神戸空港拡張で妄想ちっくな予想
本当はTwitterに連投しようと思ったのですが、テキストでもまとめて書いた方がよいと思い、noteに妄想ちっくな予想を書いて見ます。専門家ではありませんので、できたらいいなベースで受け取ってください。
2022/9/18に開催された関西3空港懇談会で神戸空港を含む関西3空港の在り方・拡張について以下決まりました。神戸空港の部分を抜粋すると
つまりは神戸空港ターミナルの拡張が必須という訳です。
❶西へエプロン拡張
❷東へターミナルビル拡張
神戸空港は開港からほとんど拡張は行っていません。
当初3番~6番ゲートでしたが、後から7番ゲートに搭乗橋を設けています。つまりは搭乗口は5ヶ所しかないのです。朝・夜のラッシュ時は当然混みます。もっと言うと到着口で荷物を受け取るターンテーブルは2ヶ所のみです。おそらくはここが一番のネック。
そういうこともあってターミナルビルを拡張する。となると、どこを拡張するのか。予想は東に拡張して1番・2番ゲートを搭乗橋も含めたフルスペックで作るです。フルスペックの意味は、建屋をきちんと作るということです。現在も1番・2番スポットは停留させるために使用していますが、工事に伴い使用できなくなるため、先に、西にエプロン拡張も必要ですね。そして出入国・税関・検疫施設。そしてターンテーブルなどを作り、1番・2番は国内線・国際線で使えるようにする。ここまでを2025年までの早期に作る必要があります。この段階で80便 ➡120便に国内線+チャーター便で使用できます。
❸西へターミナルビル拡張
次に、1番・2番スポット供用後、7番スポットを休止して西にターミナルを拡張して、7番・8番スポットを作る。もちろんターンテーブルも増設。
これでターミナルとして必要な拡張はできました。150便ぐらい処理できるかもしれません
番外編:2027年3月問題
実は2027年問題があり、それに対応しないといけません。
簡単に言うと、滑走路のオーバーラン対策として2027年3月末までに、滑走路を50m伸ばす。伸ばせない場合は50m短くする。これから国際線を考える上では50m短くは考えにくいので、おそらく50m伸ばすでしょう。
ここまでは空港機能の拡張でした。ここからは乗降客・利用客が増えた場合の交通機関について考えます。ここからが一番妄想しがいのある部分です。当然何の根拠もないですが。
神戸市で考えられていたことを上げると
● 神戸空港連絡橋の片側1車線 ➡2車線化(工事中)
● 生田川右岸線の片側2車線 ➡3車線化(工事中)
● ポートライナーの6両→8両化(検討で終了)
● 神戸空港島西緑地前にポートライナーの新車庫建設(用地は一時確保)
つまり、連絡アクセス道路をよくすることから着手しています。が車やバスでの処理能力には限界があります。ポートライナーの多客化対応もホーム増築があり時間はかかりますが、それでも処理能力には限りがあります。という訳で妄想タイムです。
① 道路アクセスを改善する(一部着手済み)
・神戸空港連絡橋の片側1車線 ➡2車線化
・生田川右岸線の片側2車線 ➡3車線化
・新神戸トンネルと港島トンネルを直結(ミッシング部分:約1km)
② ポートライナーのアクセスを改善する
・神戸空港駅から西へ延伸。西緑地前にポートライナーの新車庫建設
(まず神戸空港駅から西に引き上げ線を作る:乗降のスムーズ化)
・JR三ノ宮駅建て替え中のターミナルビルに入居する形でホームを延伸
➡ ひとまずこれで直通8両運転はできる(はず)。途中駅も8両化して
③ 地下鉄海岸線を神戸空港まで延伸する
・三宮花時計前駅から東へ。生田川付近で南進すれば、その先は神戸空港
(HAT神戸付近で南進した方がより多くの利用客を望め、よいかも)
・途中駅は北ふ頭と南公園(IKEA前)には設置
➡ ポートライナーの開業時からの環状運転の廃止ができる。中公園駅は退避施設に使えるのでは!?
本当は阪急やJRが乗り入れるのがよいと思いますが、乗り入れてしまうと、観光客は大阪に行くための手段でしか神戸空港を使わなくなってしまうでしょうね。一方、地下鉄西神・山手線は新神戸から無理やり生田川に沿って南進させることもできますが(何でも本気でやればできるよですが)結構難工事です。何よりも阪急神戸線との直通運転は厳しくなります。
新神戸駅とのアクセス問題が取りだたされる神戸空港ですが、仮にJR三ノ宮駅の新ターミナルビルの家賃を払い入居し、そのフロアに駅を設けると、新神戸までの延伸はきっとできます。この際8両とかこだわらずに10両ぐらい延伸できる余地は持っていて欲しいですね。
今は開港に次ぐ積極投資すべき時だと思うので、神戸市の思い切った計画。投資に期待します。
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