して応援するのは変わりません。
がんばれ!南葛SC!