『コミュセリアル大阪に参加して感じた事と僕の想い』

令和元年7月13日、大きなイベントが大阪でありました。医療職が集まるコミュニティ、コミュセラ。

そのリアル版第三弾!
その名も『コミュセリアル大阪

『名古屋』『東京』を経て、いよいよ『大阪』の地で開催されました。

僕自身は名古屋に参加し、東京は不参加でしたので、大阪には何としても行きたいと思い、遠征費なんのそので出掛けました。

でも。やっぱり静岡からは遠いなと感じました。

そして、会場に着くまでは安定の迷子。方向音痴さを発揮して、見事に会場と逆方向の道を5分ほど歩いていました。

Googleマップを見ていたにも関わらず…

会場に着いてからは安堵と同時に大勢の方に圧倒され、一瞬ヒャッとしました。
しかし、着席してからは「さあ、いよいよ始まる!」と、ちょっと気持ちも高揚していました。

喜多一馬さん→細川寛将さん→鯨岡栄一郎さんの順でセミナーを行い、その後、コミュセラバトルというプレゼンバトルが繰り広げられるという胸アツな展開でした!


以下、御三方のセミナーを私なりにまとめてみました。

【喜多一馬さん:臨床コミュニケーションの実践力を高める 思いやり・言葉・意欲の在り方】

・思いやり
立場や人によって感じ方が違う。セラピスト(医療職)の視点と患者さん、利用者さん視点の両方を持つ事が大事。
決して、《やってあげてる》という上から目線では無い。

・言葉
患者さんや利用者さんの意欲を引き出す武器になる。肯定的な声掛けだけでなく、否定的な声掛けも時には有用。

・意欲
その人自身の内から湧いてくる気持ちや性格、周囲の環境、医療職からの働きかけがある。
人のことは分からないし状況が変われば方法も変わる為、その場その時に相手のことを考える!

【細川寛将さん:セルフコミュニケーションからひも解く 唯一無二の未来キャリアの築き方】

・コミュニケーションは、送り手の発したメッセージを受け手が正しく受け取り、理解することで成り立つ。

・「コミュニケーションが苦手」という事を徹底的に細分化して(何が、どこが、誰が、どんな時か)苦手なのかを考える。

・相手の求めるものを聴く(傾聴スタンス)。

・コミュニケーションは「時代」「組織/環境」「人」

・3つのSECTORをもつ(Public/Semi-Public/Private)

・ザイオンス効果:単純接触頻度(人気者はキャラ立ちが重なる事で更に強みを増す)

・ほんの少しの「才能」を持つことは難しい→強みに集中して強みを活かす

・伝えたい事は、初めと真ん中と最後に伝えると印象に残りやすい!

【鯨岡栄一郎さん:以来殺到!?"信頼と納得を高める"プレゼン手法】

・プレゼンはエンターテインメントだ!
(非日常を味わいたい/自信がない奴の姿は見たくない/内容よりも、結果としての感情を覚えている)

・瞬間ラポール!
(瞬時に心の中に入り込む/相手の世界観に敬意を示す/講師と受講者の深いつながり/場作り)

・座りっぱなし、立ち尽くしているプレゼンターは飽きられてしまう→LET'S MOVE!!

・参加者が主人公

プレ[前もって]フレーミング[意味付け]

(先に意図、意味付けをくっ付けて断言する→相手に理解されやすく、アクションを起こしてもらえやすい)

・知識の寄せ集め+自分の経験=オリジナルコンテンツ(ストーリーのあるものには惹き付けられる)

・影響力を格段に高める「立ち位置戦略」

(上位:納得感が強い・中位:周りを巻き込みやすく、同等な目線・下位:聴く人が上/自らの立ち位置を変える)

これだけ濃密なイベントは、他には無いと思います。僕はTwitterを通じてこういったイベントの情報を知り得る事が出来ました。
今まで世の中の流れや他のセラピスト、医療職の同行を知ろうとして来なかったのが正直な所です。

自分の事でいっぱいいっぱいになっていた割に自己研鑽もなく日々の業務をこなし、読書や剣道だけが生き甲斐になっていました。

Twitterはふとしたきっかけで始め、セラピストや医療・介護職にフォローしに行く様になったのは、前を見て走り続けている人達が世の中にいる事を知ったからです。自分の中でも様々なスキル不足、職場環境(特に他職種との関わり方)中の自分自身の立ち位置やコミュニケーションへの苦手意識を常々感じていました。

そんな時に巡り会ったのが、コミュセラというコミュニティで、コミュセリアルという実際に会いに行けるチャンスがあることも知り、「行きたい!」「行かなきゃ!」という欲に駆られました。

懇親会にも参加し、様々な方の取り組みを聴く事で自分の中に足りない物を埋めるが如く、ジーッと聴いていました。正直な所、半分も理解出来ていないですし、忘れた所も多いです。きっと喋らない奴と思われていたと思います。
自分の中には無い知識や考えなので、話しようがなく何とか相槌をうつことだけで精一杯でした。
会話というものが成立していたかは甚だ怪しいです。

昔からコミュニケーションに対して苦手意識が強く、学生時代も特別に何もしないままセラピストとして働き始めた今も悩んでいます。

幸い(?)にも高校生の頃からほぼ知識が乏しいまま経験値だけで剣道を子供達に教える立場にいて、否応にも後輩達に何とかわかってもらおうとしてもがいていました。
現在は、指導法の勉強会に参加をしたり、セラピストとしての知識等のおかげで、少し自分の中で「こういう風に教えたい」という形がぼんやりと見えて来ました。
でも、相手は思春期、成長期真っ只中の学生や幼稚園児達です。大人とは全く違います。

『彼らの視点』からみた「納得出来る」「分かりやすい」ってなんだろうか。

そんな事を考えるきっかけをくれたのもコミュセリアルに参加をしてからです。

もっと色々な事を知りたい。
もっと分かりやすく伝えたい。
もっと流暢に話したい。

どうやら僕には、(他者への)「伝え方」「伝わり方」という事が重要みたいです。


亀の様な歩み方ですが、少しずつ前に進んで動きたいと思います。

長文・乱文、失礼致しました。
そして、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

#コミュセリアル大阪
#コミュニケーション
#胸アツセミナー
#自分軸をもつ


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