Let's #Shyhack !
「消極性デザイン宣言」という本を出版しました。みなさんも一緒に消極性デザイン、してみませんか?
消極性デザイン
= 消極的なままでも無理なく生きていけるように配慮したものごとのデザインのこと。
Shyhack
= 「消極性デザイン」の英語版。「ライフハック」と同じように手軽な工夫も含まれるニュアンスがあるので、日本語でもよく使う。
最近では本の続編として、noteでも読むことができるマガジン Daily Planets にて #消極性デザインが社会を変える という連載を始めました。
それとは別に、消極性デザインに関心のある人どうしが消極的に交流できる場を作ることを目指して気軽な発信もしていきたいと思います。
消極性デザイン、Shyhackは難しい??
ありがたいことに消極性研究会の活動に対して様々な感想や反響に触れる機会が増えています。その中でもハッとさせられたのは「『消極性デザイン宣言』に登場するデザインの例は大掛かりすぎる」という声でした。
消極性研究会のメンバーはみな情報系の人間なのでプログラミングは得意です。少なくとも、積極的に振る舞うことよりは。しかし、プログラミングが必要なら積極的になるよりもよっぽど難しそうだと感じる方も多いでしょう。できればこれを機にプログラミングを始めてみようと感じてもらえるのがうれしいですが、それって結構積極的なのかもしれません。
私たちは一貫して、自分自身の悩みを消極性デザインの視点から見つめなおすことの大切さを訴えてきました。そうすることが「積極的にならなければ」という呪いからの解放につながるからです。
消極性に悩む人たちへの一筋の光となることを願って執筆した本がそのような人たちの心に響かないのは私たちにとって本意ではありません。私たちに感想を伝えてくださる人たちが読者層の中でも積極的な方だとすると、静かに失望を抱えている人はもっといるのかもしれないと心配になってきます。
そんな反省を踏まえ、私たちはもっと身近なshyhackを思いつくたびTwitter上で発信していくことにしました。
(もっと見たいという方はこちらからどうぞ)
プログラミングができなくてもアイデア・工夫次第でshyhackは実践できると考えています。プログラミング以外のスキルが応用できるという可能性も大いにあるはずです。
よいshyhackを思いついた方、実践している方はぜひ #shyhack をつけてnoteやTwitterで紹介してください。優しいデザインに満ち溢れた社会を一緒に目指しましょう。もっと消極的に関わりたいという方はいいねやスキでお好みのshyhackを応援していただけましたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。サポートいただけましたら意欲ある学生を支援するのに使わせていただきます。