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登り続けるんだよ(NLP ニューロ・ロジカル・レベルっぽく自分を振り返ってみた その4)
4.ニューロ・ロジカル・レベル(信念・価値観)
ニューロ・ロジカル・レベルが山型のチャートで
説明されているのと同じように、
まともにこの概念と向き合うと、
環境→行動→能力…そして4番目の
「信念・価値観」
あたりでかなり酸素が薄くなるような感覚を
覚えます。
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・何を大切にしているか。
・どのような価値観が重要か。
・わたしはどうあるべきか。
この3つの問いですが、1つ目の
「何を大切にしているか。」
という問いに対して、私は
・何を大切にしたいと思っているのか
・実際に大切にしているものは何か
・これから何を大切にすべきなのか
いつも、この3つに分解してしまいます。
ニューロ・ロジカル・レベルは、
NLPの創始者のひとりである
ロバート・ディルツ氏によって提唱された
「人間の意識や変化を6つのレベルに分けて
体系化したモデル」
ですので、私がさらにこれを分解するというのは
おこがましいにも程がありますが、
どうしてもこの「信念・価値観」については、
私の思考の中でこの3つに
自動的に分解されてしまいますので、
分解して考えてみたいと思います。
1-1. 何を大切にしたいと思っているのか
私は、家族を大切にしたいと思っています。
私の家族は妻と子供(3人)です。
そして私ができる範囲で、
家族だけでなく、会社や会社以外での
人とのつながりを大切にしたいと
思っています。
また、これらのものを大切にしていると
胸を張って言えるような生き方で
ありたいと思っています。
1-2. 実際に大切にしているものは何か
1-1. で大切にしたいと思っていることとは裏腹に、
自分自身の中にはエゴや、
背伸びした自分自身の虚像
(実際よりもよく見られたいという欲)を
大切にしてしまっている部分があることを
痛感しています。
今でこそこれを認めることができますが、
若かったときは傍若無人に
振舞っていたと思います。残念ながら。
1-3. これから何を大切にすべきなのか
もちろん家族であり会社や会社以外での
人とのつながりですが、
それと同じように
「自分に正直である」
ということかなと思います。
それは
「自分の痛いところも甘んじて受け入れる」
ということでもあり、
そういう自分自身の鍛錬を通して
「柔軟性」を高めることでもあると思います。
2. どのような価値観が重要か。
私にとって重要な価値観は「家族の絆」です。
それは、何と言うかTVドラマに出てくるような
楽しく朗らかな関係ということだけではなく、
大事な場面においては何よりも
強く結ばれているということだと思います。
3. 私はどうあるべきか。
この問いは私にとって大変重要ですが、
それをやたら意識するのではなく、
自然に、そしていつも意識できていることが
重要だと思います。
その上で、私は
「柔軟性の高い人」
であるべきだと思います。
・どのようなことであっても柔軟に受け止める。
・受け入れがたいことがあったとしても
「肯定的意図」※を探すことで、そのことを
受け止める。
・もし受け止めることができないことがあっても
後退しない。
※肯定的意図とは、
「人はすべての行動を何らかの肯定的な
目的のために行っている。
その行動自体が望ましいものでなくても、
背景には本人にとっての
「良い目的」が隠れていると考えます。
今よりももっと柔軟性を高めることができたら…
と思います。
ニューロ・ロジカル・レベルを辿ると、
いつも私にちょっと酸素が薄くなる
山の頂上近くの景色を想起させます。
心臓がバクバクしますが
少しでも上を目指そう!
そして今更後退できるか!
という思いになります。
最も柔軟(フレキシブル)な行動を
とることができる人/システムが、
システムをコントロールする。
これが「必須多様性の法則」である。
私たちは柔軟性を高めるために
努力しながら前に進んでいる。