思い出はあるが振り返らず
先日、夕方に用事が済んだので軽く近所で食事をと散策した時のこと。
特段用事もなかったのだけれど、妻のリクエストで久しぶりに旧DiVinoの前を通った。
元大家さんからは私達が退去後すぐにビルも解体すると伺っていたので、一応気にはなっていたものの、遠目には解体された様子もなく。
前を通って初めて解体の案内に気が付いた。
妻はずいぶんと大げさに驚いていて、
私よりうんと寂しそうにするので戸惑った。
私自身はというとそうでもなく。
創業の地に思い入れがあるのは当然だけれど、今進めている事、これから起きる出来事の方に気持ちが向いているので寂しくもなく。
ややドライな気はするけれど。
それより先を見据えて。新しい時代を楽しみにしている。