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2024/7/21晴れ。関東リーグ1部 第11節「南葛SC vs 東京ユナイテッドFC」

今節は、アウェイで東京ユナイテッドとの試合です。

アウェイと言っても、試合会場が味の素フィールド西が丘、南葛は先週このグラウンドで試合をしたばかり。

対する東京ユナイテッドは、ここで試合するのが今季初めてとなり、どちらかと言えば南葛の方が地の利があると言えます。

そんなアウェイゲームですが、現地観戦してきました。

はじめに

昨季までは、東京ユナイテッドのアウェイゲームは小石川運動場で行われることが多く、会場が狭いことから現地観戦も抽選となることが多い場所でした。

そのため・・・というわけでもないですが、今まで東京ユナイテッドのアウェイゲームを現地観戦したことがありませんでした。

しかし、今回は味の素フィールド西が丘!現地観戦出来る!

記念すべき東京ユナイテッド戦アウェイ初観戦です。

アウェイの会場となりますが、南葛は既に2回ほど味の素フィールド西が丘で試合しています。

キックオフは17:30、この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。

さて、前節までの順位表を貼っておきます。

第10節まで(暫定)

南葛は3位、東京ユナイテッドは5位となっています(暫定ですが)。

上位2チームに追いつくためにも、勝点を取っていきたいところです。

当日を迎えて

この試合の数日前に梅雨が明けたとのニュースが流れてました。

そのせいかどうかは分かりませんが、かなり気温も高く、猛暑と言っても過言ではないぐらいの暑さでした。

そんな感じなので、あまり外は歩きたくないなあ、と思い、JR赤羽駅からバスに乗って会場に向かうことにします。

赤羽駅からバスに乗り、「HPSC北門」で降りるとすぐ目の前に味の素フィールド西が丘があるので、ほとんど歩かなくても大丈夫なんです。

バスの本数も多いので、そこまで待つこともありません。

味の素フィールド西が丘到着(17:00~)

キックオフ30分ぐらい前に到着します。

ちょっとぎりぎりの時間ですが、前も来たことがあるので大丈夫だろう、と思って歩いていきます。

アウェイゲームですが、応援席はホームゲームの時と同じ場所なので、入り口もホームゲームの時と同じ場所だろう、と思いこみ、入り口付近にあるゲートは通り過ぎて奥に向かいます。

これが失敗でした。

南葛のホームゲームの時と違って、入場出来るのは入り口付近のゲートのみでした。

そのため、奥まで行ってもゲートは開いてないし、そもそも誰も居ない。無駄に長い距離を歩いてしまいました。

さっそくアウェイの洗礼を受けてしまいました。入り口付近まで戻って、やっと中に入れます。

ちょっとタイムロスをしてしまいましたが、なんとか持参した横断幕も掲出し、応援する準備は整いました。

スタンド席に腰を下ろし、周りを見渡すと、何やら青と白のフラッグがたくさん置いてあります。

なんと、川崎フロンターレサポーターの八宏会から、南葛サポーターにフラッグが50本贈呈されたとのことです。

これは凄いですね。カラーリングも南葛に近いので違和感なく使えそうです。

ちなみに、南葛が味の素フィールド西が丘で試合を行った時(1回目)は、ボランティアとして参加していました。

その日は、来場者の方より、自転車の置き場が分からない、との意見が多かったのですが、この日は駐輪場と分かるようになってました。

駐輪場の紙が貼ってありました

先週の、つくばFC戦は、どうしてたんだろうなあ、なんてことが頭をよぎります。

ボランティアをしてるせいか、なんとなく運営面も気になるようになっちゃいますね。

さて、この頃にはもう既にスタメンが発表されてました。

スタメン
GK(31)飯吉 将通
DF(24)田中 大生
DF(2)長島 武
DF(4)柳 裕元
DF(16)新井 博人
MF(19)玉城 峻吾
MF(26)秋山 大地
MF(61)小西 伶旺
FW(17)佐々木 達也
FW(98)小島 大拓
FW(88)大前 元紀

ベンチ
GK(37)外山 佳大
DF(3)デイビッソン
MF(7)関口 訓充
MF(11)楠神 順平
MF(15)今野 泰幸
FW(30)エリキ
FW(42)加藤 政哉

ほうほう、と思い見てましたが、どうやら今節は前節とまったく同じメンバーです。

逆に、これは珍しいな、って思いました。

試合開始(17:30)

キックオフの笛が鳴り、試合が始まります。

南葛がボールを持ってパス回しをすることが多いのですが、そこから相手陣地へ侵入することが出来ません。

また、最終ラインと中盤の間が広く空いてしまい、選手間の距離も長くなってしまったので、パスが通りにくくなってるな、って感じました。

暑さのせいか、全体的に運動量が少なかったので、流動的なポジショニングが出来てなかったのかな、って思います。

そういったこともあり、なかなか前へ進めないのですが、逆に東京ユナイテッドは、ボールを奪うと積極的に攻めてくるので、自陣でプレイする時間が多かった印象です。

ただ、秋山選手を筆頭に、南葛守備陣がきっちり防いでいたので、安心して観てられました。

何度か秋山選手が何度かピッチに倒れていたので、そこだけが心配でしたね。

前半も30分を過ぎる頃には、徐々にチャンスが増えてきましたが、得点には至らず、結局0-0のままハーフタイムに突入します。

この頃になって、だんだんと空が夜に変わっていき、暑さも和らいできました。

グラウンドには水が撒かれています。

後半開始(18:30)

