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第42号『ワンポイントレッスンと同乗体験(その2)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~』

2014年9月17日配信(発行部数 385部)

有料エリアには2024年時点の
【たけしくんコメント】を書きます。

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◆ メルマガ版 「車の修理屋たけしくん」 ◆

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こんにちは。

「車の修理屋たけしくん」です。

運転者に必要なインフォメーションが感じにくくなってきた現代の自動車。ブレーキもハンドルもアクセルも全ての操作が漫然となりがちですね。

市街地で出来るブレーキングやハンドリングの練習など、今までお伝えした内容をすでに実践されているあなたは、痛感されていることと思います。

そして、市街地では分かりにくい運転技術の巧拙は、山坂道で際立ちます。

いろいろな曲がり具合のカーブの連鎖に、勾配も上り下りと様々。

基本をしっかり反復して、カーブの連鎖を華麗に駆け抜けましょう!

市街地ですぐに始められる安全運転術について第35号から具体的にお伝えしています。

今回は第42号

『ワンポイントレッスンと同乗体験(その2)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~』

です。

Web上などで知識としてはわかっていても、体感として認識することは随分違うものです。

ご興味のある方に僕の助手席にお乗りいただき、自動車の持つ走行性能と安全に関してリアルな体験としていろいろ感じていただくのが同乗体験の一番の目的です。

そして、いろいろな安全にかかわる運転技術の中で、すぐに実践いただけるワンポイントをお伝えしております。

先日同乗体験をされたお客さまのご感想を紹介いたします。

使用した車はいつものヴィッツBグレード。今回もご提供に感謝申し上げます。

ワンポイントとして「ブレーキングとタイヤの性能」を体感いただきました。

こんばんは。

遅くなってしまいました。
先日の感想をお送りします。

・ブレーキングで前輪に荷重をかける
・カーブをアクセルで曲がる

こういった、理論では知ってるものの、

どこまで負荷をかけて良いのかわからないことのお手本を見せて頂いたことはとても貴重な機会でした。あ、ここまでは大丈夫なのかな。という一つの基準をもつことができました。

同乗体験の後、忘れないうちにと同じ道を自分の車で走ってみました。そのとき感じた違いも踏まえて感想を書きたいと思います。

・タイヤのグリップ力が高い・低いということの実体験

私の車は185/60/R15で車重もヴィッツと比べ200kgほど重いです。同じくらいの速度でカーブを曲がったときに、グリップを維持できる速度の違い、などを通してタイヤの性能が違うということの意味を知りました。また、ヴィッツはまさにお手本としてふさわしい車だったなと思いました。

・ライン取りの重要性

ブレーキング〜ハンドリングと操作していく前提条件として、走行ラインはとても重要だと感じました。特に、曲がり始めるときに車両がどの位置にあるかということです。

まあ考えてみれば当たり前のことですが、お手本を見せて頂いたあとに自分で走ってみることで実体験を踏まえて理論の再確認ができたかなと思います。

たけしさんのメールマガジンを購読しておけばよかったです。お手すきのときにバックナンバーを送って頂けるとうれしいです。

また車両については、事前にブログにて読んでおりましたが、80タイヤ(155/80R/13)とモンローリフレックスの乗り心地は想像以上でした。

まさに「やわらかく、かつ芯のしっかりした」と形容できるもので、私の理想とする乗り心地でした。

もし今の車が突然廃車になったら、1000ccのヴィッツMTを探して足回りのチューニングをお願いするかもしれません。

一つ後悔したのが、たけしさんの運転に圧倒されてしまいナルディのステアリングの握り心地を試させてもらうのを忘れてしまったことです。

非常に濃密な、また楽しい時間をありがとうございました。チャンスがあればまた次回もお願いしたいと思っております


同乗体験された直後にご自身のお車でいろいろ検証されているところがすごいと思います。

サーキットや広場などで、タイヤの限界を超える体験をする機会を設けるイベントがありますが、そのような場所では、どんな荒っぽい操作をしても安全が十分確保されているので結局何もわからず、非日常な車の動きを体感しただけになってしまいがちです。

一般の自動車は危険な要素がたくさんある公道で走行します。

安全など幾分も確保できていないでしょう。

このような安全マージンのほとんどない場所で、ご自身の車の性能や基本的な運転技術を知っているのと知らないのとでは、事故が起こる起こらないの明暗を分けるかもしれないのです。

毎日ハンドルを握るあなたは、毎日が練習です。

安全の確保は、延々と続く地道な基本操作の積み重ねしかないのです。

《第42号「ワンポイントレッスンと同乗体験(その2)~あなたが知らない安全快適な一般道走行の必須条件とは?~」おわり》

それでは、次号をお楽しみに。最後までお読み頂きありがとうございました。


◆たけしくんコメント◆

ドラテクをブログやメルマガで紹介していた2014年は、同乗体験と称して夜な夜なお客様のクルマで山坂道ドライブに出かけていたそんな年でした。

僕は概ね楽しんでいたんですが(笑)いろいろ書いてはみたものの、伝え方に問題はなかったか、お伝えしている運転操作をしているか、追加でお伝えすることがないか、などを検証する目的がありました。

僕にとっては当たり前すぎて、同乗体験された方からの感想で気づくこともありました。

例えば、

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