【UIUX体制づくり】新人社員の育成
まえがき
株式会社ラクスのサービスデザインチームで
Mail DealerのUIUXデザインを担当しているたけしまです。
高品質なUIUXを提供できる体制づくりとして、
フロントエンドエンジニアと連携強化のために行った施策を紹介します。
1.教育の対象
新しくフロントエンドエンジニアの担当者が配置されることが決まったので、製品の基本情報について共有する教育担当を任せていただきました。
2.目標
製品を俯瞰して、UXの考慮もできるフロントエンドエンジニアの育成
ユーザが直接触れる画面を実装するフロントエンドエンジニアは、デザイナーとの協業も多く、UIデザインを正確に製品に反映することはもちろんユーザ視点に立ったUXの理解が必要になってきます。
そのため、現場に合流し業務に入りやすくするだけでなく、現在の市場や顧客について理解を深め、製品を取り巻く環境を俯瞰して見ることができるフロントエンドエンジニアを育成するための学習内容を作成しました。
3.学習内容
業務理解、市場・商材の理解、製品理解をベースに、フロントエンドエンジニアのキャリアプランを考慮した内容に調整し実施しました。
【業務理解】
1.製品開発・改善の業務フローの説明
2.進行中のフロントエンドエンジニアに関わる案件の経緯も含めた説明
【市場・商材の理解】
3.MailDealer のいる市場・規模・関連市場
4.弊社サービスを利用している顧客層
5.商材の強み、各種プランと料金体系
【製品理解】
6.基本的な利用状況(業種、管理者・担当者)
7.利用頻度の高い画面・機能
4.感想
学習内容が意味のあるものだったか確認するべく、フロントエンドエンジニアに受講した感想を聞かせていただきました。
<受講者の声>
・業務理解、商材理解などを軸に製品を利用するターゲット層など、顧客についての理解が深められたので非常に良かったです。
・エンジニアも知っていたほうがいい情報だと思います。
5.結果
製品とそれを取り巻く状況を俯瞰でき、製品を利用しているユーザをイメージしてUXの考慮ができるフロントエンドエンジニアがひとり増えました。
今後、UXの改善を行う際は力強い味方になってくれるはずです。