前半では、いくつかチャンスを生み出していた小島選手ですが、ハーフタイムで加藤選手と交代となりました。

後半が始まるも、前半の最後と特に変わることなく、同じような試合展開が続きます。

南葛の最終ラインと中盤の間に東京ユナイテッドの選手が並んでいるような感じなので、最終ラインからのパスが相手選手の間を通り抜ければチャンスになりそうですが、なかなか上手くいきません。

また、ボールを持った時に全員が連動して動くことが出来ておらず、相手陣地に突入しても、誰もついてこれず孤立してしまうこともありました。

そんな中、後半18分に玉城選手がイエローカードを貰ってしまいます。

最終ラインでパスをカットされ、カードを貰ってでも止めるしかない場面ではありましたが、これで玉城選手はイエローカードの累積で次の試合は出場停止となってしまいました。

それにしても、この日は、お互いファールの多い試合だった気がします。

チャンスは作るも、なかなかシュートまで行けない展開が続き、試合は0-0のままアディショナルタイムへ突入します。

このまま同点で終わってもおかしくない雰囲気でした。

後半47分、南葛が相手陣地中央の右サイドでフリーキックのチャンスを得ます。

少し遠い位置だったのですが、大前選手の蹴ったボールを加藤選手が頭で合わせ、それが相手ゴールの左隅(ゴール裏から見ると右隅)に吸い込まれていくのが見えました。

やりました!ついに先制、これで1-0となります。

そして、ゴールした後に、加藤選手と他の選手が、子供が産まれたばかりの森山選手に向けて「ゆりかご」のパフォーマンスをしてました。

東京ユナイテッドは最後まで諦めず、スローインからのロングスローで攻撃を仕掛けますが、入ったばかりのデイビッソン選手が弾き返し、楠神選手がオーバーヘッドでクリアします。

そのまま最後まで守り抜き、1-0で南葛の勝利となりました。

最後まで粘り強い力を見せた東京ユナイテッド
試合後の南葛選手たちと八宏会のフラッグ

この試合は、アーカイブが残っている(2025年1月時点)ので、リンクを貼っておきます。

ハイライトはこちらになります。


その他の試合結果

その他の試合結果は以下のとおりです。

VONDS市原  2-1 エリース東京
東京23FC   4-1 東京国際大学
桐蔭横浜大学   3-0 ヴェルフェ矢板
つくばFC    2-2 東邦チタニウム

VONDS市原は、前半にエリース東京に先制されるも、後半に逆転し勝利しています。

東京23FCは、前半と後半に2得点ずつ決め、大差で勝利しています。福本優芽選手がハットトリックを決めたようですね。

桐蔭横浜大学は調子が上向いてきていますね。これで3連勝です。

逆にヴェルフェ矢板は、これで5連敗となってしまいました。

つくばFCは、前半で東邦チタニウムに2点を先制されるも、後半に追いつき2-2の同点としました。

この結果より、順位表が以下のようになりました。

第11節まで(暫定)

桐蔭横浜大学が順位を上げた他は、特に大きな変化はありません。

勝点順に並べてみます。

勝点 チーム
------------------------------------
26 VONDS
25 東京23
24
23
22
21
20 南葛
19
18
17 つくば
16
15
14
13
12 桐蔭横浜
11 東京U、東チタ
10
 9 エリース、東京国際大
 8 
 7 矢板

我らが南葛ですが、なかなか上位2チームとの差が縮まりません。

今の位置をなんとかキープして、順位を上げるチャンスを伺いたいですね。

次の試合日程(リーグ戦)

第12節の試合日程は、下記のようになります。

7/27(土)
10:30 東京国際大学  - エリース東京
16:00 東邦チタニウム - 東京ユナイテッド

7/28(日)
17:00 つくばFC   - 東京23FC
18:00 VONDS市原 - 桐蔭横浜大学
18:00 南葛SC    - ヴェルフェ矢板

土曜日の2試合は、奇しくも勝点が並んだチーム同士の試合になっています。

こんな偶然は、なかなか無い気がします。

日曜日は、つくばFCと東京23FCがセキショウ・チャレンジスタジアムで激突。

VONDS市原は、調子が上向いてきている桐蔭横浜大学が相手。

我らが南葛SCは、絶不調のヴェルフェ矢板をホームに迎えての一戦となります。

振り返って

暑さが影響しているのか何なのか、ボールを動かすものの、人が動くことが少なくなっているように見えます。

そのせいで、選手間の距離が長くなり、パスも通りにくくなっているのではないかな、なんて思ったりします。

最終ラインから中盤までは、多少アバウトでも何とかなったりするのですが、前線は相手ゴール前の守備陣を崩さなくてはならないので、今のままだと厳しいですね。

ボールを動かすのはもちろんですが、人がもう少し動かないと相手守備陣を崩せないんじゃないかと思います。

そういった意味では、加藤選手なんかはオフザボールの時も派手に動いてくれるので、相手チームは嫌なんじゃないかと思いますね。

とは言え、試合には勝てています。

課題も見つかりつつ、それでも試合には勝てている、最高ですね。

次の試合は、もっか連敗中で絶不調のヴェルフェ矢板です。

前回は4-0と、大差で勝った相手ですが油断は出来ません。

なんとか勝利をものにし、上位2チームに食らいついていきたいですね。

がんばれ!南葛SC!

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