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いわきFC:惜しい引き分け、6戦無敗!

 J2リーグ第26節、7月15日(土)、対レノファ山口戦をネット観戦。結果は、0-0のスコアレスドロー、勝ち点を28に増やしたが順位は19位(22チーム中)で変わらずだった。好調同志の一戦とあって、強度の高い好試合だったが、いわきとしては、3回あった決定機に決められず、惜しい引き分けとなった。ハーフタイムから出場した岩渕選手による「劇場」も不発に終わった。故郷の小倉に近い山口での開催となった有田選手の活躍に期待がかかった(ご家族も観戦、たぶん)が、その奮闘はゴールという結果はつながらなかった、残念。
 3回の決定機:(1)前半32分、宮本選手が左サイドからゴール前にクロスを上げると、吉澤選手がニアで合わせヘディングシュート。ボールはポストに当たり、跳ね返りを相手CBが辛うじて処理して、オウンゴールを免れた。(2)後半6分、山下選手のコーナーキックをフリーだった遠藤選手が丁寧にヘディングをするも、ワンバウンドしたボールは、クロスバーに当たってピッチ外へ飛んだ。(3)岩渕→谷村(左サイドからゴール右へクロス)→宮本選手が飛び込むもヒットせず。混戦となり、有田選手がヘディングしたボール、勢い余って前に行っていた宮本選手がオフサイド位置で、この時点で得点なし。このシーンをよく見ると、仮に宮本選手が有田選手のヘディングをよけることが出来ていても、好プレーを連発していた相手GKが手を出していたので、はじかれていたことであろう(この寺門というGK、身長がそれほどでなく、しかも若いのに無失点を続けている)。以上のように、いわきが押し込んでいた(特に後半)が、決め切ることができずアウエー勝ち点1で満足せざるをえなかった。
 奮闘ぶりが半端なかった有田選手だが、次世代のフィジカルエリートの一人として紹介されている動画があったので、ぜひご覧あれ。今後の飛躍への期待が高まる内容だ。この動画は、後藤啓介(ジュビロ)、森重陽介(清水)、櫻川ソロモン(岡山)、道端豊(熊本)、ジョップ・セリンサリウ(V・長崎)という若手と並んで紹介されている(9分18秒くらいから)。有田選手は、J3ながらMVPと得点王の実績がすでにあるストライカーなので、チームとともに再び上昇軌道に乗ることを期待する(代表の可能性も言及されている)。動画は、以下のURL:

 次節は、7月22日(土)、アウエーでの大分戦(午後7時KO)。前回は、第8節4月8日(日)のホームで、1-3と敗れた。終盤に近藤選手のゴールで1点を返したものの、J1経験者たちの質の高いプレーを見せつけられての完敗だった。あれから3か月、「男子、3日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」の例え通り、我がいわきFCは、成長した姿を自信を持ったプレーで見せつけてほしい、いや、きっと見せつけることになろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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