
星を目指して✨

「だけど、練習は厳しい、
毎日、毎日、ハードトレーニング、
繰り返し繰り返し、汗と青ワザ、
遊ぶ時間もないよなぁ、、
あ!
学校の勉強もしなくちゃ、
なんで、こんな事、始めちゃったんだろ、、
いや、
いやいや、
いつか、俺だって、ボスみたいに!
よおっし!!」

あれから、35年。
何十本もミュージカルやってきても、
この記念すべき、作品、
オープニングのセリフだけは、
覚えてる。
新宿コマ劇場、連日、大盛況、
だったが、、
奇しくも三年間しか続かなかった、
jacミュージカル。
今のUSJ、アトラクションを彷彿させるような、
肉体を駆使した、エンタメ、ミュージカル。
当時の、度肝抜かすような、
上下左右、空間を使った、
アクション、アクロバット、ダンスなど、
これらの発想は、
総合演出した、
親父(千葉真一氏)ならではのもの。
"肉体は俳優の言葉"
正に、その教えどおり、
舞台上で、ハードな殺陣、踊り、歌を表現する為、
徹底して、鍛え上げられた。
その経験は、
"宝物"
何もかも、親父に感謝したい。
当時、19歳、
あの時の自分が、劇中、走った、並木通り。

今回のvol.3の、オープニング、
プロローグに使いたくて、
急遽、
久々に来てみた。
もう、すでに、
あの曲、
登場するシーン、
「星を目指して」を歌ってる自分がいた。
もしも、タイムスリップ、
当時の自分と、出くわしたら、、、
きっと、ひと言、伝えるだろう、
「色々、あったけど、
19歳のお前には負けないよ。」
と。
痛みも哀しみも、
悔いも、憤りも、、、
全て、今は、力に、
原動力になってる。
「もっと、気合い入れるぜ。」
そう、自分に言い聞かせ、
この並木通りを
後にした。

🔥
