🇲🇲暴風雨ゴールデンロック① '14
有吉に似た男に案内され、キンプンからバスターミナルへ案内された。
ここが、バス乗り場。荷台に細工がしてあり、何やら不穏な香りが。
有吉を信じて良かったのか?有吉?
有吉は何処かへ消えた。
これである。ベンチ椅子を固定して、パイプの取っ手がある。ここに捕まって、
いろは坂を駆け上る!
暴風雨。安物のポンチョなぞ役に立たない。ずぶ濡れである。
この状態のままいろは坂をずぶ濡れで駆け上がる。頭文字Dの世界だ。
対向車なし!いくよ!
ようやく。山頂のホテルに着いた。この時点で既に夜。一泊したら例のトラックに乗ってヤンゴンに帰らないといけない。
今。いくしかない。ゴールデンロック。
もう。朝一に帰りたいから。
胃に流し込む夕飯。客は私一人。暴風雨に閉ざされた山頂の館。金田一が出てきてもおかしくない。密室殺人事件でも起きても似合いそうだ。まあ客が私だけなので被害者は私、になるはずなのでアホな事を妄想するのはやめた。
オーダーする素振りをしても誰も気づいてくれない。暇そうなホテルのウェイター、ウェイトレス7、8名はすべて若者。大学のサークルのようにいちゃついてる。
客を見てくれ。
ホテルの玄関を開けるとこのような状況。暴風雨の旅が始まった。「今からゴールデンロックを参拝します」。時計は19時頃。
ギョッとするホテルの従業員。
ここから歩いていけるという。だけど、もう限界だった。いろは坂で嫌になった。早く駆け下りたい。だから早くゴールデンロックを見て終わりたい。
一体私は何しに来たんだろうか。
ーータケシ