哲人 中村天風という存在。
私が30代のころ、管理職なり立てで、心の持ちように悩んでいたころ、知り合いから紹介されたのが中村天風(1968年ご逝去)である。
数多くの著名人が師事していたが、松下幸之助さんや、京セラの稲盛和夫さんなども、その薫陶を受けていたらしい。
天風の本は、いろいろ出版されており、今でも、その言葉には、時代を超えた普遍性がある。
天風会というものも存在し、もう20年も前にしばらく通っていたこともある。最近では、すっかりと忘れていたのだが、最近、天風哲学に改めて触れることになった。
合田周平さんという、6代目理事長をされていた方と先週お会いする機会を得た。もちろん、コロナには細心の注意を払ってのことである。88歳(?)だったか、それでも非常にお元気で、政治のこと、経済のこと、天風との出会いなど、様々なことをおっしゃていただいた。
すべては気の持ちよう。心の在り方次第で人生は変わる。
幻冬舎から出たばかりの著書「中村天風 快楽に生きる」も頂き、久しぶりに、天風の心に触れている。
2020年が終わろうとしている今、この本は来年に向け、積極心をさらに養ってくれたようだ。