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『息をするくらい自然にできること』をして動く
こんにちは。堀内猛志です。
前回のnoteでは『動くことで得られる3つの自信』という内容について書きました。
まずは動いて欲しいという想いから書きましたが、やはりそんな簡単に動くことは難しいことは自分自身もよくわかっています。私自身、独立するまで17年かかりましたし、その間に動くことのリスクを考えてばかりいました。
ただ、『やってみるとわかる』という感覚は、動いた人なら誰でも経験してわかっているのではないでしょうか。だからこそ動いた人は動いていない人に対して、「やればいいよ」「やってみたらわかるよ」「やってみたら思ったほど難しくないよ」なんてことを口にします。
そんなことをわかっちゃいるけどできない、そういう人のために、今回は「息をするくらい自然にできること」を選んで動こう、という話を展開します。
『自分だけのタレント』を使って動く
私が経営する株式会社SEEFYでは、『テクノロジーの力で埋もれているタレントを開発し、自律した人財であふれる社会を創る』というPurposeを掲げています。労働人口不足が問題となっている昨今ですが、私は活かされていないタレントが社会にはたくさん眠っていると考えています。
タレントとは、芸能人的な人を指すのではなく、一人一人の中にある才能のことです。一人一人が持っているタレント(才能)をきちんと活かすことができれば、社会に発揮される労働力の総量は間違いなく増えます。しかし、そういう言い方をすると、一人一人がもっとハードに働く必要があるかのように誤解されるのですがそうではありません。
ここで言う眠っているタレントとは『ポケットに入ったままにして使っていないあなたの武器』のことです。これが一人一人にあるので、労働人口にすると相当量を補えると思っています。
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『自分だけのタレント』の定義とは
ポケットにしまったままだと武器として成り立ちません。もっと言うと、しまったままにしているのは、本人が武器(=タレント)だと気づいていないからです。
なぜ気づかないのかというと、今回のテーマであるように、そのタレントを使うことは「息をするようにできてしまう」からです。息をすることは誰でもできます。誰でもできるから「私の強みは息をすることです」とは言わないはずです。自分のタレントも同じ。自分にとっては息を吐くくらい簡単にできてしまうので、それがみんなできると思い込んでしまっているのです。だからこそ、それが自分のタレントだとは夢にも思っていないのです。
では、どうやればそのタレントに気づけるのか?それが知りたいですよね。私のおススメはストレングスファインダーです。
ストレングス・ファインダーとは、Gallup社が開発・提供している才能診断ツールです。 ストレングス・ファインダーの考え方は、自分の得意分野・強みを伸ばし、「成果を出す方法」として磨き上げることで、自然と弱みが問題ないものになっていくというものです。
ちなみに堀内の結果は以下の通りです。
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おススメしている理由は、タイプを分ける診断と違って組み合わせで結果が出るということです。34の組み合わせの確率はいくらかというと、
約295,232,799,039,604,140,000,000,000,000,000,000,000,000,000通り
です。地球の人口を60億人としても、それよりもはるかに大きい数であり、あなたの組み合わせは地球上に唯一であると言っても過言ではないでしょう。似た強みを持った人はいるでしょうが、それを組み合わせてタレントとして発揮できるのはあなただけだと思ってください。
タレントは名詞ではなく『動詞』で考える
次に重要なのが「タレントは名詞ではなく動詞で考える」ということです。「好きを仕事にした方がいい」ということをキャッチコピーにしている転職斡旋企業やリスキリング企業があります。この「好き」に惑わされないでください。この「好き」とは、タレントのことなのか、強みのことなのか、興味のことなのか、価値観のことなのか、かなり曖昧です。私は以下のように整理しています。
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「好き」についてはまた別のnoteで触れていきたいと思いますが、まずはこのように整理できると思ってください。
この段落の本題に戻します。
タレントは名詞ではなく動詞で考えましょう。例えば「鉄道オタク」の人がいます。この鉄道オタクさん、鉄道オタクと一口に言っても、車両を研究する「車両鉄」、鉄道撮影を主とする「撮り鉄」、録音や音響を研究する「音鉄」「録り鉄」、乗りつぶすのがメインの「乗り鉄」、時刻表を研究する「時刻表鉄」などがあるそうです。
すごく分かりやすいですよね。同じ鉄道が好きですが、研究することが好きなのか、撮影することが好きなのか、乗ることが好きなのか、音を聞くことが好きなのか、という動詞で分かれています。
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駅で見かける撮り鉄さんを思い浮かべてください。実に活き活きとしていて、息をするように自然にできている、もしかしたら息をするのも忘れて撮影を楽しんでいらっしゃいますよね。このような状態で仕事に取り組めたら、それはそれは最高な状態だと思いませんか?
しかし、このように言うと、二つの疑問が生まれるはずです。それは「自分のタレントはどうやって見つけるのか」ということと「仕事に転用するにはどうしたらいいのか」ということじゃないでしょうか?上記のストレングスファインダーでも、「あなたは撮るのが得意です!」とは教えてくれません。なので、あなたのタレントを動詞と職種に変更する方法を次回はお伝えしていきます。
また、「仕事に転用するにはどうしたらいいのか」という内容について、「強みのコンテンツ化」について別noteで書いていきたいと思います。
今すぐ知りたい!という人は下記にてお申し込みください。
また、あなたの強みを活かしてできる複業に興味がある人も募集しています。
それでは今日も素敵な一日を!