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第44号『3つの仮想回転軸を感じよう!(Z軸編)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~』

2016年7月27日配信(発行部数 480部)

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【たけしくんコメント】を書きます。

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◆ メルマガ版 「車の修理屋たけしくん」 ◆

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こんにちは。

車の修理屋たけしくんです。

運転者に必要なインフォメーションが感じにくくなってきた現代の自動車。ブレーキもハンドルもアクセルも全ての操作が漫然となりがちですね。

市街地で出来るブレーキングやハンドリングの練習など、今までお伝えした内容をすでに実践されているあなたは、痛感されていることと思います。

そして、市街地では分かりにくい運転技術の巧拙は、山坂道で際立ちます。

いろいろな曲がり具合のカーブの連鎖に、勾配も上り下りと様々。

基本をしっかり反復して、カーブの連鎖を華麗に駆け抜けましょう!

市街地ですぐに始められる安全運転術について第35号から具体的にお伝えしています。

そして、今回は第44号

『3つの仮想回転軸を感じよう!(Z軸編)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~』

です。

走行中の自動車は、3つの仮想回転軸を中心に揺動しています。

これらの動きは市街地走行でも十分感じ取れるものです。

正しいドライビングポジションで敏感になった体各部から情報を感じ取りましょう。

1つ目は前後方向のX軸。
2つ目は左右方向のY軸。
そして3つ目は上下方向のZ軸です。

今回は最後のZ軸です。

Z軸を中心にした揺動は「ヨー」または「ヨーイング」と呼ばれ、自動車の挙動で一番運転者に依存する動きだと思います。

ヨーイングが分かりやすいのはもちろんカーブを通過するときです。

ヨーイングを派手なドリフトと勘違いされる場合がありますが、4輪がグリップを失うことなくカーブを曲がるときでも車はZ軸に対して回転しています。

ヨーイングは適度がとても分かりにくいものですが、僕の隣に乗った方の感想は、決まって

「車ってこんな動きするんですね…」

なんです。

ほとんどのドライバーは、カーブに対してヨーイングが不足しています。

車の先端が外に向きがちで、カーブが曲がりきれないと感じてハンドルを切り足します。

これは同乗者にはとても不安です。

適度なヨーイングの自動車のフロントガラスには、カーブの出口が早く現れますので、少し車のリアが滑っているように感じるのかもしれません。

それが、前述の感想の所以でしょう。

正しいタイヤ、正しい足回り、正しいドライビングポジションを得ると、ロール、ピッチ、ヨー、すべてを腰で感じ取ることができます。

ヨーイングを感じ取れるまでは少し走り込みが必要かもしれませんが、仮想3軸を意識し、どんな山坂道も華麗に駆け抜けましょう。

そして、まずは体感いただくのが近道ですから、同乗体験も是非ご相談ください。

《第44号「3つの仮想回転軸を感じよう!(Z軸編)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~」おわり》

それでは、次号をお楽しみに。最後までお読み頂きありがとうございました。


◆たけしくんコメント◆

第31号から14回に分けてお届けしてきたドラテクのメルマガは第44号で最後です。

振り返ると、メルマガのかなりな割合でドラテクをお伝えしてたんですよね(笑)

第一に、僕がクルマの運転がむちゃくちゃ好きということがありますが、正しい運転技術は、

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